とにかくお天気が心配のイベントでした。
でもそこは、晴れ女の私です。
前日までの雨が嘘のように、上がっていました。
と思ったものの、世の中そんなに甘くない・・・

１９日。
雨の為に大津辺りで土砂崩れ発生。
皆様が乗る予定していた在来線は、遅延。
新幹線組は間に合ったものの、米原駅での乗り継ぎがうまくいかずに、めちゃめちゃ遅れました。

苦労したかいがあった、というか・・・、素晴らしいお店でした。
本当に良かった。
私はここが、いっぺんで大好きになりました。

▲米原から２つの、近江長岡駅。この日は、ここまでたどり着くのにが、どれだけ大変だったか。在来線が遅延の為、米原駅で乗る予定していた電車には乗れませんでした。とりあえず米原駅で皆様と会うことが出来た時にはホッとしました。予約しておいたタクシー会社やお店に電話など、てんやわんやのスタートとなりました。		▲伊吹山には、登山道があります。遠足でも登ることが多い山ようです。以前はゴンドラが運行していたのですが、現在は運休中。２合目に行く手段は車のみとなっています。けれども実は、一般車通行禁止。林道の途中には、一般車両が通れないように鍵がかかったゲートが設置されています。ゲートの鍵を持っているロッジとレストラン。両方のお客様。許可を得たタクシーのみが、通行許可されるのです。		▲「本当にこの先にフレンチのお店、あるんだろうか？」などと、疑いながら？も進んでいくと、「あったぁ！」 結構感激ものです。初めの予約時間より、あまりにも遅れたもので、マダムが飛んで出てきてくださいました。
▲「ロッジ　山」の看板。こちらは、２食付きで宿泊できる施設となっています。このロケーションなら、気持ちいいでしょうね。この日の目的のレストランは、ここの一部を借りて、営業しておられます。１１月半ばまでで、山を降りられます。		▲靴を脱いで上がります。この日は貸切りです。木に囲まれた気持ちのいいお部屋。そして、とっても 可愛らしいセッテイング。		▲山の花々が、ちょこんと生けられています。
▲撥水性のクロスの特性を生かし、わざと水滴が。センスのよさが、感じられます。		▲山の中ということで、窓から見えるのはほら、緑のみ。窓を全開にすると、澄んだ気持ちのいい風が流れます。		▲グラスには、グリッシーニ。黒胡椒がピリっと効いたチーズ風味と全粒粉の２種類。
▲アミーュズです。エスカルゴバターで焼かれたサザエ。ほじくっていくと、一番下には、ドライトマトが。そして、スープがカレー味なのか？と思ってしまいますが、実はトッピングの炒めた玉葱が、カレー風味。スープ自体は、甘味たっぷりのコーンポタージュです。		▲滋賀県の鹿を使った冷たい前菜です。フォアグラと一緒にテリ－ヌでいただきます。無花果やコル二ションなど、添えられてるものと良く合います。		▲パンも可愛らしい籠に入って。
▲滋賀は、食材が実に豊かです。続いても、琵琶湖の鮎の、コンフィーです。アスパラの原種「ソバージュ」も、沢山。蓼が沢山入った、ビネグレットがかかっています。とっても優しいお味です。皆様が口々に「いい苦味」と、絶賛されておりました。私もこの一皿、相当に好きです。		▲敦賀のキスは、しっとりと焼かれています。上にはほんのり甘い、茸「モリーユ」のデュクセルが、たっぷりと。下には、いたちきゅうりのスライスです。		▲こちらがその「いたちきゅうり」です。見せていただきました。
▲じゃがいもパン。		▲とっても可愛いらしいマダムが、サマートリフをスライスしてくださっているのは、お肉のお皿。		▲仔牛ロールのクリームソース。さきほどのトリフが、香ります。一緒にいただくお野菜も、全てが優しいのです。
▲お任せでワインを付けていただきました。８人でちょうどいい感じでした。		▲デザートは２種類ありましたが、チョイス。こちらは、マンゴのミルフィーユ。５個だけでしたので、じゃんけんしましたが、負けたぁ・・・		▲もう１つは、白いコーヒーブラマンジェ。
▲本当に楽しいランチでした。部屋に吹き込む風はさわやか。やはり山なので、いぃ気持ちです。		▲最後は、山で採れた木苺をジャムにして、挟んだマカロン。		▲食事をしたお部屋を、外から見たところです。
▲こんな風な景色を見ることが出来ます。最高です。		▲ご覧の通り、美男美女のシェフとマダム。本当に感じのいいお２人です。勿論、お料理・接客共に、楽しめます。		▲タクシーに迎えに来ていただき、駅に戻ります。１時間に２本しらない電車。ホームに着いたと同時に、あらあら・・・、発車。しばしホームから見える伊吹山を眺めながら、楽しかった食事の話に花が咲きます。