軽井沢では一番美味しい、と噂のお店です。　
今日は、友人と娘と、このお料理をいただく事を目的にやって来ました。
前々から、来たいと思っていたお店です。
念願叶い、ようやく味わう事が出来ました。

お料理の１つ１つが実に丁寧に、そして綺麗に作られています。　
別荘族の方達も通うはずです。
お皿が運ばれてくる度に、あちこちで、声が上がっていました。　

接客も適切で、親しみが持てます。
シェフも何度も客席にいらして、お客様と一言二言ですが、歓談していらっしゃいます。
私もお話しましたが、感じのいい、素敵な方でした。

▲駅から散歩がてら、別荘の立ち並ぶ路を歩いて来ました。以前別荘があったので、軽井沢の路には、詳しいのです。木漏れ日の中、よく散歩した路を歩きます。 東雲の交差点を左に曲がってすぐに、お店はあります。雰囲気のあるお店です。ここは、宿泊施設を持つオーヴェルジュです。時間があれば、是非泊まってみたいものです。		▲食前酒を勧められました。綺麗な赤い色は、「五味子（ゴミシ）」という浅間で採れる木の実です。秋に収穫した物をこのように漬けてあります。これをシャンパンで割って出されます。娘が生薬の授業で習った、と言いますので、きっと体にいいのでしょう。試しに実がどんな味なのか、口に入れてみましたが、これはやめた方が．．．。苦くて、石鹸みたいで。これ自体は美味しくもなんともありませんでした。		▲昼は、４５００円と７０００円の２コースがあります。私達は、７０００円のコースをお願いしました。前菜は６種ありますが、どれもいただきた物ばかりです。私が選んだのはこれ、お店の看板メニューだそうです。「高原野菜とオマール海老のテリーヌ」です。実に綺麗です。キャベツ・ポアロネギ・人参・ブロッコリー・トマト・オクラ・椎茸・カリフラワー・赤のパプリカなどが使われています。ミントが効いて、爽やかです。周りのゼリーの加減もいいです。さすが、スペシャリテです。
▲スープは、全員同じ物です。「渡りがにのミネストローネ仕立て」です。スープ皿の真ん中に、ワタリカニとイタリアンバジルが１枚です。後からここに、スープを注いでくれます。いい演出です。一気に香りが立ち上ります。		▲玉ねぎ・人参・２色のパプリカ・いんげん・ブロッコリーなど、何種類のもお野菜の甘味と旨みがバターの風味と相まって、いい感じです。カニのコクが加わって、より美味しくなります。		▲主菜も各々チョイスします。４種の中から、私は迷わずこれを選びます。「骨付き仔羊のロースト田舎風」です。骨の周りは美味しいです、手に持ってかぶりつきます。焼加減がとてもよく、柔らかいのに驚きます。どこに行っても、好きなので、ついついこれを頼んでしまいます。ですので、いかにこのお店のが美味しいかもよくわかります。
▲別料金ですが、チーズを頼むことが出来ます。何種類かありますが、フロマージュブランをお願いしてみました。こくのあるヨーグルトという感じでしょうか。これを荒く挽いた黒胡椒と塩でいただきます。		▲デザートも４種類あります。なんと綺麗なのでしょうか。友人が頼んだ「虹色のスフレグラス」です。私は、違う物を頼みましたが、あまりにも綺麗なので、こちらを紹介します。上から、木苺・苺・杏・バニラ・ペパーミント・？、そしてジェノワーズです。上には飴がかかつています。 一つ一つのお料理が、アートです。目でも舌でも満足する事、請け合いです。 コーヒーとハーブティーのどちらかを選びます。		▲デセールは、キャラメルです。実は私、こういう物はあまり得意ではないのです。が、これは美味しかったです。甘いだけの物が多い中、ここのは、ほろ苦く、カリッとした仕上がりです。