行ってきました

気になっていたお店でした。

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2007.04.12

毎月勉強に京都に通っている今とは違い、ただの観光客だった頃。 
宿泊は、いつもブライトンホテルでした。
居心地もいいし、食事も美味しい!
今でも大好きなホテルです。

このホテルの和食レストランの料理長を、開業当初からずっとなさっていたのが、ここのご主人です。
そうと知って以来、ずっと気になっていたのです。

緊張しつつ伺いましたが、面白かったなぁ~。




▲岡崎にある、有名な漆器のお店「象彦」の隣りの一軒家です。この建物、明治時代は、「竹千代」という名の旅館だったそうです。道路に面して間口が広く、奥行きが浅い建物です。うなぎの寝床、と言われる京都スタイルとは、まるで反対です。一歩中に入ると、外から見て思っていたのとは、全然違う世界が広がっていました。一階には、昼のみ使うテーブル席。座敷とカウンターがあります。今日は、ご主人が立たれているカウンターでいただきます。
 


▲お料理は、一種類のコースのみです。うこぎ・浜防風・うるい・の煮浸しと鯛の子の炊いた物です。両方とも、お酒が進みそうです。さりげない料理だけれど、気が利いている。そんなお料理が続きます。
美人のおかみさんと、面白いご主人。楽しい時間が過ごせます。
 


▲これも又そうです。味はしっかりした朴葉味噌です。少しづついただいて、お酒の肴にぴったりです。



▲お椀は、筍入りのしんじょです。葛で、薄いとろみがついています。上に載っているのは、土筆と?です。なんと春蘭とです。これ、食べられるとは知りませんでしたし、初めていただきました。ほろ苦い味がしました。
 


▲お造りです。魚もありますが、珍しいのは、向こうのお肉、鹿の内ももです。赤身で匂いも癖もない、美味しいものでした。これ、撃ったものではなく、しかけに掛かった物なんだそうです。卵もそうですが、両方とも、本業は造園という知り合いの方の趣味の賜物なんだそうです。
 


▲器に入っているのは、きやらぶきの炊いた物です。何でもこれ、花粉症にとてもよく効くんだそうです。
知っていましたか?桜に季節にちなんで、桜鱒の焼き物・桜海老のかきあげ。ちまちましていず、大きい事。



▲入荷した時だけ出されるトマトは、群馬のフルーツトマトです。味の濃い物で、とても美味しい。今日は、ラッキーです。ご主人にはこだわりがおありで、作り手指定のトマトです。
 


▲お知り合いの信楽の造園屋さんは、とても鶏がお好きだそうです。あくまで趣味で、様々な種類を放し飼いにして、大事に大事に育てているという、色々な鶏の卵です。近江地鶏・アロカロ・鵜こっけいなどなど。どれがどれだか、私には、よくわかりません。中には、かけ合わさった物もあり、何が何やら。
お料理の方は、油目・焼き豆腐・青梗菜の蒸し物が出されます。
 
 

▲グループごとに炊かれたご飯で、卵かけご飯です。「お好きなのをどうぞ。」と言われましたが、迷ってしまいます。お隣りの方と二人して、「どうしましょ!」って悩みました。味もきっと違うんでしょうね~。
お新香もたっぷりで、本当に堪能出来ます。
そして最後は、甘味控えめな桜餅で終わりました。

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