行ってきました

久しぶりです。

コメント(2)

2007.05.12

京都市東山区祇園町南側570-199
TEL:075-532-2801

「祇園おかだ」「せき川」さんを紹介して、ここを紹介しないのは、片手落ち、というもんです。

久しぶりです。
本当に、久しぶり!
最後に行ったのは、ブログを始める前でしたから。

コース中心のお店が多い中、ここも、食べたい物を単品でお願い出来る貴重なお店です。 
3店、それぞれに雰囲気は、異なります。
色々いらしてみてください。
どこが自分に合うか。
これはもう、行ってみるしかないのですから。




▲美味しそうな物がいただけそうでしょう?ここも大人の雰囲気です。
17:00~21:00、日曜休み
 


▲カウンターには、経木に書かれたおしながきが置いてあります。但しここも、値段は書かれていません。慣れないと、ちょっと怖いかもしれませんが、びっくりするほどの事はありませんので、ご安心を。今日は、食べたい物をこの中から選びます。
 


▲座れば出される先付けは2種です。このお店では、「つきだし」と言っています。方向性がわかるかと思います。鯛白子のぽんず醤油と茹でた豚肉ときゅうりの芥子醤油和え。どちらも、いきなりお酒が進みそうです。ここのお店は、キリッとしたお料理かと、思っています。



▲「お造り、適当に盛り合わせで、お願いします。」とお願いしたのがこれです。どこのお店でも、生ものに関しては、こんな注文の仕方をします。その方が、美味しい物をいただけるかと。グジ・鯛・うに・イカ。そして、後から焙った油目が出されました。どうしても食べたい物があれば、それを言って、後はお任せがいいでしょうか。
 


▲「トリガイの焙り」をお願いしました。すると、目の前にポンと、置かれたのがこれです。見たことありますか?トリガイって、こんな貝なんですよ。今日のは、能登産です。阪川さんが、目の前でさばいてくださいます。見るのが楽しい。こんな風に並べてくださいましたが、まるで、生物の解剖みたいですねぇ。勉強になります?
 


▲塩をして、炭火で焙ったのがこれです。やっぱり美味しいです。そのままでも充分ですが、ぽんず醤油でいただけば、更に甘さを感じます。今日はこれが人気で、あっという間におしまいになりました。よかった~、いただけて。



▲「白魚鍋」葱と白魚を卵でとじた小鍋です。繊細な白魚です。薄味仕立てであっさりしています。卵もふんわり。実は、これがきっかけで、お隣りの方とお話が弾みました。私が頼んだ、これをご覧になって、見入ってしまったとか。あまりにも美味しそうでだったのでと。注文されていましたよ。
 


▲じゅんさいも新物が出てきて、食べごろです。だしが効いた加減酢がかかっています。一緒に鱧が入っていました。もう夏です。ガラスの器ですので、白い鱧と、ポトンと載った梅肉の赤が映えます。
 


▲「竹の子まんじゅう」です。大きくなくて、いいです。どかんと大きいと、それだけで、お腹、いっぱいになってしまいます。よもぎ麩と焼き穴子、筍がお団子になっています。外側は、百合根・丸いも・じゃが芋が合わさっているようです。
包んで揚げて、葛あんかけになっています。白髪葱とおろし生姜と共にいただきます。
今回は、後お新香の盛り合わせと、ビール一本と、凍結酒で16500円でした。ご参考までに。

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2008.04.17

K6

コメント

  1. 佐平治

    吉田さま
    阪川で、お隣の席から「白魚鍋」にすっかり魅了されて注文した者です。
    先日は楽しい時間をありがとうございました。
    最初は、雑誌の取材か、あるいは和風ミシュランの調査員かと、興味津々、横目でちらちらでした。
    それにしても吉田さん、お酒、結構お強いですね!
    阪川は、祇園で、食べたいものだけを注文して最高に満足できる貴重な店だと思います。
    お気に入りのひとつになりました。
    吉田さんのこのブログは、本当に楽しいですね。
    最近良く見かける、批判の為の批判みたいな書き込みは、後味が悪いものです。美味しさなんて、ひとそれぞれなんですから・・・
    それにしても、何軒も私のお気に入りのお店が登場していて、嬉しいです!!
    もしかしたら、どこかのお店で又お会いするかもしれません。
    その節はよろしくお願いします。

  2. さなえ

    佐平治さん
    こちらこそ、ご一緒出来て、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
    ありがとうございました。
    私、そんな風に見えますか?
    目が真剣なのは、ただの食いしん坊だからです。
    お褒めにあずかりまして、光栄です。これからも、皆様のお店選びの参考にしていただけたら、と思っております。
    いつかどこかで、お目にかかれるのを楽しみにしております。

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