行ってきました

あと2回です。

コメント(4)

2006.07.14

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

新店のオープン日が、決まりました。 
ですので、ここでの営業は、9月3日までです。
4日から暫く休業し、オープンの準備に入ります。

ピザ窯を作って、それで色々な物を焼きたいなど、斬新なアイデアも数々です。 
雰囲気もおそらく今とは、かなり違うようになるか、と。
どんなお店になるのでしょうか、楽しみです。

今日を含めてあと2回です、ここへ来るのも。 
前のカウンター5席のお店からここへ。
そして、又新たなお店に。
ずっと見てきましたから、感慨深いものがあります。

現状に満足をせず、常に向上心を持ち、突っ走る佐々木さん。
見ていて、ホントに気持ちがいいです。




▲「飲み物は何に?」の問いに、「とりあえずビール」、がいつもの事です。ですが、今日に限っては何も聞かれません。「???」、と思っていましたら、全員にシャンパンが出されました。
祗園祭りは、別名鱧祭り、とも言われています。という事で、焼霜作りの鱧から、今日は始まりです。これにシャンパンが意外に合うんで、と出されたのです。蓮の葉の上に載っているのは、鱧と新蓮根の甘酢漬け・茗荷です。柔らかい酢橘の酸味が胃を適度に刺激してくれます。さぁ、今日も食べるぞ~。蓮の葉に振りかけた昆布だしが、あたかも露のようにキラキラ光っています。
 


▲インパクトのある一品の後は、少し落ち着いて。蛸と小芋の炊いた物です。お箸で持ち上げると、蛸はぐにゅぐにゅです。それもそのはず。聞けば7秒炊いて、3日そのまま置いておいたんだそうです。ですので、ほとんど生に近い状態です。それでもしっかり味は含んでいます。ゼリーがかかって、焼いた伏見唐辛子が上に載っています。
 


▲欅の新しいお椀です。蓋を返せば、祗園祭りの山鉾が現れます。見事な細工、長刀鉾でしょうか。今の時季、街には鉾が立ち並び、京都ならではの光景が楽しめます。
今日のお椀は、炊いた焼茄子・厚切りの鮑・白ずいき。上には、つる菜です。いつものことながら、いいお味です。



▲お向こうは、日本一であろう、舞鶴のトリガイ・大分のアマテカレイ・そしてトロのお寿司です。トリガイは、おろしたチベットの岩塩をパラパラとかけ、酢橘をキュ、っと絞っていただきます。身厚であま~い、大好きです。カレイは、肝がとても大きかったそうで、肝ポン酢になりました。これをた~っぷりつけていただきます。これ又、すばらしい美味しさです。お寿司が美味しいのは、言うまでもありません。面白いのは、いつ食べるか、です。お隣り同士、なんとはなく、探りあい?食べたいけれど、自分だけなくなるって、皆寂しいんですね。
 


▲続いては、ヅケのお寿司が出されます。勝浦の定置網にかかったマグロです。細かい脂が入ったこれは、醤油と酒にさっと漬けてにぎられます。そして次は、北海道で揚がった、初秋刀魚のお寿司です。2日前に初せりになったばかりです。秋物に、脂は負けるけれど、値段は負けません。というか、秋刀魚の価格ではないそうです。1匹なんと、1800円!!!これを惜し気もなくだしてもらえます。佐々木さんが、バーナーで焙っています。醤油を刷毛でさっと塗り、生姜を載せて、すだちを絞って出されます。
 


▲貴重な天然物の鮎です。さっき、届いたばかりです。これを1時間10分かけて、じっくり焼き上げます。ですから頭からバリバリいただけます。塩だけの味で十分です。その方が魚そのものの美味しさ、絶対わかりますから。どこで食べても、何もつけない派、の私です。



▲兵庫の津居山のウニです。佐々木さんは、ここのが日本一だと言います。7月10日に解禁になり、25日には終わりです。採れる量も少なく、市場に出回る事もない為、知る人も少ないそうです。お店では、蟹をここから送ってもらっているので、知ったそうです。どちらかと言えば、ねっとりではなく、さっぱりしたウニでしょうか。下には長芋、上にはおくらとゼリーがかかっています。が、ごめんなさい。私は、単品ウニでいきたいです。別々にいただきました。
 


▲蒸した卵の上には、豪華にフカヒレが載せてあります。一度すっぽんのスープで炊いて、焼いたフカヒレです。こうすることで、パリッと感も出て、又いいですね。加茂茄子も載っています。生姜がいい香りです。
 


▲ご飯は、鱧ご飯です。祗園祭りなので、最後も鱧で締めくくります。「もう、予算オーバーです。」と笑いながら、佐々木さん。土鍋で牛蒡が入ったご飯を炊きあげます。この上につけ焼きにした鱧を載せて蒸らします。さらに温泉卵を割ったご飯です。
最後は、果物色々にシャンパンゼリーがかかったデザートで、さっぱりと終わりです。

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コメント

  1. 渡辺

    ささ木で一緒に同席させていただいた名古屋から来た男性二人組みです。初めて来た私の友人も、ささ木さんのお料理に感動し、余韻を新幹線の中で語り合いました?!
    吉田様のお陰で大変楽しくお食事をさせていただきました。
    これからも、何卒よろしくお願いします。

  2. さなえ

    こちらこそ、楽しい時間をご一緒できて、嬉しく思っております。
    人の出会いって、不思議なものですね。
    お姉様とも、又お話したいな、と思います。
    お友達にも宜しくお伝えください。
    次回、お目にかかれる日を楽しみにしています。

  3. watanabe

    さなえ様が次回に「おかだ」に行かれることがごじざいましたらいただければ、前もって連絡していただければ名古屋から飛んでいかさせていただきます、。これからも京都グルメの会にご参加せてくださいませ。

  4. さなえ

    はい。
    ご一緒出来たら、嬉しいです。
    8月行く予定ですので、決まりましたらお知らせさせていただきます。
    楽しみにしております。

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