行ってきました

楽しみなお店です。

コメント(2)

2007.10.10

東京人の私は、よほどの事がない限り、京都でお寿司は食べません。
と言うより、「食べよう。」と思ったことがない、というのが、本当のところでしょうか。

そんな私に、中々いいお寿司屋さんだということで、「上賀茂 秋山」の秋山さんが案内してくださいました。  
ご主人の熱心さが伝わってきます。 
お仕事も丁寧にされています。 
感心しながら、いただきました。 

 明るい性格の秋山さん。 
この方も又勉強熱心です。
その上、かなり?年上の私にも、思ったことはどんどん言ってくれるので、一緒に出かけても、気が楽で楽しいです。
仲良くしてくれる友人達は、最近皆年下になりつつある、今日この頃です。




▲お店は、地下鉄松ヶ崎下車。宝ヶ池通りを上り、しばらくして西に入った所にあります。ここは、お寿司屋さんなのですが、ご主人の大谷さんは、ソムリエ資格をお持ちです。初めて来たというお客様。ここを選んだ理由が、「いいワインが揃っていて、いろいろ飲めて楽しい、と聞いたので。」でした。お店の隅にワインセラーがあるくらいですから。納得。今日は、おまかせ7500円をお願いしました。初めは剣先いかからです。このシャリは少し甘めで、かなり小ぶりなにぎりです。
 


▲寿司めしも、2種類を揃え、ねたによって使い分けておられます。砂糖なしの赤酢。甘みのある米酢。ご主人は実に研究熱心な方で、いろいろな工夫された物がいただけます。次いでは鯛。昆布〆したきじはた・しま鯵。そしてこの煮ホタテです。煮てある?ぐらいの生感覚。50~60℃でじっくり、ゆっくり煮、煮詰めた煮汁に一晩漬したとのこと。
 


▲焙ったたいらぎ貝の次は、三陸の牡蠣です。これもホタテ同様の仕事がなされています。



▲づけ・中とろと鮪が続きます。こういうスタイルは初めていただきました。薄く切られた物が二枚重なって握られています。薄くスライスすることで、空気に触れさせて、旨みを増させるとか。
 


▲昆布に挟むと皮が汚くなるので、昆布に載せた、かすこだい。そしてコハダです。江戸前ではこれがなくっちゃ、というねたですが、関西では手に中々入らないのだそうです。沢山ある時にまとめて購入し、-60℃で、保存しておくそうです。赤酢で〆てあります。シンコは小さいので、3枚使ってあります。
 


▲淡路島のウニの後は、蒸し鮑です。6時間むしてあるそうで、柔らかです。そして煮穴子です。砂糖はざらめを使用。25分位煮た後、そのまま冷まします。こうすることで、味を含んでいきます。



▲初めてです。東京でも、お目にかかったことはないスモークしたお寿司です。驚きましたが、美味しかった!りんごと胡桃のチップを使っているそうです、中はレアです。生姜を載せてあります。元々チーズやハムなど、スモーク物が大好きなんです。
 


▲卵焼きが2種類です。塩味のだし巻き、関西風と砂糖入りの甘みのある関東風。こちらは、焼くのにも3時間もかかる、ふっくらタイプの卵焼き。双方食べ比べです。
巻物もしゃれています。いかの山椒巻き。そしてブロッコリーのスプラウト。芽ねぎが好きなくらいですから、これ、とても好きです。
 


▲追加した煮蛤です。とてもあっさりした仕上げで、これもゆっくり煮ているようです。
げそ好きな私に付き合って、秋山さんも焙ったげそを。搾った柚子とよく合うんです。初めてだったのか?美味しいって。そうでしょう。大好きなんです。安上がりでしょっ!

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コメント

  1. 京都生まれ大阪育ち

    有難うございます!これで「日出酢」に行く勇気が
    わいてきました。なぜなら、お値段が分かったからです。
    他の方のブログではよく登場しているお店ですが、その方は
    もう常連さんのようですし(ワインをこよなく愛されて
    いる方です)、いろいろな美味しいものの紹介ブログが
    あっても、中々お値段の記載がないので、躊躇して
    おりました。「祇園なん波」さんも、こちらのブログで
    知りまして、伺って感激し何度か利用しております。
    東京も時々遊びに行きますので、このブログを参照して
    ご紹介のお店に行きたいと思います。どこかでお会い
    できれば嬉しいです。どうも有難うございました。

  2. さなえ

    京都生まれ大阪育ちさん
    そうですか、お役に立ててよかったです。
    おまかせ、他には4500・6000円があります。
    京都でお寿司、あまりいただいたことがないので比較出来ませんが、内容からすると、良心的なお店だと思います。
    是非いらしてみてください。

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