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私が、祗園さ々木に通う理由ー3

コメント(2)

2006.04.13

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

和食は京都で。  
いつの間にか、そうなっていました。

東京にも、美味しいお店は多々あります。
でも、「祗園さ々木」さんクラスを考えれば、私は、京都の方がずっ~といいです。
仮にもし、さ々木さんと同じ値段のお料理を頼んだとします。
東京では、確実にがっかりするでしょうね。
倍かなぁ、同じくらいのレベルを食べたい、と思ったら。

正直好みはありますが、東京の板前さん達は皆、しっかり修行もされている優れ者揃いですから、美味しいです。
じゃあ、なんでか?
仕事(技術)ではないのです。
お料理の内容、材料の問題です。
ある意味仕方のない事です。
なんせ東京は、地価・家賃が著しく高い場所です。
この事が、確実にお料理の内容に影響を及ぼしているのだと思います。
だからこそ東京人は、感じるのです。 
「京都は、安い。」と。
と言う事で、今日も私は、とにかく美味しくて、東京と比較すれば安い「祗園さ々木」さんに、せっせと足を運んでいる訳です。
参考までに、ビール1本、冷酒3杯飲んで、今回は19000円の支払いでした。
少し飲みすぎです。
ちょっと言い訳すると、ビールは半分しか飲んでないですからぁ。




▲東京では、桜はすっかり終ってしまいました。でも京都では、ソメイヨシノはかなり終りに近いですが、紅枝垂れ桜が満開になりました。まだまだ街全体がピンク色の感じです。さ々木さんの器も春爛漫です。まず今日は、梅酢から始まります。梅干しを酒で焚いて煮詰めて作った煎り酒をジュレ仕立てにしてあります。私はここのお店のジュレの加減が好きです。表現すれば、固さは「グジュグジュ」というところでしょうか。鯛は今が最高!特に今日のは、鹿児島の宮中さんの物です。それを昆布〆にしました。そして、今の時季しか味わえない花わさびと合わせて。上からジュレをかけていただきます。
 


▲シンプルに茹でただけのホワイトアスパラは、愛媛の西条から届いた一番採りです。これで2回、皮を剥いたというのですから、相当に太い物です。塩加減がいいからこそ、甘味が絶妙に際立ちます。美味しい!
 


▲お椀は、届いたばかりの桜柄の輪島塗です。蓋を返すと、円山公園の満開な桜を映した蒔絵が美しいです。これで18種類になった、と佐々木さん、嬉しそうでした。香りの強いよもぎの新芽を使い、よもぎ豆腐に仕立てました。確かに。蓋をとった瞬間、春の匂いが漂いました。こんなに香る物だったのですね。春の魚、アブラメ(アイナメ)を葛たたきにして、一緒に。ほっこりします。



▲お造りは、羅臼のウニ・能登のトリガイ・そして車海老です。ウニは、だし醤油と共に飲む感じっで。トリガイは、ものすごく身厚で、びっくりです。市場に20個しかなかったのを、買い占めてきたとか。お寿司は、近海物の生マグロ。勝浦産です。
このあとは、赤身のづけ握りが続きます。
車海老の頭もちゃんと焼かれて出てきます。香ばしくて好きです。
 


▲今日も又、ぐつぐつ煮えたぎっています。猫舌の私が一番苦手なのがこれ。いつもここで、大体焼けどです。熱い物は熱いうちに。美味しいうちに早く食べたい、その一心で、ついつい熱いのを我慢して・・・で、です。例年でしたらもういいくらいの京都塚原産の筍も、今年は寒かったからでしょうか、出が遅いように思えます。若布は、実は微妙に時季が異なるので、昨年のを塩蔵しておいた物だそうです。吸い口は、木の芽です。
 


▲焼き物は、琵琶湖の稚鮎です。炭火でご主人自ら焼いてくれます。まだまだ小さく、10センチないですね。頭から尻尾まで、柔らかいので、余すことなく全部いただけます。美味しい!鮎は大好きなので、いつでも痛快まるかじりです。しかも何をつけずに。香ばしさと振り塩で、十分。ほろ苦さがたまりません。



▲「さぁ、何でしょうか?」こ た え :変形、しらこポン酢。白子と言っても、今の時季のは、鯛の白子です。これを裏ごしして、わらび粉で練り上げました。ポン酢は、ゼリー仕立てにしてあります。形は違えど、組み合わせは、まさしく白子ポン酢です。
 


▲フォアグラ・大根ならぬ、あんきも・大根のソティーです。あん肝は、見た目よりもずっとさっぱりした脂で、とろけます。添えは、空心菜です。3月、社員旅行(って言うのか?)で出かけたベトナムで、すっかり気に入って、買い付けてきた醤油で味がつけられています。
 


▲土鍋で炊いたご飯は、おこげができて美味しいですよね。今日はシンプルに蕗です。私は初めてでした。蕗は、お揚げと一緒にだしで炊いて、ご飯が炊き上がった時に加えます。筍でもそうですが、その物ずばり、が一番美味しい、と思いませんか?
 最後は、フルーツです。宮崎産のマンゴを潰してソースとしています。

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コメント

  1. むちゃ

    毎月の京都レポートを楽しみにしております。
    とうとう2軒目を出されると噂に聞きました。
    建仁寺の裏手、丸山の向かいに100坪の家を改築して10月に回転という話です。
    1代でたいしたモノですね。

  2. さなえ

    ありがとうございます。
    見てくださって、嬉しいです。
    ふ~ん、ちまたでは、そんな話になっているのですか。
    ただ、移転するだけみたいですよ。

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