行ってきました

いいお酒揃いです。

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2006.07.07

日本酒好きの私です。
「だったら、こんなお店がありますよ。」と教えてもらったのがここです。  
実際、行くまで心配です。
と言うのも、確かにお酒の種類はあるけれど、置いてある銘柄が今いち、私の好みではない場合が多いからです。
私の場合、お酒があればいいと言う訳ではないのです。
いいの(好みの物)がないと、それだけでがっかりで、食事もあんまり楽しくありません。
これ、実は父譲りのようです。
変な所が似ました。
まあ、父の場合には、食べ物にあまり興味がないので、そうなるのですが。 

ここは、バッチリでした。
お酒・焼酎の種類が豊富です。 
そして紫蘇ジュースなど、しゃれたノンアルコールの物もいいのです。
それはそうでした。
伺うと、オーナーの朽木さんは、きき酒師なんだそうです。
中々の品揃えです。
どれにしょうかな、とあれこれ迷うのも楽しく、お品書きをみているだけでも、楽しいです。 
「悦 凱陣」―置いてあるお店、中々ありませんよ。

そしてお料理。
季節感のある丁寧な物でした。
それも、驚くほどの安さなので、びっくりしました。
料理・お酒共に、価格・内容を思うと、文句のいいようがない、お店でした。




▲お店は、地下鉄丸の内線、四谷三丁目下車。杉大門通りを行った所にあります。
夜のみの営業で、コースは、4000円のみです。
まず最初は、生湯葉のお刺身からです。
 


▲ヒラメの薄造りです。細ねぎを巻いて、もみじおろしを入れたポン酢でいただきます。量もしっかりあって、満足出来ます。頭が「4000円」になっていますので、後は、何が出されるのだろう、と期待がつのります。
 


▲けんちん焼きです。胡麻油で炒った豆腐に、卵を繋ぎとして入れ、色々な野菜(椎茸・さやえんどう・木耳・人参)を混ぜ込んであります。これを、味をつけたメダイで包んで蒸しているんだろう、と思います。甘辛い味付けは、ほっとするお味です。



▲常夜豆腐。これぞ夏、と言わんばかりに見た目涼しげな一品です。おろした長芋とスライスしたおくらを、寄せてあります。とうがんと茄子の含め煮も夏ならではです。
 


▲夏野菜の盛り合わせです。枝豆・もろきゅうと長芋・とうもろこし・そしてほうずき。ほうずき?中は、かぼちゃの裏漉しした物を、あたかもほうずきの実のように盛っています。
 


▲さっぱりの後には、揚げ物。鰻の東寺揚げです。湯葉を巻いて揚げてありますので、こう言います。右は、ゴーヤの揚げ物です。チャンプルはよくしますが、これはした事がありませんでした。やってみよ~っと。



▲茄子の揚げ浸しです。これから夏に向かって、茄子は、どんどん美味しくなっていきます。焼いたのも、さっぱりして好きですが、油が加わることで、更に美味しくなりますよね。大好きで、家でもよく作ります。
 


▲最後は、塩むすび・じゃこむすび・冷たいお蕎麦の中から選びます。私は即決、塩むすびです。おにぎりは、具が入っていると、どうにかなりますが、具なしの塩だけでは、騙しようもありません。シンプルなだけに、これって難しいですよね。握り具合、塩加減共、○でした。
 


▲友人チョイスのじゃこむすびです。これもとてもいいんです。出来れば、次回は両方いただきたいです。
いかがですか?これで4000円です。

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