北山の夜は、まだまだ続く・・・
2014.11.25
京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~ 18:30~
水・休み
ちょっと間があいてしまい、久しぶりの上賀茂秋山さん。でも1歩中に入ると、ついこの間来たような錯覚に。居心地があまりにもよく、ついつい寛いでしまいます。この日は1人で伺いましたが、堪能してきました。
始めは、酢洗いされた明石の太刀魚と林檎の組み合わせ。角切りが入り、林檎酢で合わせてあります。
開いた器に、炭火焼きにした、先ほどの太刀魚。香ばしいこと。魚の皮を時々残す人がいますが、もったいない。信じられない美味しさなのにね。
朽木村の原木栽培された椎茸は、水菜と一緒に。おだしは、タラ。
お椀は、蓮根餅です。中には、海老・白子・銀杏が包まれています。丹波の大黒しめじや冬瓜など、お野菜がいっぱい。秋山さんらしい煮物椀です。
盛り合わせのお造りは、ツバス・糸造りのアナゴ・明石のタイ・昆布森のウニ。そして、焙り穴子にサワラが、後から。秋山さんが、1人1人の器に置いてくださるのが、なんともよくって。
「黒米のおかゆ」は、定番。いつもながらに、ホッとする美味しさ 優しさです。
秋らしい籠盛り。小さな器が3個、葉の下に隠れています。家の中には、白和え(干し葡萄・椎茸・人参葉・夏みかんピール)柿の中には、柿なます。魚の器には、マコモダケと舞茸の油炒めにすり潰したラッキョウと唐辛子をかけたもの。
秋山4人衆。
ジビエの季節です。大好きな炭火焙りの美山の鹿です。鷹が峰唐辛子・里芋・有馬山椒と奈良漬け。そして、もち米。血を合わせて、一緒にいただきます。
小蕪蒸しは、すり潰した唐辛子を蟹だしでのばしています。生湯葉・ほうれんそう入り。
お酒の肴にと、出された穴子ボーンにからすみ。どちらも、いかん。お酒が進んでしみます。
限定酒「新政」純米吟醸→「不老泉」→「秋鹿」
ごはんのお供は、定番お鍋。その時々に内容が変わるので、楽しみです。この日はカワハギ。酒粕の入った肝味噌仕立てになっています。
美味しすぎる釜戸炊きごはんは、このお鍋がおかずだと、どれだけ食べられることか!おこげも必ず、いただきます。
フルーツも色々な種類が山盛り。お菓子は、アレンジ亥の子餅です。囲炉裏のお部屋に戻り、秋山さんが立ててくださったお茶をいただきます。偶然ご一緒したお客様同士が談笑。楽しいひと時です。ゆっくりと、お店のご主人様とお話しが出来るのも、こちらならでは。
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