行ってきました

とても居心地がいいのです。

コメント(5)

2008.09.23

京都市東山区鷲尾町512
TEL:075-533-3100

あまりにもすばらしくて、行きたくて、行きたくて。

8月、「じき宮ざわ」のご主人、宮澤政人さんに案内していただいて、初めて伺いました。
それ以来、私はここの虜状態です。

そのすばらしさは、文・写真などでは伝えられません。
空気なのでしょうか?
実際に行かないと、その良さはわからないのかもしれません。 

私ははまっています。

次回は、秋・冬バージョンを体験したいのです。




▲台風が近づいています。新幹線に乗っている間も勿論雨です。台風に向かっているのです。京都駅に降り立つと激しい雨です。ぶらぶらと散歩しながら・・・、なんて思っていたのに残念です。タクシーでの移動となりました。今回は2Fの一番小さなお部屋です。窓からは、隣りの瓦屋根を勢いよく雨が流れているのが見えます。お部屋から眺めているぶんにはいいのですが、外は・・・、ひどいものです。
 


▲そんな喧騒が嘘のようです。ここは本当に別世界です。
先ずは、竹筒に入ったお酒が出されます。青々とした竹筒だけで、写真になります。今回は、こちらに伺うので、デジタル一眼にしました。いつもと写真、どうでしょう?
 


▲先付けは、ひし蟹です。酢のゼリーがかかっています。その加減が、なんとも言えず。胃を心地よく刺激してくれます。茗荷・菊の花と共に。



▲お椀は蕎麦がきです。その横で、大きなものが2つプカプカ。何でしょう?おくらの花です。子供の頃、実家の母が、この花が好きで庭に植えていました。ですから大人になるまで、これは鑑賞用の花、とばかり思っていました。それがまさか食べられるとは。初めて知った時は、本当にびっくりしたものです。花もちゃんとオクラ味。連れは驚いておりました。
 


▲料理長の藤山貴朗さんです。ご挨拶に来てくださいました。8月に初めてお目にかかったのですが、そのお仕事から、年配の方なのかとばかり思っていました。ですからお若いので、びっくりしました。前回も思いましたが、本当に感じのいい素敵な方です。(ハンサムです)
 


▲グジです。私の大好きな魚の一つです。葱と鱗の揚げたのが添えてあります。お好みで、その葱を巻いていただきます。山葵とお醤油で。そしてポンズで。なんて美味しいの!そのねっちょり感が、なんとも言えないのです。焼いても蒸しても、どんなお料理でも◎ですが、これが一番ねっちょりしていて、いいでしょうか。写真になっても綺麗!(自己満足です)



▲白和えです。具は、炊いた椎茸と銀杏・菊菜?(食べてしまったら、忘れました)煎った松の実が香ばしく、秋バージョンです。
 


▲奥琵琶湖の天然鰻です。実山椒醤油でいただきます。とっても美味しい!焼き魚と山椒。私にとって、最大最強の組み合わせです。もう幸せ、としか言いようがありません。
 


▲若い方が、これから焼く食材を見せに来てくださいました。爽やか好青年です。こちらで修業なんてすごいですね。何年後かが、楽しみです。勿論宮澤さんもなさっていたそうです。



▲宮崎の尾崎牛・茸色々です。松茸に舞茸・しめじになめこ。
 


▲冬瓜とすっぽんの煮こごりです。冷たい一品です。生姜が効いていますので、すっきり!
 


▲さきほど見せていただいた品々。こんな風になりましたよ。



▲お釜で炊かれたご飯です。かかっているのはなぁに?秋田のぎばさです。ひじきの仲間だそうです。ねばねばしているのです。
 


▲一緒に海苔と山葵が出されます。ちょっと山葵を入れて、海苔で包んでいただきます。海草に海草なのですが、風味が異なるから、美味しさアップといったところでしょうか。
 


▲おわかりになりますか?ねばねばしているのが。



▲お部屋を移って、お菓子をいただきます。ご覧の通り、今は夏仕立です。もう畳・襖に変わります。おそらくここが、一番その変化を感じられるお部屋でしょうか。
で、はずした簾戸は?この大量な簾戸は、どこにしまうのだろう?という話になりました。そんな広い納戸はどこに?伺うと、預かってくれるお店があるのだそうです。なるほどね。
 


▲ここは囲炉裏のお部屋です。唯一この部屋だけが、庭に面しています。ですから広々としています。前回は夜でしたので、いまいちよくわかりませんでしたが、こんな景色を眺めながらなのですね。
 


▲マンゴをいただきます。



▲そしてもなかです。餡の上に小さな白玉が2個。実はこれ、二色の餡が詰まっています。蓋を返せば、ぎっしり栗餡です。なんだか秋を感じます。
 


▲床の間のお花も、秋を代表するような風情のある花々です。自分が秋生まれなせいもあってか、秋草が大好きです。着物の柄も、萩や紅葉・ススキなどが好みです。ちなみに偶然、我が家の家紋は、桔梗なので、紋付には、一年中秋の花です。
 


▲こんなに見事なすすき。どこを見ても、私好みです。

関連する記事

コメント

  1. こんにちは。
    今回もまたまたとても美味しそう♪
    というか、もう芸術の域ですね…。
    グジの引き方も素敵。
    じ~っとパソコンを眺めて惚れ惚れしています。
    これは是非実際に行いかないと。
    次回の京都行きはここ狙いに決めました!

  2. さなえ

    oguriさん
    ぜひいらしてください。
    本当に素敵ですから。
    お料理もですが、何より雰囲気を充分に楽しんできていただきたいです。
    私も又行きます。

  3. なべ

    すばらしいお料理ですね。。
    かなり前に行ったきりですので、またのぞいてみたくなりました。緒方に行かれるようでしたら、是非ご感想を聞かせてください!

  4. さなえ

    なべさん
    良かったですよ~っ!
    緒方さんがいらした時、室町に行ったことがなく、お料理実は食べたことがないのです。
    でもお店には伺いたいと思っています。

  5. カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

なべ にコメントする コメントをキャンセル

* が付いている欄は必須項目です

ページトップへ