行ってきました

こういうところが人気の秘訣です。

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2006.04.14

僅か5席のお店は、あっという間に予約で埋まってしまいます。
今日偶然ご一緒になった方々も、「ようやく取れて、やっと来られた。」とおっしゃっていました。
つまり、一度来て美味しかったので、というリピーターがこれからどんどん増える、と予想されます。
予約、これから益々取れにくくなるのでしょうね。

先日初めて行ったお店で、そこのご主人と偶然「つか本」さんの話になりました。  
何度かお店にいらした事があるとか。
美味しいし、塚本さんを「とてもいい方で、大好きです。」とおっしゃっていました。
確かに塚本さん、まだお若いのに、落ち着いてて感じのいい方なんです。
しかも爽やか。
その上、気配りもバッチリです。
今日伺った時、一番初めに「娘さんは、学校に慣れましたか?」と聞かれました。
前回は、娘も一緒だったので、学校の話もしました。
その事をちゃんと覚えていらして...、嬉しいですよね。
京都は、お料理はそこそこどこも美味しいです。
では、どこに行くかの決め手は何か。
こういう事が、「又来ようかなぁ。」と思わせてくれる要素になりはしませんか。
ご主人もお店も人気があるの、わかります。




▲お店は先斗町の西側の、こんな細い路地を入っていった場所にあります。しかも、「この先行き止まり。通り抜けできません。」なんて書かれてあろうものなら、まず行かないでしょうね。
 


▲先付けです。菜の花と伊勢海老のゼリー酢がけです。ゼリーと一緒に食べるよう勧められました。菜の花以外にも、花わさびの軸が入っているようで、ピリッ、と感がありました。ウニの甘さが混じります。ゼリーはクラッシュしてありますが、固めです。もう少し柔らかくてもいいかな、と。
 


▲お椀は、鯛の潮汁です。この時期、あいなめの葛たたきの入った物を出されることが多かったので、新鮮に感じました。いくら好きでも、それが続くと、やはり飽きます。だから今日は、よけい美味しく感じます。旬の筍・わかめとの組み合わせ。春なんですね~。ただちょっと気になったのは、アクが多少...。まぁ、いいか。



▲お造りです。ここではまだ、2回しかいただいたことがありませんが、ご主人の好みなのでしょうか。さっと、火が通った物が出されます。前回は牡蠣を低温加熱。今回は、こしびを焙ったのと、鯛の白子をポン酢醤油でいただきます。「こしび」というのは、「よこわ」の大きいものなんだそうです。日本海、能登産とか。近海物なので、あっさりした脂です。下には、茹でたうるいが敷かれています。私は、この野菜のぬるっと感が好みです。
 


▲揚げたゆりね饅頭が、あんかけになっています。中には、小さく切られた車海老・筍・椎茸がコロコロ、。周りには、あられがまぶさっていますので、とても香ばしい匂いがします。そのせいで、食感もまたしたり。付いてないのより、ずっといいです。変な表現ですが。
 


▲お凌ぎは、手毬寿司です。鯛とサヨリの2種。手前は、蕗と鯛の子の焚いたのです。上品な大きさなお寿司です。私が作るともっと大きいぃな。



▲焼き物は筍。皮つきのままじっくり焼いた物が出されます。皮と皮の間から、湯気が立ち上ります。
姫皮もおいいしいので、そっと、歯でしごいて食べちゃいました。筍って、ホント美味しい!ご飯・お寿司・オイル焼き・焚いたの・まだまだあります、美味しい食べ方。お酒で煮た鮑と共に木の芽焼きで出されました。
 


▲赤むつ・筍・わらびの焚き物です。煮物って、私は外ではあまり頼まないので、久しぶりです。どうしてか?答えは、お酒がすすまないから。そろそろご飯にいきそうな感じでしょう。
 


▲ここでは、あらかじめお願いしておけばご飯も可ですが、通常はご主人が手打ちしたお蕎麦が出されます。汁はしっかりめ。近頃には、珍しい加減かも。
最後は、マンゴとイチゴが出てきました。

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