行ってきました

今回も美味しかったぁ。

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2008.01.26

京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~  18:30~
水・休み

「白いごはん」
自宅のごはん以外で、恋しくなるのは、ここのお店です。 
本当に好きです。
しばらく行かれないと、煙けむになりながら焚いてくださっている大西さんの姿が夢に出てきそうなくらい!




▲囲炉裏のお部屋で、ちょっとアルコール入りの柚子酒をいただきます。一息ついていると、「ご用意が出来ました。」と声がかかります。「さぁ今日は、どんな物がいただけるのでしょう?」楽しみです。 
先ずは、ビールを飲みながらスタートです。鯖料理が2品続きます。今日のは舞鶴産。さっ、と酢洗いしてあります。新鮮だからこそ出来るいただき方です。切り込みの間には、味付きの鷹が峰の辛味大根のおろし。下には、刻んだルッコラ。添えてあるのは、クレソンを更に辛くしたような、美山のからし菜です。一緒にいただくのは、皆ぴり辛系の物です。 
次いでは、伏見の「玉乃光」の粕を使った粕汁です。こちらには、生姜の効いた鯖団子・牛蒡・大根・葱などが入っています。ほんの一口ですが、体が温まる気がします。
 


▲お椀です。1月は、おめでたい柄の物が使われています。蓋の上のは鶴の柄。そして裏には、打ち出の小槌です。そして全ていただくとお椀の底から表れるのは、小判の絵です。洒落てません?「どうせなら、お札の方が・・・。」、なんて言っているは誰でしょう?肝心なお椀、中身は、葛たたきになったちぬと聖護院大根です。他にも、大きな平茸・焼き葱など。いよいよ新海苔の季節となりました、炙った物が別のお皿で出されます。「1~2枚、加えてみてください、風味が変わります。」と秋山さん。いい香りが加わります。
 


▲今日のお造りは、全て明石産です。炙った太刀魚・舌平目・にし貝。にし貝?貝殻を見せていただきましたが、大きな巻貝です。さっとお湯にとって、ぬめりを取っているそうです。甘みがあって、コリコリ歯応えあって、美味しい物です。
生ものには、お酒じゃなくちゃ!純米「奥播磨」今日のセレクトは岡本さんです。「あてに。」と出されたのは、ハリイカのづけです。魚醤と醤油のブレンドに漬いています。使われている魚醤、いかなごと塩で作られている物で、なんと「あかしの魚笑」というネーミングです。笑えます。



▲次いでは、ここの名物「黒米のおかゆ」いつも紹介しているので、今回は省きます。「えぇ?え~!」名物なのに?他にご紹介したい物だらけなもので・・・。
そして次がこれです。蟹となんでしょう?自分で焼くのって、楽しいので好きです。
 


▲奥の2つの蓋物の中身です。おあげとあざみ菜の芥子和え。そして、美山の切り干し大根・金時人参・椎茸の焚いたもの。こちらをいただきながら、蟹が焼き上がるのを待ちます。この待っている時間が又楽しいっ!先に焼き始められたお隣からは、すでにいい匂い。「あぁ、早く焼けて!」
 


▲柚子釜に入っているのは、牡蠣とふきのとうです。田楽味噌がかかり、炙られています。焼けたお味噌は香ばしく、なおいっそういいですね。揚げてあるのかしら?ふきのとう。ほろ苦さがなんとも言えません。



▲ここらで、お酒「生一本 浦霞 特別純米酒」に。
明石の穴子「でんすけ」の塩焼きです。上にかかっているのは、おろし人参です。。美山の山牛蒡の味噌漬けと共に。
 


▲またまた煙けむになってきました。第2弾。ごはんはいよいよ佳境です。すりおろしてない、蕪蒸しです。蕪と人参は、樋口さんの畑の物です。他には、芽キャベツ・菊芋を蒸してあります。すっぽんスープで作ったあんがかかっています。
 


▲お味噌仕立てのお鍋です。中には、骨つきの明石のマルハゲ・椎茸。間引きした菊菜は、自分で、さっと、火を通します。カワハギの肝も出していただき、炊きたてごはんをいただきます。私、ここのごはん、すっごく好きです。ただ今私の中では、日本一です。
あたご梨・秋山さんのご実家の庭の柿・「あまさん」という沖縄のみかんです。最後のお菓子は、椿餅です。秋山さんのお手前で、お茶をいただき、今夜も大満足です。

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