行ってきました

萬福寺で、普茶料理をいただきます。

コメント(2)

2009.07.16

元々京都へは、精進料理を勉強したくて、通いだしたのです。
最近は、そこにも行っていないのですが、とても勉強になりました。

色々、いただいてみたいのです。

京都に限らず、いい処あったら、教えてくださいね。




▲黄檗山 萬福寺
京都市宇治市五ケ庄三番割34
0774-32-3900
JR・京阪共に黄檗駅下車、すぐです。素晴らしいお寺ですので、観光なさる方も多いと思います。ならば食事も、こちらでいかがでしょうか?
 


▲総門を入ってすぐの右。放生池には、沢山の蓮の花が咲いていまし。現在のトップページは、ここの写真です。他にもずらっと並んだ鉢。こちらには、珍しい花が咲いています。写真のは、こちらは珍しい「双頭蓮」。9日にはまだ咲いていたようですが、残念ながらこのような姿になっておりました。よく見ると、茎2本がくっついてしまっているようです。
 


▲門前の有名な「白雲庵」でも、普茶料理はいただけます。でも私は、どうしてもお寺の中でのをいただくのが、前からの夢でした。完全予約制で、最低3人からお願い出来ます。



▲この日いただいた普茶料理というのは、ここの開祖である隠元禅師が、中国から伝えた精進料理です。新鮮な素材・季節の野菜を使い、高タンパクで低カロリーのお料理です。この日は、5250円のコースをいただきます。野菜の煮合です。精進料理ですので、本当に生の物は使われていないのです。豆腐・おあげ・湯葉・大徳寺麩・よもぎ麩など、上手に使われています。調理方法も、炊いたり、焼いたり、味噌漬けにしたり、と様々です。
 


▲お寺でいただく物で、絶対に欠かせないのはこれ、胡麻豆腐でしょうね。
 


▲浸し物は、ほうれん草とえのきです。



▲ごはんとから揚げ汁。なんだか雰囲気あって、素敵です。
 


▲精進では、鰹だしを使わないので、昆布や椎茸から採っただしを使います。だしをとった後も、全部使います。香の物には、ひょうたんが。
 


▲野菜を葛で寄せてあります。一番中華ぽさがあるでしょうか。胡麻油の香りがいたします。



▲天麩羅色々。かぼちゃ・牛蒡・高野豆腐・舞茸・紅生姜・甘く炊いた梅干など。衣に胡麻がはいったり、砕いた湯葉が付いていたりと、工夫がされています。味もしっかり付いています。
 


▲果物とお菓子。この日はオレンジです。葉で包まれたお菓子。
 


▲最後は、大豆の粉で作られたお干菓子をいただきます。10人での食事でしたが、精進料理をいただくというので、皆様お茶しか召し上がりませんでした。飲み物、色々揃っています、念の為。結構しっかりした味付けでした。塩が多いのかな。

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コメント

  1. t.k.44

    貴重な体験をさせていただきました。
    まずはお世話ありがとうございます。
    地元にいても、中々みんなで行こうってことにはならないですし。
    食べながら、出しだけには鰹使ってはるんかなぁと思っていましたが、やはりお出しも精進でしたか。
    あのコクを出すためにおそらく相当の塩分が使われていると思われますね。
    会食後、500mlのペットボトル一気しましたもの。
    熱中症か勘違いしそうになるくらい、脱水症状でふらふらでした(汗)

  2. さなえ

    t.k.44 さん
    私も含め、皆さま同じく、水がぶがぶ。
    塩分、かなり多かったのかもしれません。
    精進料理は、昆布・椎茸などから取っただしを使い、いかに油を上手に使うか。
    コクも、塩でなく、油の扱いで出しているんですよ。

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