京都の冬は、しんしんと底冷えがします。
そんな時には、本当に温かい物が食べたい。
体の芯から温まりたいのです。

「あんかけうどん」、東京でお目にかかることはあまりないでしょう。
「かき玉うどん」が好きです。
これが東京では、数少ないあんかけになったうどんでしょうか。
お醤油の色が濃いので、こんなに美しくはありませんが。

▲京都市上京区真盛町７１９ ０７５－４６１－４５７３ １１：００～２０：００ 水曜・休み 上七軒のバス停からすぐです。		▲すぐ傍の、北野天満宮の梅の蕾は、まだまだ固く、所々で咲き始めた程度です。そんな中、ここのお店の横に咲く紅梅は、ほらこんなに。あんまり綺麗でしたので、記念に一枚。		▲美しいでしょう？あんの下に、うっすらうどんが透けて見えて。寒い日には、やはりあんかけうどんが食べたい！今日は「たぬきうどん」６００円です。 東京のお蕎麦屋さんで、「たぬきうどん」を頼めば、天かすが載っている普通のうどんです。ところが京都では全く違う物が出てきます。甘辛く煮た油揚げが入って、あんかけになったうどんです。油揚げが入った「きつねうどん」は、あんがかかって、「たぬき」に化けた、ということらしいです。たっぷりおろし生姜が載っています。
▲おろし生姜がたっぷりですので、さっぱりしていています。体も温まろう、というものです。		▲もう一品、体がぽかぽかしそうな物を。「カレーなんば」６００円。こちらは九条葱と、やはり甘辛く煮たお揚げ入りのカレーがかかっています。東京では揚げではなく、肉が入っているのが、一般的です。