「日々のこと」にも書きましたが、京都の友人が来てくれたので、皆で食事に出かけました。
「祗園おかだ」さんで働いて、美味しいのを作れる人に和食でもないので、京都では味わえない物を、と思いました。
そうなると、まずはやはりここです。　　

楽しかったので、本当によく食べ、よく飲みました。
Ｅさんが、食べてみたかったという、「無菌豚」や「うさぎ」を出してもらい、それに関連した話に真中さんも加わってくれて、花が咲き、楽しいひとときを過ごしました。

真中さんが私に、「いつもよりワイン飲む量多いけど大丈夫？」と心配してくれました。
が、まぁ酔っても、今日は連れが沢山いるから安心です。
全員いい気分で適当に酔いましたが、なんともなく。　
なんて強いんだろう、恐ろしい事です．．．。
結局ボトル５本空け、あとは各々シャンパンとシチリアのモスカートを１杯づつ。
ホントによく飲みました。

お店の心配りにいつも感謝です。

▲いつも通り、メニューは全てお任せです。ワインもです。変に自分で選ぶより、ずっといい。間違いないです。 初めは、赤レンズ豆の冷たいスープです。野菜のブロードで煮て、裏漉ししてあります。豆のザラッと感があります。豆が沢山入っているのでしょうね。上にはトスカーナの辛味のあるオリーブオイルがかかっています。「かき混ぜないで、一緒にすくって飲んでください。」と言われました。		▲「マグレッラ」―豚の肩肉を寄せてソーセージにした物です。バローロとビネガーを合わせた物を振ってあります。添えの野菜がとりわけ美味しいのも、ここのお店の特色です。有名な「浅野農園」から送られてくる物を使っています。他にも色々な産地から届けられています。		▲私が前もって、リクエストした鴨です。とにかく美味しいのです。今まで色々な人を連れてきましたが、全員がこれを好きだと言いました。林檎のチップでスモークをかけ、急速冷蔵した鴨です。これにアカシアの蜂蜜がかかっています。
▲ズッキーニに花のフリットです。水牛のモッツアレラチーズにアンチョビーを詰めて、これを花の中に入れて揚げてあります。		▲クレモア産のウサギです。モスタルダとメロンと共に煮てあります。		▲パスタですが、写真がこの始末。言い訳すると、「細い麺だから早く食べて。」と真中さんが言うので、慌てた結果です。あららぁ．．．。さっぱりしたトマトの物です。わからないかも。
▲もう一品パスタです。今度は今の時期らしいそら豆のオイルパスタです。ロデイジャーノチーズがたっぷりかかっています。でもさっぱり、その上コクがあります。以前いただいたフキノトウもそうでしたが、パスタにも季節感があっていいですね。		▲メインは、急にお願いした無菌豚と馬肉の盛り合わせです。ここで、「ＳＰＦ］と無菌豚との違いを色々聞きました。豚の持つ病原菌５つが認められない豚を「無菌豚」と呼んでいます。これを焼いてありますが、浅めの焼きが可能なので、肉のジューシー感が伝わります。馬肉の方も実にさっぱりした仕上がりで、苦手、と思っている方にはお薦めです。びっくりすると思います。		▲ドルチェも色々ですが、これはその前に出されたゼリーです。コーヒーではなく、大麦を使っている為、香りはあるのですが、苦味がありません。さっぱり感は、こちらの方があるでしょうか。