行ってきました

とても素敵なお店です。

コメント(3)

2006.07.15

閉店

雰囲気のあるお店で、本格的なイタリアンがいただける、すばらしいお店です。

今回、私は2件のイタリアンに行きました。
どちらがどうの、と言うのではありません。
先に行った「イル・ヴィアーレ」のお料理は、イタリアに日本のいい所を加味したイタリアンでしょうか。
京都を大事にしています。
そして東京をも感じます。
それに比べると、ここはイタリア、そのままを感じるお料理でしょうか。  
あくまで、私が勝手にそう思うだけですが。

「イル・ヴィアーレ」の渡辺さん、このお店のシェフ、関さんと仲良しなんだそうです。
私が行く、と言ったら、笑いながら「家の店より、美味しいですよ。」と。
仲良しなのを感じます。

比較的、新しいお店です。
にも拘わらず、とても人気があって、予約も取りにくい、と聞いています。
私の周りの友人達も、皆ここが好き、と言います。

ランチはパスタのセットが1260、1365円の2種。
そしてコースは、1995円です。
ディナーは、アラカルトです。
シェフは、ここはトラットリアですので、じっくりメニューを見ながら、食べたい物を選んで欲しいのでしょう。

これも又楽しいものです。

東京と比べると、とにかく安くて美味しい、と感じます。
この内容で、このお値段です。
予約困難なの、納得です。

今日、私がいただいたのは、特別に組んでいただいたメニューです。
参考になさってください。




▲京都では、有名な花屋さんの持ち家には、まずは、オーナーの「花政」さんの店舗です。そしてその並びにこのお店があります。この辺りは、道沿いに花政さんの草木が並び、めだかが泳ぎ、何だかホッ、と出来る不思議ないい空間でもあります。
 


▲町屋の奥の窓からは、小さなお庭を眺めることが出来ます。、窓際の席に座れば、雨に濡れる草花や、気持ちよさそうに泳いでいるメダカを見ることが出来ます。暑い日です。スプマンテをいただきながら、爽やかに、食事が始まります。
 


▲ひよこ豆の粉とパルミジャーノを混ぜて揚げた物「ティーピコ」です、と出されました。イタリアでは、これを色々な呼び方をするそうです。シェフは、シシリアで修行したそうで、ここではこのように言うそうです。



▲「新秋刀魚の瞬間コンフィーです。」と出されました。「瞬間」とはどの位なのか?伺いましたら、たった1分とのことでした。下には、野生のルッコラと松の実です。そして上には、ディルとポアブルローゼです。ソースもトマト・バジル・バルサミコ、と3種ですので、お皿の上は色とりどりです。美味しいのは勿論ですが、見た目も綺麗な一品です。
 


▲愛媛産のホワイトアスパラに、やさしいふんわりとした、オランディーズソースのような物がかかっています。どことなく、お菓子を連想させるような、不思議な一品。伺えば、卵黄・卵白を別立てにして合わせたそうです。。パルミジャーノのスライスが風味を添えています。しっかりと酸味が効いたソースで、アスパラをいただきます。遊び心もある、面白いお料理です。
 


▲ポルチーニ茸のパスタは量もたっぷりです。こんなに入っていていいのか、くらいポルチーニがたっぷりです。一緒に、香りが強いこの茸に負けない赤ワインが出されます。少し残った白を飲んでしまおうとしましたら、異う!さっきまでは、ぴったりでしたのに、このパスタには違和感です。こういうものなんだな、と改めて思いました。(ワインは詳しくありません。美味しければいい、くらいな知識です)



▲ワインは再び白に戻ります。アクアパッツアです。お魚は、土佐の鯛で、大きいのでびっくりです。東京ではないでしょう、この大きさ。最近では一度ソティーするお店がほとんどですが、ここのは、そのまま焼かずに仕立てています。小ぶりのムール貝が、数えたら、豪勢に10個も入っています。これは、モンサンミッシェルの物で、味の濃いムールです。おだしもよく出ています。味はしっかり目で、塩が効いていますが、トマトの酸味と相まっていい具合です。写真だと、ムールしかわからないでしょう?それくらい沢山はいっているのです。
 


▲もう芸術品のように美しいドルチェです。飴のいい匂いが漂います。食べるのがもったいないくらい、綺麗です。パンナコッタは、適度なおもさで、いただきやすく。上に載っているジェラートは、とても香り高い高知産のメロンです。さっぱりめで、これだけでもいただきたいくらいです。パートフィローはアクセント。周りには、さいころ大に切った桃です。これはこれでいいのですが、なくてもいいくらいです。メロンだけで十分に思えます。それだけ、香り高く、甘くて美味しいのです。
 


▲ワインは、お料理に合う物を、とソムリエの清水さんにお任せしました。実はあまりワインは強くないのです。(とりわけ昼は)でも、あんまり上手にセレクトしてくださるので、ついつい...。昼からワインの進むこと。完全に飲みすぎです。初めは、スプマンテ。そして、秋刀魚・アスパラ・アクアパッツアには、白を。パスタには赤を選んでいただきました。お酒、料理がぴたり合うと、いけません。どんどんいけちゃいます。清水さんのセレクトは、私好みです。次回も楽しみです。

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コメント

  1. よよ

    はじめまして。
    京都に住んでいるので、イルビアーレもニーノも好きなお店です。気軽に美味しいものが食べれるお店っていいですよね~。
    京都で一番有名なイタリアン イルギオットーネは行かれないんですか?
    大好きなお店です。

  2. さなえ

    コメント、ありがとうございます。
    イルギオットーネ、かなり前に行きました。
    他にも、イルパッパランドなどにも行きました。
    笹島さんのお人柄、大好きです。
    私は、行ったお店を全て載せているわけではなく、食事以外にも色々考慮した上で、納得のいくお店を紹介しています。
    それは、全くもって、個人的な思いなもので、どこがどう、とは、言えないのです。
    ですから、世間の評価とは異なる事も多々あると思います。

  3. こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま~す。よろしくお願いします

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