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岩手県 湯川温泉「山人」でいただく夕食。

コメント(2)

2010.09.21

ありきたりの温泉旅館の食事には、飽き飽きしています。
変に料理料理しているものではなく、地元の食材を使ったシンプルだけれど、工夫されたメニュー。
いただきたいのは、そんな料理でしょうか。

ここの食事、私はとても好きです。
これを食べにだけでかけても、いいくらいに思っています。




▲食事は、夕朝共に、食事処「福膳坊」でいただきます。テーブルには、名前入りの「本日のメニュー」が用意されています。
 


▲食前酒は、またたび酒です。「前菜いろいろ」1つ目は、トマトを載せて焼いた岩がきです。塩ぽんずがけになっています。
 


▲盛り合わせがどかん。見慣れぬ食材もちらほら。,



▲この辺りは、山菜の宝庫だそうです。「みずのは」のこぶの天ぷら。こぶとは、種だそうです。この部分が落ちて、芽が出るそうです。
 


▲持ちあげてみると、こんな風になっています。
 


▲これも初めて。「とび茸」と言います。生えている姿が、鳥の鳶に似ているからだそうです。煮付けになっています。



▲岩魚のお造り。行者にんにく入りの、醤油でいただきます。
 


▲こちらの宿は、農園を持っておられます。ここで採れたトマトを使った一品。冷製トマトのスープのカペリーニ。ほどよい甘みのある、特徴のある味付けです。
 


▲山人の源泉を使用して作られています。岩手県北の北上高地で、放牧され育てられる短角牛の温泉ビーフ。ワゴンサービスされます。



▲「お好きなだけどうぞ」と。そう言われると・・・。適当にお願いすると、3人でこんなにたっぷり。1日遅れて、北上駅で合流予定の息子は、可哀想に食べられません。赤身がとても美味しい牛肉なので、いくらでも、いただけてしまいます。
 


▲いつもなら、日本酒をいただくところですが、ワインに。フランス産もありましたが、これにしました。足利の「こころみ学園」醸造。沖縄サミットで採用された本格的なワイナリーです。100%国産葡萄を原料に、野生酵母で作られた「農民ロッソ」に。これが中々に、美味しいのです。
 


▲もう1つ、お肉料理が続きます。でも全然嫌じゃありません。ギタギタしていないし、味はあるのだけれど、あっさりの「岩手和牛のステーキ 夏野菜のグリル添え」これも美味しくて。



▲温泉を利用して、町おこし。西和賀町の温泉育ちのすっぽん。宝楽飯のすっぽん仕立て。
 


▲ふきやなめこの入ったごはんを、卵で包んであります。これのスープ仕立て。
 


▲料理長 鈴木智之さんは、地元の御出身とか。一般的な温泉宿の料理とは、異なり、楽しいです。



▲デザートも、手前のチーズケーキは、山羊のミルクで作ったチーズに、何と山菜の「コシアブラ」を練り込んだものです。これもちゃんと、コシアブラ味が残り、大変に美味しいデザートでした。実はこちらの農園では、山羊も飼育しているそうですが、まだ仔山羊なんだとか。ゆくゆくは、という計画のようです。
 


▲お夜食に、ピッザが用意されています。食後~22:00の間、希望時間に部屋に運んでいただけます。
  

 

 


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コメント

  1. うららん

    東北生まれなので山菜はそこそこ食しているつもりですが
    「みずのは」のこぶはまだ頂いたことがありません 山菜も奥が深いですね!
    トップページの写真も山人のちかくでしょうか?
    山人の佇まい、お部屋もそうですがこんなところに泊まったら日常の時々起こるザワザワ感、心に波立つことがすっと収まるような気がします
    お料理も会席のようなものは要らないのでこちらで取れる食材を使われているのがいいですね~
    心と体がふぅ~と楽になる暖まるそんな感じですね!
    是非、行って見たいです!!
    部屋着は私の好みからいったらほどよく糊付けされた浴衣をさらっと着たいものです

  2. さなえ

    うららんさん
    この辺りは、山菜の宝庫です。
    わらびなども、いいらしいんです。
    「和卿」の菅原さんに聞きました。
    こちらでも、面白い山菜、以前色々食べさせていただきました。
    部屋着、最近こういった、宗教がかったみたい?なのが多くて・・・。
    私も、好きではありません。
    食事は、地元らしさのあるのが、いいです。
    京都風の料理が、一番食べたくありません。
    トップページの写真は、八幡平です。
    トレッキングした時に撮りました。
    すばらしい処ですよ。
    ここから出て、夕方に戻れます。
    日帰り圏です。

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