まだ３か月の新しいお店です。
たまたま、あるお店に置いてあったショップカードを見て、行ってきました。

カノビアーノのシェフでいらした吉岡さんが、オーナーシェフのイタリアンのお店です。
この日は、調理・接客など、お１人でなさっておられました。　
アシスタントさん？
女性がお１人いらしたのですが、洗物係りなのでしょうか。
カウンター８席に、個室テーブル席６席。
満席になってしまったら、ちょっと今のまんまの体制では、しんどいのでしょうか。

久しぶりに、テンション上がりっぱなしでした。　
美味しかった。
そして、楽しかった。
吉岡さんが、嬉しそうに調理なさっておられるのが、とても印象的でした。

▲「リストランテ２４５祗園」　 １２：００～１４：００　 １８：００～２１：００　 不定休　 カノビアーノにいらした、吉岡正和さんのお店です。		▲お店に入ってすぐの床は、ガラス貼り。おっとっと・・・、踏まないでよけて進みました。後でわかりましたが、地下室は、ワインセラーになっていました。		▲夜はおまかせ、１００００円のコースです。初めに一口飲み物が出てきました。酢橘を搾って、発酵させた飲み物です。 そして次は、帆立のチップスと三重県尾鷲の牡蠣のソティーです。上にのっているのは、キャビアランプ。
▲「何だ？なんだ？」器の周りは、藁で囲まれています。そして何とこれに、点火。一気に煙が、立ち上ります。楽し過ぎ～。		▲写真でも、煙があがっているの、わかるでしょう？肝心な器の中身は。スモークされた半熟うずら卵と、スモークになった三河の鰻。間には、今はやりの塩麹がはさんであります。この塩麹、シェフの手作りです。		▲綺麗です。苺尽くしのカペリーニです。苺のピュレソース和えのパスタに、とても甘い「あまおう」が。そしてちょっぴりすっぱい大原の可愛い山苺。吉岡さん、今度は乾燥苺をおろしています。見ていてあんまり楽しいものだから、私ずっと、シェフの手元を見っぱなし。いただいても、同じ苺でも、甘かったり酸っぱかったりで、楽しいのです。
▲本当に綺麗です。いぇ、美しいのです。樋口さんのお野菜が沢山使われています。蕪・かぼちゃ・ロマネスコ・ブロッコリーなどは、フライパンで蒸し焼きにされ、ギオッチャやチョコレートトマトなどのフレッシュ野菜と共に盛られています。徳島の足赤海老は、カダイフを巻き、揚げてあります。野菜も海老も、実に美味しくいただきました。		▲自家製パンは、天然酵母を使って作られています。		▲この日の私の１番は、こちらかな。本当に美味しかった蕪のスープです。
▲中には、ソティーした白子と小浜の天然ブリ。添えられたのは、これ又シェフの手作り「酢橘こしょう」です。これを少し付けていただけば、和食をいただいているような気さえします。イタリアンでまさか、酢橘胡椒をいただくとは、思いませんでした。いいお味でした。		▲飾り物？いえいぇ、トリュフです。届いたばかり。香り比べも、させていただきました。いっぱい吸い込んでおきました。「今日は両方、使っちゃいますよ。」とは、吉岡さんの嬉しいお言葉。		▲パスタにほら、スライスされていきます。
▲お父様が作られたという、白菜。炒めて尚、シャキシャキです。自家製チョリソと共にトマトベースのパスタになりました。しず紫入り。		▲メインは、焼いたラディッシュと共に盛られた、美山の小鹿のローストです。黒七味添え。ソースは、熟成発酵させて作られた黒にんにくソース。ペーストにした物に、ビネガーを加えてあります。		▲吉岡さんが、お皿にスライスしてくださっています。
▲お約束通りに、こちらは、白トリュフ。		▲ドルチェは、ヘーゼルナッツのチョコレートを使ったジェラーです。生姜を練りこんだチュイール添え。		▲エスプレッソをいただきながら、吉岡さんと、色々お話ししました。
▲まだ３０半ばの、オーナーシェフの吉岡正和さんです。