行ってきました

笑顔と笑い声が溢れているお店です。

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2007.11.09

京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~  18:30~
水・休み

今日もお客様は皆、にっこにこです。 
美味しいお料理と、温かいもてなし。 
今回一緒の、人生の先輩である友人とは、祇園の色々なお店に行きましたが、「ここが一番好き!」と言われました。 
お店の? 
秋山さんの? 
すっかり虜になっていました。




▲先日「祇園さ々木」の佐々木さんも言っていましたが、本当にいいようです、今の淡路の鱧は。秋山さんでも、シャッシャッシャ!聞くことが出来ました。この音が何か好きなんです。これで本当に聞き納めでしょうか?本来、名残は10月には終わりたいが、「あまりにも美味しいので。」と。
 


▲鱧が焙られています。「香りはご馳走!」―つくづくそう思います。先付けで登場です。焼いた松茸と菊菜のさっと炊いたものと共に。上には、おろした林檎です。その爽やかな甘みと、レモンを補ってはありますが、その酸味。醤油ととてもよく合って、いい加減です。大根でない処が味噌ですね。
お酒は「墨廼江 特別純米酒」を選んでいただきました。
 


▲お椀です。明石鯛・卵豆腐・畑しめじ・カリフラワー・ほうれん草の軸・紅葉型に抜いた人参。具沢山で実に綺麗です。何々、カリフラワー?ホント、毎回楽しいです。



▲お造りはつばす・太刀魚・はりいかの3種類です。「今日の太刀魚は、一番いい!」と秋山さん。ご自分で、「明日もそう言うのかなぁ?な~んて。」冗談でなく、本当にいいのが、いただけばわかります。皮面を炭火で焙ってあります。一般的に太刀魚は、夏の魚となっています。ところが明石では、秋の魚なのだそうです。よく脂が乗って、4日寝かしたそうです。いかは、耳・足など、異なった部位は、歯ざわりがそれぞれで、楽しめます。かぼすを搾っていただきます。げそ好きな私は、やはり足が好きでしょうか。添えられている薬味は、大葉・生姜・貝割れ・水菜の漬物です。いいですよっ
 


▲ここの名物「黒米のおかゆ」です。中に入っている具が、毎回少しづつ変わります。さいの目になって、シャキシャキするのは、長芋?と思いきや「宇宙芋」だとか。何~に、それ。美山の地上に出来るむかごの仲間だそうです。見せていただきましたが、真っ黒な宇宙船みたいでした。このお料理、毎回いただきますが、安心する一品です。 
ここでお酒姫路の「奥播磨 純米吟醸」に。かなりしっかりしたものです。
 


▲やってきました、蟹の季節が。解禁になったばかりです。器には美山の美味しい椎茸ととろとろ菜の胡麻味噌和え。中に入っている赤い物は?ハラペイニョの酢漬けです。色も味もアクセントです。平たい器には、さわらのすきみと尾の身で作ったなめろうです。下に敷かれた鮮やかな緑色のソース。葱ソースです。美山のルッコラも入っています。蟹◎ですよ。とてもいい味です。伺うと、茹で汁が美味しいと、そこそこの蟹でさえも、美味しく茹で上がるのだそうです。



▲これ絶品です!!!大~い好きです。林檎ジュースで炊いた爽やかな無花果。炭火焼きの鹿肉は背の部分です。はやと瓜。これらに山椒醤油がかかっています。お酒がいけていけて、たまりません。秋山さんの食材の使い方を見ていると、いつも感心するばかりです。林檎もおろして、そしてジュースでと。一切無駄にしていません。魚もしかり。それも、一工夫・一ひねりで。学ぶことが多々です。
 


▲鷹が峰唐辛子、こんなに真っ赤になりました。実に鮮やかです。生のように炊いて、表面だけを焙った帆立貝・炊いた小蕪・水菜。汁の中には、おろした蕪が入っています。
お酒は会津若松の「辰泉 山廃仕込 純米瓶囲い」をいただきます。最後は、しっかりした物で。
 


▲ご飯が炊き上がりました。カウンターの上に置かれ、しばし蒸らし時間です。
先ほど生でいただいたいかは、もう一品、塩辛にもなっていました。はりいかは、肝がとてもいいそうで、どちらかと言えば、こちらを作りたくて買ったくらいだそうです。これをいただきながら、待ちます。ここのごはんの美味しさは、今更紹介せずとも、知れ渡っています。これを鰆のお鍋と共にいただきます。今日はしゃぶしゃぶではなく、もう少し時間をかけて、入れたのを忘れた頃が○だそうです。白菜・つみれ・こんにゃく・も入っています。ちり酢・塩・酢橘など、お好みで。
出された漬物や胡桃味噌が、ご飯にぴったり合います。
フルーツは、樋口さんの処の柿と、秋山さんが摘んできた冬いちごです。そして、別室に移り、栗の茶巾と、秋山さんの立ててくださったお茶をいただきます。

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