行ってきました

やっぱり美味しいです。

コメント(0)

2006.02.15

久しぶりです。
移転して、この丸ビルにオープンした当初は、よく行きました。。
しかし、上野時代はお昼6000円でいただけたのが、倍の値段になったので、少し行きにくくはなりましたが。
現在は、平日に限って「丸の内会席」というメニューが増え、8000円でいただけるようになりました。

私はやっぱりここは美味しい、と思います。
大好きです。
私が料理を習っていた先生は、ここの大旦那様と懇意で、何度か年末の食事会の折、お目にかかりました。
上野のお店を貸切での会食で、その度、八日市の本店から出てきてくださいました。
そして、色々なお話をしてくださり、私はすっかりファンになってしまいました。
そのお人柄、作られるお料理・姿勢―全てです。
そんなですから、勿論本店にも娘達を連れて伺いましたし、出きれば大旦那様がいらっしゃる時にお店にも行きたいくらいです。




▲お造りです。向こう側は鯛です。手前は、マグロを海苔で巻いた物です。さあ、今日はどんな物が出てくるのかしら?楽しみです。
 


▲お椀のおだしは絶品です。何と言うか、だしのほのかな甘味が感じられます。具がうんぬんではなく、吸地が、ホント美味しいです。今日は、車麩の焚いたのと、葛たたきの帆立貝です。生姜の香りが、蓋をとった瞬間、広がります。
 


▲2段重ねのお重です。蓋がされている物ってワクワクしませんか。どんな物が入っているのか、蓋を取るのが、楽しみです。期待どおり、綺麗です!美味しそうです!「下の段には、温かい物が入っていますので、そちらからどうぞ。」と言われました。



▲焼き物は、マナカツオの幽庵焼きです。味噌幽庵でしょうか。穏やかないいお味です。隣りは酢の物です。実は、私はここのお店でなにより美味しいのは酢の物、と思っているのです。どこの、どんなのよりも、私は招福楼のが1番だ、と信じて疑いません。誰を連れていっても、皆そう言います。これが食べたくて、このお店で修行された方がご主人の所は、気になって行きます。京都でも何件かありますので、行っていますが、ちがうな、という所も過去にあり、以来行っていません。
 


▲内容を紹介する為、こんな変なカットになりましたが。1の重です。味を含ませたお麩は油で揚げてあります。それで、カマンベールか、ブリーかな、をサンドしてあります。水菜は、しゃきしゃきした、お浸しです。ふきのとうは、木の芽味噌を挟んで、揚げてあります。苦味で、春を感じます。
 


▲右の器には、オコゼの肝をおろしポン酢で和えたものが入っています。トロッとした角切りの肝と、他にプリプリした部分もあります。なんだか伺うと、これもオコゼだそうで、2つの食感の違いが、楽しく感じられます。手前は、コハダのお寿司、その向こうは、扇型に切られたふわふわの卵です。どれもこれも、丁寧に作られていて、いただくのが、もったいない気がします。



▲山芋をお団子にして揚げ、揚げ豆腐と共に焚いてあります。ねっとりしたお芋とは反対に、水菜がしゃきしゃきと、いい歯触りです。一度揚げてから焚いてある為、、コクのある仕上がりになっています。
 


▲だしのかかったご飯です。焼いてほぐした鯛が、とてもいいです。香ばしい匂いがして、サラサラとお腹に入ってしまいます。おかわりで、白いご飯もいただけますが、とてもとても。
 


▲最後は、お菓子と果物かの選択です。和菓子大好き、な私は、勿論こちらです。手作りのお菓子は、山の芋が沢山入った柔らかめの白餡を、茶巾絞りにしたものです。季節がら、梅をイメージしたのでしょうか。紅の色が、可愛らしさを増しています。
今回、ちょっと寂しかったのは、12000円のでないからでしょうが、器のグレードが落ちてる事です。ここはいつも素敵ないい物を使っています。ですから、それを見るのが楽しみだったのに...。やっぱり次は高いコースをいただきましょう。

関連する記事

* が付いている欄は必須項目です

ページトップへ