行ってきました

好きです、ここーその1

コメント(2)

2007.12.10

東京都港区西麻布2-26-21 B1
TEL:03-5778-6511

東京でようやく、ようやくです。
先日、和食で「毎月通いたい」、と思うお店に出会いました。

ある方から、ここのお店を紹介していただきました。
何度か電話を入れてみたものの、いつも満席で×。
今回初です。

そして、その初で、というより、一品目で、すっかり気に入ってしまいました。
当然、次回も予約してきました。




▲「ラ ボンバンス」と読みます。フランス語で「ご馳走」という意味です。西麻布、ちょっと気づきにくい場所にあります。何度も前を通っていたのに、しばらく、気がつきませんでした。
 


▲地下に降りていくと、想像もしなかった世界が拡がっています。長い大きなカウンターを主に、たった一つのテーブル席。わずか13席のみのお店です。セッティングもガラスのお皿が、とても美しく、素敵です。献立は月替わりですが、その日の日付で、今日のお料理の内容を書いた物が置かれています。このお店、接客は、ご主人自らなさっています。これがとてもいいです。
 


▲「近江蕪の温かいスープ」です。炙った雲子の上には、ポトンと芥子です。うぐいす菜。吸い地は、蕪の擂り流しです。薄い葛を引いてありますので、とろみがあり、体がとても温まります。最初のこの一品で、ここのお店が、「私好み」とわかった気がしました。後、どんなお料理が続くか、とても楽しみになりました。



▲生ビールの後は、さっそくお酒をいただきます。とにかく冷酒が好きです。選んだのは、「中取り純生 十四代 無濾過 生詰め」です。新たに封を切っていただきました。ワインや焼酎など、色々揃っています。
 


▲オードブルは、3種類。初めは「生湯葉と生ウニの鼈甲あん掛け」です。下に生湯葉。そして上にうに。しっかりした、冷たい鼈甲あんがかかっています。
 


▲どんな物が続くのか、ひたすら楽しみです。前菜2種類。まん丸いのは、「常磐アン肝のコロッケ」です。上には、柚子胡椒が載っています。手前の温かいイカめしには、マスカルポーネチーズが入っているようです。そして、酸味の効いたディジョンのマスタードがかかっています。



▲ここのお店、フォアグラ料理が、必ず含まれています。伺うと、ご主人は新潟のご出身です。あの有名な「福田家」の前、鉄板焼きのお店にいらしたことがあるそうで、その時、初めて食べたフォアグラやトリフが、あまりにも美味しく、衝撃を受けたとか。もし自分がお店をするなら、素材を生かして、これらを取り入れたい、と思ったのだそうです。毎月色々、姿を変えて、登場します。今日、フォアグラはソティーになり、揚げた京都の海老芋には、カレー風味のそぼろあんがかかっています。(かる~い、キーマ風)カレーカレーしていないので、いいです。あまり味・香りが強すぎると、後の料理に響きます。その点、バッチリ!
 


▲蓋付の真ん丸い器が登場です。蓋を開けると、「ふ~んん」といい香りが拡がります。見てびっくり!トリフだらけなんですもの。下にはフグのたたきと、フグ入りのリゾットが焼きおにぎり仕立てになっています。香ばしさも感じます。
 


献立には「おこのみ焼き」とあります。先ず運ばれてきたのは、各々に七輪です。これで、ずわい蟹・霜ふりになった寒ぶり・自家製最強味噌に漬いたからすみを自分で炙りながら、いただきます。献立表に、「西京」ではなく、あえて「最強」と書かれている味は、ご自身で確認を。たれが付いてきましたが、大根おろしであっさりと。(つづく)

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コメント

  1. ryo031

    さすがですね、手に取るように料理を想像できます。
    私もまたいきたくなりました。

  2. さなえ

    ryo031さん
    行ってきました♪
    美味しいお料理とお酒。
    楽しいひと時を過ごすことができました。
    色々お心遣いいただき、感謝しています。
    来月も予約してきました。
    とても楽しみにしているんです。
    いいお店をご紹介いただきまして、本当にありがとうございます。
    又、ご一緒できたらいいですね。

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