本当にすばらしいお料理でした。
2009.07.25
実はフレンチ。
結構苦手な部門でした。
それは何故?
従来のバターを沢山使うようなソースも味付けなど、しっかりしたお料理は、どうも重たすぎて、しんどいのです。
と言って、ヌーベルキュージーヌのような、素材重視の軽いスタイルだと、それはそれで物足りないのです。
そんな私の思いを払拭させてくれたのが、こちらです。
本当に素晴らしかったし、美味しかったぁ。
谷川シェフのお料理は、実にバランスがいいように思いました。
もっと早く、出会いたかったぁ~。
▲地下鉄丸ノ内線・四谷三丁目①出口から5分くらいです。ここの前は、結構通っていましたが、地下だからでしょうか。気がついていませんでした。 |
▲この日は、シェフと親しい方がセッティングしてくださったので、定休日(水曜日)に6人で貸切りの食事会です。なんと贅沢なことでしょう!今回は写真撮らせていただきましたが、本来は禁止ですので、ご承知ください。なんとも柔らかな雰囲気のお店です。 |
▲シェフの谷川康信さんは、ローザンヌの5つ星ホテル「ボー・リヴァージュ」で、あのトロアグロ氏と一緒にお仕事をなさっておられました。その後は「シェ松尾」のセカンドシェフを経て、現在に至っておられます。ここのお店では、調理は全てご自身で。サービスも、奥様となさっておられます。とても落ち着く、居心地のいいお店です。 |
||
▲シャンパンからスタートです。ドンペリをいただきます。ボトル、なんとも可愛らしい形です。 |
▲Moet et Chandonの倉庫に眠っていた物だそうです。ヴィンテージは1992年。友人の私物です。 |
▲左手前は、蝦夷鹿の自家製生ハム。小さなタルトレット2つには、下にクスクスが敷かれています。そしてずわい蟹とギリシャのオリーブ。牛トリッパのリオネーゼ。玉ねぎと煮込んであります。どちらも小さなサイズなので、一口に行けば、ジュワー。本当にジューシーです。そしてマトウ鯛。まん中には、ホタテのエキス入りの人参のピュレ。中には白桃です。 |
||
▲お料理に合わせて、ワインを選んでいただきます。2004年のモンラッシュです。作り手は、Philippe Brenot氏。 |
▲ここで、キラキラと綺麗な器が運ばれてきました。何でしょう?スワロフスキーだそうです。 |
▲蓋を開けると、ぎっしりとベルーガが。谷川さんの説明では、カスピ海から川に上っているチョウザメなので、熟成していると。フランスの三ツ星レストランでも手に入らない品だそうです。わざわざここの会社の品を、フランスから来たシェフ達は、持って帰るのだそうです。 |
||
▲そんな品をほら、こんなにたっぷり!何と贅沢なことでしょう。 |
▲パンもいただきたいものの、こんなに美味しいお料理だと、控えておかないと・・・。 |
▲スペシャリテです。幻の卵を半熟に蒸しあげてあります。トリフの香りが漂います。全体を、下から混ぜていただきます。。半熟卵の上には、濃厚なトリュフとフォワグラのソースがかかっています。南半球にあるオーストラリアは、現在冬です。ここのフレッシュな黒トリフが、惜しげなく使われています。 濃厚すぎる程のトリュフの風味のソースと、フォワグラ。半熟卵の黄身と絡んで、なんとも言えない美味しさです。 |
||
▲鹿島の蛤の冷たいスープです。蛤のうま味っがジュワー。蛤は、セロリなどを加えた水から弱火で10分、炊いてあります。実を引き上げた後、更に煮汁を煮詰め、コンソメ・牛乳・生クリームを加えて、調味してあります。 |
▲続いてワインをいただきます。いただいたのはこちらの赤です。ヴィンテージは、2005年。 |
▲カナダのオマール海老です。網笠茸。キノコのエキスでソースは作られています。 |
||
▲玄界灘の天然のスズキです。赤ワインソースでいただきます。下には、黒米のリゾットと一緒に。上の網状の物は、澄ましバターに小麦粉と水を加え、テフロンのフライパンで焼いたものです。 |
▲口直しは、洋梨のリキュールに、ジンジャーとエストラゴンを加えたグラニテです。 |
▲タスマニアの仔羊のロースト。背肉ロースです。キャラメリゼしています。粒マスタードソース。肉の下には、レンズ豆が隠れています。添えは蚕豆。 |
||
▲チーズ3種類をいただきます。ブルベリーやリンゴのジャムといただきます。ワインももう一つ赤をお願しました。 |
▲デザートは、無花果の赤ワイン煮です。ソルベとフルーツと共に。使われているのは、ボージョレの赤ワインです。 |
▲シェフのお話も色々伺うことが出来ました。素材と素材の組み合わせ方や、盛り付けの話など。谷川さんは、初めてお目にかかりましたが、とても雰囲気のある素敵な方です。私がメモを取っているもので、お料理の説明もスピードを落とし、丁寧にゆっくりとしてくださいました。 |
||
▲充実した食事会でした。お料理はすばらしいし、メンバーも個性派揃い?で、実に内容の濃いひとときでした。 |
|
|
||
2009.10.18
2009.10.02
ラノー・ドール、行きたいお店の1つなんです。。。
あー、羨ましいなぁ。
しかも、飲まれてるワインも素敵過ぎ。
どの料理も美味しそうですね♪
この企画に(同じお店で)次はありますか?
あるのであれば、ぜひご一緒させてください!!
priceless-lifeさん
素敵な食事会でした。
個性的なメンバーの中に、何故か嬉しいお誘いいただき、加えていただきました。
お料理もワインも、美味しかったぁ~!
何かの機会があれば、ご一緒いたしましょうね。