仙台から、友人がやってきました。
彼女とは、一年くらい前でしょうか、京都で知り合いになりました。　
当時彼女は、京都の大学院で勉強中でした。
それで私が行った時に、時々食事をしたりしていたのです。
年齢はかなり違いますが、それでもなんだか気が合って、仲良くしてもらっています。
お互い、食べるのが大好きです。

仕事が仙台になった為、会うのは、今年は初になります。
イタリアンがいい、という彼女のリクエストに答えます。
となれば、東京ではここ以外考えられません。

このお店は、お客とスタッフの距離が、本当に近いのです。
ですので、美味しいのは勿論ですが、楽しいのです。
せっかくのお盆休みに、私と食事です。
友人が楽しんでくれるのが一番です。

▲焼いた茄子のミネストラです。簡単に言えば、焼いた茄子に少しのブロードと水を加えて、ミキサーにでもかけたら、こうなります。生姜が効いています。味のつけ方にも色々ありますが、これは、塩を溶かしこむのではなく、敢えて粒粒感が感じられるようにしてあります。仕上げには、ＥＸバージンオイルを加えれば出来上がりです。		▲レモン風味のカペリーニです。真中さん曰く、「カッペリーニ」ではなく、「カペリーニ」が正しいと。最近は増えました、冷たいパスタも。トマトが具になっているのが、一般的でしょうか。今日のは、カブとからすみです。		▲「カルネ　クルーダ」は、北イタリアのお料理だそうです。馬肉をたたいたお料理で、ちょうどタルタルやユッケのような感じです。２つがしっかり味がついている料理なのに対し、これは肉自体には、味付けはありません。上に載ったルコラやラデッキオ・周りにある塩・胡椒を自分で混ぜながら、好みの味にしていただきます。新鮮でなければ、出来ないお料理です。
▲オクラと万願寺唐辛子をグリルした物の上には、モッツラレラチーズをプロシェットで包んで焼いた物が乗っています。いい具合に、チーズがトロリと溶けて、ソースのようでもあります。		▲浅野農園のじゃがいも「インカのめざめ」を使ったお料理です。シンプルに、お芋の美味しさが生きています。じゃが芋は蒸して、溶けたタレッジオチーズをからめてあります。上には、トリフのスライスがた～っぷりかかっています。		▲これ、何だと思います？これは、「コルツェッティー」と言う名で、オリーブの木で出来ている道具なんですって。では、何に使うのか？
▲先程の型で作ったパスタです。丸い、平たいパスタです。くり抜いて、押し付けて、模様をつけます。北イタリアのリグリア州のパスタです。パスタの中には、マジョラムが入っています。ローストしてすりつぶした松の実とロディジャーノチーズとマジョラムがかかっています。珍しいパスタです。初めていただきました。		▲鯵とウイキョウの手打ちパスタです。夏らしさを感じさせる、爽やかな仕上がりです。魚が変わっただけ？で、こんなにも変わるのか、と思いますよ。イワシのとは異なり、実にさっぱりしています。こういうのが、とにかく好きなんです。		▲１ヶ月熟成させた黒毛和牛は、風味があります。今日は若いスタッフが、私達の為に、一生懸命焼いてくれました。美味しかったですよ。