行ってきました

久しぶり!祇園さ々木さんのおせちです。

コメント(2)

2008.01.03

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

今年のおせち、第一弾は「祇園さ々木」さんです。 

昨年(2008年のお正月)さ々木さんは、おせちをしませんでした。
ですから、久しぶりです。

一度でも召し上がったことがある方はおわかりでしょうが、佐々木さん好みの、「らしい」おせちになっているのではないでしょうか。
個性が出たおせちかと。
少なくとも私は、そう感じています。
普段お店では、中々味わえない、違った「祇園さ々木」の良さを堪能出来る品、と思っています。
そしてそれは、特に下の段の煮染めに感じています。
以前あるお客様に「煮物ばかりだなぁ。」と言われたことがある、と聞きました。 
確かに、そう思えばそれは当たっているのです。
でも、そんじょそこらのお店なんかとは、比べ物にはならない、本当に手が込んでいる物なんです。
豪快であり、楽しくもあり、技術の高さを実感出来るものです。

今年は念願叶って、復活です。




▲1日、クール宅配便にて、届けられます。今年届いたのは、10時過ぎぐらいでした。以前お願いした年は、年末から関西が大雪に見舞われました。その為、なんと、届いたのが午後3時になりました。その事があって以来、関西の年末の天気が気になって、気になって・・・。玄関のチャイムが鳴ると、ホッとします。
 


▲ずっしりと、重みのあるおせちは、包みを解くのが、とにかく楽しみです。上に載った袋の中には、ねっちょりと仕上がった、自家製からすみが入っています。そしてこちらが、一の段です。
 


▲そして、驚きの二の段です。写真では、そのすごさが、お伝え出来ないので、残念でたまりません。色々な種類の煮染めが、ぎっしり!詰まりに詰まっています。



▲一の段に詰まった物を紹介していきます。だし巻き卵・かずのこ・ピンクの器には、黒豆です。甘すぎず、いただきやすい味付けになっています。そして、もろこの南蛮漬け・菜の花・田作り
 


▲味噌漬けにした魚を焼いたもの・鶏の焼いた物・結びかまぼこの下の器には、なまこ酢。はじかみ生姜。
 


▲いくらの醤油漬け・かにの錦紙巻き・白身の昆布巻きは、甘酢生姜が芯になっています。



▲サーモンの絹田巻き・鮑・袱紗卵・
 


▲二の段は、煮染めです。ここに入っている物は、見ただけではわかりにくいかと。写真だと、野菜ばかりに見えませんか?ですので、取り出しての説明です。ぎっしりと、どうしたら、こんなに詰めることが出来るんだ?というくらい、すごいテクニックで、詰められています。豚の角煮・棒鱈・子持ち鮎・助子・人参と大根を鱧で巻いたもの・海老・昆布巻き。どれもこれも、じゎっと味が滲みていて、いいですよ。
 


▲そして、一緒に詰まっている野菜達です。くわい・海老芋・たけのこ・ごぼう・れんこん・しいたけ・さやえんどう・近江の赤こんにゃく・栗・梅型に人参と長いも。それぞれ別々に焚いてありますので、味付けも様々です。
お品書きは、ついていないので、間違っている物もあろうかと思いますが、ご容赦を。

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もう秋ですね

コメント

  1. あけましておめでとうございます
    さ々木さんのおせちなんて贅沢ですね
    御節やお雑煮は地域によって内容が変わるので楽しいです
    子供たちもお正月の料理に興味があるようで、御節のお料理の意味(昆布巻きはヨロコブを意味しているとか)を聞いていました
    只今、引越し期間中でネットが使えない状態です(涙)
    ネットだけは旦那様の実家に借りに来てるんですヨ~
    2月上旬には引越しが完成しますので、またこちらのブログにも遊びにきてくださいね
    今年も早苗さんの東京~京都での食べ歩記を楽しみにしています

  2. さなえ

    mkumoさん
    お引越しなんですね。
    お子さん、小さいから大変ですね。
    体調、崩しませんように。
    ご主人様のお仕事柄もあるのでしょうが、お子様達、お正月料理に興味、いいことですね。
    最近は、「嫌いだから食べない。」なんて方もいらっしゃるようですが、ちゃんと意味のある日本の伝統ですから、召し上がっていただきたいです。

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