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佐々木さんと京都中央市場に行ってきました。

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2006.07.14

「祗園さ々木」の佐々木さんと市場に行ってきました。 
私は何か買うわけでなく、ただくっついて行ったんです。
以前一緒に行ったのは、いつだったか?
いずれにしろ、だいぶ前ではあります。

築地と違い、京都中央市場は、静か(穏やか)です。
築地は、とにかくすごいんです。
ぼやぼやしていると、轢かれますよ、本当に。
それがないので、付いても行き易いです。

とにかく、邪魔にならないようにぃ、と。




▲さて今日は、何を買うのかな?いつも通り、まずは野菜を扱うお店に。
佐々木流?忙しい時間のはずですが、何故か椅子にどっかり座ります。以前もそうでしたから、これが普通のようです。世間話も含め、コーヒーを飲みながら、歓談しながらのやりとりです。
品物をとりわけ見るわけでもないのです。長年の信頼関係があるからこそ、のスタイルなのでしょう。
すいかも出していただき、私も味見です。
 


▲そして、次は魚屋さんです。これも順番通り。
鱧が沢山並んでいます。これは、築地とちょっと異なる光景でしょうか。京都だなぁ。
とりわけ今は、「祗園祭り」のさなかです。別名「鱧祭り」とも言われていますので、今の時季には、必要不可欠の食材です。
 


▲次から次へと、鱧がさばかれていきます。こうやって、市場の魚屋さんでおろし、お店に届けるのも多いのですね。
今の時期、まだまだ鱧は、韓国産の物の方が美味しいのです。ところが今年は、これ、入荷がとても少なく、いつもの10倍の価格になっているそうです。今あるのは、淡路など、瀬戸内海物がほとんどです。中々目にすることのない、光景で、楽しいです。



▲京都の食を一手に支えているのが、「京都中央市場」です。東京で言えば築地にあたる、プロ相手の市場です。規模は築地よりコンパクトでしょうか。でも市場ですから、あるお店は同じような感じです。
築地、行ったこと、ありますか?
あれに比べれば、静かな市場に思えます。
 


▲野菜の仕入れも1件に止まらず、何件か回ります。今度は、別のお店です。茄子を買うようですね。
 


このお店で、「修伯」のご主人とばったりです。「どう?この頃・・・」、みたいな会話を暫し。情報交換です。
市場では、色々な人に会います。「三友居」のご主人もさっきから、あちこち。ニアミス状態です。実は今日、私は京料理の勉強なのです。あとで、お目にかかるのです。



▲買い物を終えて、朝ご飯です。築地には、山ほど飲食店があるのに比べ、京都は少なく、寂しいです。以前はラーメンでした。でも今日は暑いので、お蕎麦行こう、と言うのです。実はここ、私の先生である、三友居の山本さんもいらっしゃるのです。それがわかっていて、私をからかってるんです。案の定、お隣りに...。「どうしたんですか!」先生の方がびっくりです。
今日いらっしゃるお客様のリストを見ながら、ここで、さっき仕入れた物もふまえて、献立を決めていきます。さぁ、どんなになるのでしょうか。「見たらだめよ。」と佐々木さん。「何が出てくるか、わかっちゃって、つまんないでしょう。」と。大丈夫、佐々木流の走り書き、全然読めません。実は今日、私は夜、行くのです。
 


▲あちこち、佐々木さんは、実によく動きます。美味しいお料理は、毎朝のこの努力あってこそです。
暑がりの佐々木さん、もう汗だらだらです。一人で、「暑い、暑い」の連発です。汗がしたたり落ちています。
献立も決まると、お魚屋さんに再び戻り、どっかり椅子に座ります。あれあれ、禁煙したはずなのに.。。。
 


▲ここで、社長が、コーヒーを入れてくださいます。以前もご馳走になりました。暫し、歓談。社長に、「金貯まったら、腹も出たなぁ~。」なんて、言われています。一息ついて、「さぁ、いこか。」ご馳走様でしたぁ。
車の処には、買った物が届き、積まれていきます。全部積んだら、いざお店へ向かい出発です。

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