行ってきました

秋山さんの、美味しいごはんは、元気の源です。

コメント(4)

2009.11.25

京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~  18:30~
水・休み

えらい風邪をひいてしまいました。
超、不調。
京都入りする前、このことをブログに書いたので、京都の皆んなが心配してくれました。
「美味しいもの食べて、元気になってくださいね。」と。
こちらの美味しいお料理をいただけば、元気になれるかなぁ?
そんな期待を持ちつつ、伺いました。

もう帰るころには、すっかり元気になっていましたよ。




▲季節はどんどん変わっています。もうすっかり秋です。うかがったのは、先週ですが、紅葉かなり進んで、いました。
 


▲今いち不調の為、「お酒はやめておこう。」と心では決めてきたはずなのですが・・・。お料理を見たら、決心が揺らぎ・・・、ほんのちょっと。風邪薬、昼の分はちゃんと飲まないで来ました。初めから飲む気なわけじゃありませでしたが、なんとなく ね。出してくださったのは、辰泉の「京の華」です。調子悪くっても、美味しいお酒です。
 


▲「温まってください。」秋山さんが、そう言いながら出してくださいました。綺麗なグリーンは、菊菜のスープです。中に入っている細かい粒々は、玉ねぎと大あさりです。上には、炭火焼きされた美山の大きな椎茸・焼いた自然薯・畑しめじ・うにです。青葱と柚子の香りでいただきます。



▲お椀です。柚子の香りでいただきます。明石のハリイカのさつまあげ。そして焼いた美山の牛蒡と朝採りのかぶです。ずいき・ひらたけ。
 


▲お造りです。葉っぱの器には、お肉。。魚は、つばすと、湯引きした明石鯛。
 


▲こちらは、鹿。一昨日取れた、大原の鹿をたたき風にしたものです。合わせているのは、林檎。おろしとりんご酢、ダブルで。



▲途中で、炭火で焼いた穴子を、秋山さんが、おはしでほぃ、とお皿に載せてくださいます。。皮がパリっと、実に香ばしいこと。
 


▲いよいよシーズンです。津居山の蟹、登場。タグが青いのが、津居山産です。
 


▲こちらの名物、黒米のおかゆは、いついただいても、ほっこり。これからは、益々美味しく感じるのでしょうね。この日の具は、生麩と長芋。そして、上には、美山のヤーコンです。シャリシャリ感を味わいます。



▲こちらがそれです。
 


▲いつも楽しそうにお仕事されている秋山さん。この笑顔。いぃなぁ。
 


▲秋らしい、盛り籠。中には、いろ~んな物が、盛られています。



▲陶器の家は、屋根をはずすと、和えものが。いかなご醤油でさっと焼いたハリイカとオータムポエム。
 


▲柿の中には、なますです。岡山の叔母様の所で採れた柿。それに人参・大根・蓮根・ハヤトウリ。
 


▲蟹には、おろし生姜が載っています。生姜酢でいただきます。



▲本当に美味しかった。かにみそのあんです。かにと内子と外子、両方使われています。だしには、海老も使われています。なんでも雄の蟹味噌は使わないそうです。この味には、ならないのだそうです。
おっろー~り。
 


▲籠の隅っこに載っていたのは、「むべ」という果物だったんです。私、初めて見ました。「食べてみます?」の一言に「はぃ!」と即答。
 


▲切ると、こんな風になっています。どうやって食するかというと、ほぼあけびとおなじです。種ごとすくって口の中に。種だけ、出します。食べた感じも、似てますね、あけびと。



▲このカウンター以外には、まったく厨房のないこちら。だから、全ての作業はここで行われるのです。この日も急にけむけむになったと思ったら・・・。秋山さんが、しゃがんで何やらやっています。藁で鯖を焼いていました。藁って、ホントにいい香りです。
 


▲阿吽の呼吸で、皆がテキパキ。無駄がありません。
 


▲まっ赤な鷹が峰とうがらしの中には、何やら詰め物です。大根の葉っぱを、へしこのぬかで炒めたもだそうです。それを、炭火で焙っています。



▲今年、第1号だという、大原の猪肉です。15日に解禁になったばかりなんです。いい感じで脂がのっています。
 


▲焼きたての猪肉は、白味噌と混ぜた菊芋のピュレとタスマニアマスタードでいただきます。上の辛子水菜も一緒にね。
 


▲お鍋の中には、なめこと豆腐。



▲そして、茹でたすぐきとサワラです。明石揚がりのサワラは、おだしの中で、40~50秒シャブシャブ。かぼす+塩か、ちり酢でいただきます。
 


▲とっても楽しみなごはん。大西さんは、名人です。蓋を開けると、閉じ込められていた湯気が一気に。秋山さんが、歪んで見えますよ。ごはんのいい匂いが、広がります。
 


▲日本人でよかったぁ。美味しすぎのこちらのごはん。岐阜の「初霜」というお米を、お店で精米し、湧水を使い、おくどさんで炊く。これ以上の組み合わせは、ないでしょうね。炊き方も、上手だし。



▲当然おこげもいただきます。お酒、控えたので、量もしっかり、いただいちゃいました。
 


▲更には、卵もいっちゃいました。完全に食べ過ぎです。「もとも子もないっすね」と、秋山さん。笑われました。せっかくお酒も控えて、痩せるチャンス?だったのに。このごはんが、美味しすぎるから、いけないんです。飲まない分、その反動は、ごはんに行ってしまったのです。あららぁ・・・。
 


▲「こんな蕪。」と、出てきたのがこちら。ここに来ると、色々見たことない野菜と出会えます。まだ使ってはいなのそうなんですが、こんな大根みたいな蕪。「暮坪蕪」(くれつぼ)というそうです。端っ子を、秋山さんが一切れ、スライスしてくださいました。試食させられる?



▲その後これをおろしてみました。そしてしらす和えに。辛味大根のようなテイストです。スライスだとさほど感じなかった辛味が、全面に出てきます。ほんと、辛味大根みたいです。
 


▲果物は、盛り合わせです。美山のフェイジュア・柿・皮ごといただけるマスカット。
 


▲囲炉裏のお部屋に移り、お菓子をいただきます。波照間島の黒糖を使った栗の葛餅。いつもそうですが、こちらでいただくお菓子は、きらびやかな物ではなく、あくまでも素朴な感じです。それがここの雰囲気にぴったりです。最後は、秋山さんが立ててくださったお茶をいただきます。

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コメント

  1. Ryo

    う〜〜ん、相変わらず美味しそう。
    冬が感じられるお料理になってきましたね。^^
     
    さなえさんの体調も回復されたようで何よりです。
    美味しいもの食べたい意欲がまさったんですかね。^^
    体調にはお気をつけ下さいませ。m(_”_)m

  2. haru

    何度も写真を見ちゃいました。
    蟹・鹿・猪・・・・美味しそう (‐0‐)
    それにも増してお野菜の豪華なこと!
    いいなあ~去りゆく秋と訪れる冬のビミョーなバランス
    いいなあ~さすが秋山さんだあ!
    さなえさん、これで体調復活しましたね。
    これだけ完食できればもう太鼓判ですね☆☆
    12月に向けてスタンバってますね?(笑)

  3. さなえ

    Ryoさん
    この日は秋山さんのおかげで、確かに元気になりました。
    こんな美味しいもの、いただいたんですもの。
    この後2日間は、良くなりつつあったんですが・・・。
    実は今もまだ、風邪ひきです。

  4. さなえ

    haruさん
    ここでしかいただけない独自なお料理。
    こんなにふんだんに、美味しい野菜をいただけるお店って、そうはありません。
    そして冬が近づけば、この日のように、鹿や猪!
    行くのが毎回、とても楽しみなお店です。

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