「祇園おかだ」さんで、からすみ作りの話しをうかがいました。
2007.11.08
京都市東山祇園町南側570-6
TEL:075-551-3200
日曜・休み
食事を終え、足が向いてしまうのは、やはりここのお店です。
つくづく大食いかと!!!
2品ほどいただきました。
色々話しをしているうちに、岡田さんが出してきたのは、干し途中のからすみです。
▲これからの季節、多くのお店のお品書きには「からすみ」の文字です。おかださんでも、お店用に、おせち用にと、ただ今、製作中です。 からすみは、一般的には、ボラの卵を使って作ります。先ずは、強塩(ごうじお)をします。4~5日おいておくと、水分が抜けて、かちかちになります。それを焼酎と水を合わせた物に浸けて、じんわり戻します。写真がこの状態です。ふにゃふにゃになります。 |
▲ふにゃふにゃになった物を、今度は、平らに成型していきます。 |
▲形が整ったら、今度は干しです。板の上に平らに並べて10日間。水を抜いて、乾かしていきます。更にはこんな風に、お店に上では、網に入れられ、干されているんです。 |
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▲比べて見てください。干す前と、干した物。色が全く異っています。 からすみは、ボラの卵を使って作ります。これが一般的ですが、珍しい物では、四国の鰆を使った物があると、以前新聞で見たことがあります。 ボラの卵は、数の子同様、これ自体単体で売られています。鰆が一般的にならない理由の一つには、卵だけで買えないから、もあるようです。まだ食べたことがないので、何とも言えないのですが。 |
▲で、一切れ切ってくださいました。ねっちょりしていて、美味しい!市販品は、妙に塩辛かったり、固かったり。お店の物をいただいてしまったら、あまり食べたい、と思わないかも。 |
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2008.09.16
2009.08.11