行ってきました

おだしが美味しいんです。

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2007.07.10

京都市中央区釜座通御池上ル723
TEL:075-212-7800

5月以来です。
今日は、とても楽しみにしていました。 

「SAVVY」にたて続けに紹介され、予約も大変になりつつつあります。

ここのお料理、「なかひがし」さんや「祗園さ々木」さんのような、飛びぬけて特徴のあるお料理が、並ぶわけではありません。 
でもどれもこれもが、いいお味で、いいのです。
おだしの美味しさが、どのお料理にも感じられます。




▲すっかり夏らしくなった入り口です。目にも涼しげになっています。さて今日は、どんな物を食べさせていただけるのでしょうか。楽しみです。
ここのお店では、まず食前酒が出されます。いつもは、塗りの杯です。今日は夏らしく、涼しげなガラスで出されます。
 


▲ご主人が、20年近く買い集められた器は、実に素敵です。このいい器を惜しげもなく使っておられます。それだけを拝見してもすばらしいのですが、料理が盛られると、尚更にその良さがわかります。
今日の先付けは、サーモンとトリガイの酢の物です。スモークされているようで、ほんのりいぶした香りがしています。くらげ・レンコン・きゅうりと共に土佐酢がかかっています。煎り胡麻の香りがとてもよく、食欲が沸いてきます。
 


▲蓋を開けると、実にいい香りが漂います。美味しい!としか言いようがないお椀です。一口含めば、おだしの旨みが拡がります。中には、焼いた穴子です。その脂が、だしの中に溶け込みます。三つ葉・木の芽・刻んだ茗荷など、香味野菜が爽やかさを添えます。一種ではなく、いつも何種類か入っているでしょうか。



▲ご主人は、ほとんど厨房におられます。お造りの時だけ、このようにカウンターに出ていらっしゃいます。もっとゆっくりお話が出来たらいいのですけれど・・・。奥にいらっしゃるのが奥様です。お二人共爽やかで、そのお仕事ぶりに、好感が持てます。
 


▲お造りです。皆様はあい混ぜです。これ、いいんですよ。どんな物なのかは、前の記事をご覧ください。他店では出てきた事がないので、新鮮に感じます。ここのお店のスタイルになりそうです。私には、何度もいただいているので、気を遣ってくださったようで、2種盛りです。グジはポン酢醤油で。マグロは、土佐醤油でいただきます。どちらも脂が載って、美味しいです。
 


▲ここで、稲庭うどんです。お隣りの方々は、冷たい生姜が効いた物。前に私はいただいています。それだからでしょうか。又気を遣っていただいたようで、ちぎった梅が混ぜ込んである冷たい物。これも、おだしの美味しさを堪能出来る一品です。



▲胡麻豆腐と海老のみじん粉揚げです。温かいあんかけになっています。甘からず、辛からずのトロリとしたあんは、胡麻豆腐のねっとり感と相まって、いい感じに。パリッと揚がった海老の方に、ちょっとこのあんがくっつくと、パリしんなりとなり、これ又いい感じでいただけます。丁度、中華のおこげのあんかけ感覚です。
 


▲通常は、グループごとにお釜でご飯を炊いて出されます。私は一人なもので、今回はもずく雑炊です。おろした生姜が効いていて、暑い日には、ぴったりです。
 


▲最後は、キウィフルーツとグレープフルーツです。これで、3000円は、お値打ちかと。

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