今の鱧、実はめちゃめちゃ美味しいんです。
2007.11.08
京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000
もう11月だというのに、まだまだ暖かい日中です。
今日も又、コート無しでいかれるくらいの気候です。
さすがに日が落ちれば、秋であることを充分に感じることは出来ますが。
そんな訳で、紅葉の身頃にはまだ少しの時間がかかるように思われます。
▲鱧の骨切りの音も、今年はこれでもう、聞き収めでしょうか?シャシャシャッと、リズミカルな音が、佐々木さんの包丁から生まれます。いつ聞いても、ここちいい音です。 今日のは、淡路産です。鱧というと、夏のイメージが強いですが、実は今、瀬戸内物がとっても美味しいのだそうです。 |
▲水温が下がり、鱧の皮はどうしても厚くなっています。ですので、しっかり焙るのが美味しくいただくこつです。先附けは、このしっかり焙った鱧と、丹波の松茸の組み合わせです。双方ともに、実に香ばしくて甘い!驚かされます。酢橘の酸味でいただきます。「旨い物は、基本的には甘い。」そう佐々木さんは言うのです。 |
▲「田舎臭い料理です。」と出されました。この店ならではの一品。「わら川」を遡上してきた天然の鮎です。子を持って、丸々と太っています。これをまる2日かかって炊いています。「一口で、皮も身も卵も、全部一緒に食べて」と。一緒に盛られているのは、えび芋の下に出来るまご芋です。甘辛くねっとり 炊けています。 |
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▲蓋を返せば、秋たけなわの渡月橋が現われます。まだまだこんな景色には、ほど遠く。見頃は、来週に入ってからでしょうか。 白味噌仕立てのお椀です。ほぐしたひしがに(わたりがに)の身入りのホンワリしんじょ。芽ねぎがとてもいい香りです。蟹のうちこを擂り流しにしてありますので、コクがあります。お決まりの芥子載せ。 |
▲お造りは、戻り鰹・鰆のハラス・白子。そしていつもの、とろにぎりです。今日は鰹・鰆の両方ともに、すばらしいとか。どれどれぇ、と。脂の載った戻り鰹は、焙ってしまうと脂だらけになってしまいます。そこで、ここのお店では、お湯をかけているそうです。生姜醤油でいただきます。ハラスは、藁焼きにしています。脂が強いので、山葵を上にちょっと載せて、酢橘汁でさっぱりといただきます。白子は、ポン酢醤油がかかっていますので、そのままいただきます。お寿司は、いちも通り、づけも出されます。 |
▲そして焼き物は、前回同様、秋田の笹カレイです。これ、お気に入りです。骨せんべいも又いいんです。 次いで出されたこの一品。これも又お酒が進んでしまいます。「どれだけ飲ませればいいんだぁ~!」。どんどんお酒が・・・。お酒のみで2時間半炊いた鮑は、醤油をうって、更に3時間弱。ものすご~く柔らかくなっています。焼いた物とは、又違う美味しさです。裏ごしして、隠し味を加えた肝ソースがかかっています。そして、軽くてんぷらになった干しこの子。焙っていただく事が多いですが、今回のは、てんぷらになっています。小さな器には、とんぶりと長芋です。 |
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▲甘鯛とかぶらの土瓶蒸しです。40分蒸し続けてあります。 |
▲今回もご飯は2種類です。いつも超人気のいくらの醤油漬けが敷きつめられたご飯。本当に綺麗です。勿論味の方もお墨付きです。 |
▲そしてもう一つの、きの子のご飯です。ひらたけ・まいたけ・しめじ・松茸・白舞茸など7種類も入っています。それぞれから、色々なだしが出て、とてもいいです。 そして、最後も大・大満足の栗のブリュレといつものフルーツです。このブリュレが好きなので、この季節になるといつも、「いつかな?いつかなぁ~」と心待ちにしています。 |
2013.03.10
2008.02.23
さなえさま
はじめまして。ずーっとずーっと前から拝見しており
ファンで京都旅の参考にさせていただいておりました。
関西に住んでいながら、京都は近くてなんだか遠い感じが
しましたが、さなえ先生の駅近にあって美味しいお店を
参考に娘と楽しんでおります。
これからも応援しておりますので、どうぞよろしくお願い
いたします。
mint2さん
「コメントする」が不具合で、本当にごめんなさい。
エラー表示がでるもので、皆様何度もクリックしてくださって・・・。
でも大丈夫です、一度で。
時間はかかりますが、ちゃんと入っています。
これからも、是非コメントいただけたら、嬉しいです。
9月13日の分にコメントさせていただきましたものです。
先日京都に来られたということで、次回の京都はまだ先と思っていたところ、月曜から来られるということでご案内をちょっと。
私の個展が来週火曜日から京都河原町四条の画廊にて始まります。日本画系の現代美術というかなんというか、花を大きく描いています。
「さ々木」にも案内状を置いてもらっていたのですが、お眼に留まりましたでしょうか。
よろしければ写真つきの案内メールをお送りすることが出来ます。
お暇がありましたらどうぞよろしくお願いします。
junjunさん
ぜひお送りください。
「さ々木」さんのは、気づきませんでした。
アドレスは、料理教室のページにございます。
今回は、一日のみの滞在ですが、ちょうど火曜日、祇園にまいります。
時間が合えば、見させていただきます。