器もお料理も梅が満開です。
2008.02.09
京都市東山区四条花見小路東入る祇園北側279-7
TEL:075-525-0768
気づいていただけましたでしょうか?
写真数、増えたんですよ~。
あまりにいいお料理に出会い過ぎて、困っていました。
ブログ立ち上げ当初、9カットのひながたを作り、それを使ってきました。
ここまでどうにか、それでしてきましたが、思い切って今回から、増やすことにいたしました。
これでより多く、皆様には雰囲気をお伝え出来るかと、私自身楽しみです。
▲場所がわかりにくいらしいのです。地元の方々は、大丈夫でしょうが、観光客には、どうも。そこで改めて説明を。四条通り、祇園ホテルの真向かいにある細い路地にあります。ホテルの壁に書かれた、「スターバックス コーヒー」の文字の対面くらいにある路地を覗いてみてください。これが見えると思います。お蕎麦屋さん・北尾さんの横にある路地です。 |
▲2月の花、と言えば梅ですね。北野天満宮に行ってきましたが、ちらほらと咲き始めたばかりです。でも、こちらの器では満開の花が楽しめます。先付けは、いいだこ・いか・海老と茹でたうど・蕗・さやえんどう。ほどよい酸味のあるだしジュレがかかっています。サラダのような感覚でいただけます。木の芽にしろ、蕗にしても、もうすっかり春の香りです。爽やか感が味わえます。 |
▲お椀、こちらも梅です。これ、いいでしょう?なんとも言えない初々しい色気があります。蓋が朱で、下は黒。さほど古い物ではありませんが、アンティークだそうです。だからでしょうね、朱の色が落ち着いていて、なんともいいんです。私これ、めちゃめちゃ好きです。欲しいですもの。 |
||
▲蓋を取れば「まぁ!」、花が咲いたようです。焼き穴子・炊いた巻き湯葉・椎茸・人参・筍・菜の花・くわい。なんとも穏やかで、いいお味です。今日の連れは、「早くここに行きたい。」「連れて行け」、とうるさかった娘です。もう隣りで、大満足しています。 |
▲お向うは、平目・よこわ・たいらぎの3種類。やはりここは、お酒をいただかなくっちゃ。 |
▲で、選んでくださったのは富山の「幻の瀧」大吟醸・原酒です。 |
||
▲いつもいつも、その器の美しさに脱帽です。アンティーク物の良さを、堪能できます。 |
▲金のかかった宝楽が、華やかです。奥の小さな器には、ずわい蟹と醤油漬けのいくらとうるい。そして、面白かったのは、胡麻の入った白和えになった、なまこです。コリコリなんではなく、クタクタに柔らかいなまこです。そして手前の蛤の貝殻は、見ての通り、盛り沢山です。鯖寿司・茹でた蚕豆・しっとりした卵焼き・真鰹。こういうのを見ると、京都だなぁ、と感じるのです。同じ八寸でも、東京のは、どこか、なんとなく、言葉では説明出来ませんが、違うのです。 |
▲「わぁ、可愛い!」と娘。蓋を開ければ、ふ~んと、柚子が香ります。こんな寒い日には、温かい蒸し物、最高です。白子蒸しです。生地に裏ごしした物を混ぜてあるようです。中には、筍・百合根・うすい豆。上には、鯛ですが・・・、いらないかなぁ、これ。白子好きには、なくても、充分に美味しいんですもの。 |
||
▲ごはんは、蛤の雑炊です。そのだしがきいています。刻んだ蕗が又いいんですね。 |
▲いつも、中々ご紹介出来ずにいたデザート達。お昼の、それも一番お安いコースにもかかわらず、ただの果物でないところが、ここの又好きな処。うすい豆のババロアにフレッシュ苺とコンポートになったラズベリー。かかっているのは梅ゼリーです。にしても?なんとこれ、お菓子の「のし梅」を溶かしてあったのです。わざわざ固まっている物を溶かしてソースにしてあります。面白っ!又、京都ではちょっとしたフルーツが、中々手には入らないのだそうです。ラズベリーしかり。大阪から取ったそうです。 |
▲和菓子、作るのも食べるのも好きです。目の前で難波さんが、作っておられます。ですから、ついつい食入るように、その手元を覗き込んでしまいます。見ているだけで、充分楽しい!今日のは、「下萌」です。お芋100パーセントで作られているので、お芋の香りがして、くちどけが滑らかで、溶けていきます。 この後は、お薄をたててくださいます。 |
2009.11.29
2015.02.01
私も大満足でした(笑)。
お店の雰囲気もお料理も「京都で和食を食べてる~」って気にさせてくれてv
ピロさん
おんなじです。
私もここは、京都にいることを、より強く感じることが出来るお店な気がしています。
最後のお菓子まで、心配りがされていて、いつ伺っても満足しています。