行ってきました

やっと行かれました。

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2006.02.09

京都市東山祇園町南側570-6
TEL:075-551-3200
日曜・休み

1月京都に来た折、咳がひどくなり、次いで熱も出て、ホテルで寝込んでしまいました。
良くなったら、行こうかな、と思っていたのですが、ダメでした。
ですから余計、今回は楽しみにしていました。

娘が大学受験なのは、お店のみんなが、知っていることです。
無事合格した事を、皆喜んでくれて、一緒に乾杯してくださいました。  

今回、びっくりした事がありました。
食事の最中です。
「○○さんからです」、と冷酒が届きました。
「えっ、誰、それ?」
全然知らない名前です。
聞くと、カウンターの一番奥に座られている方からでした。
お礼は言ったものの、お顔を拝見してもわかりません。
私が不思議な顔をしたのでしょう、あちらから説明がありました。
一昨年、1度だけお隣になったことがあったそうです。
その時に、同じ祇園のお店、「阪川」さんの話をして...、で、「あぁ」、思い出しました。
びっくりしました。
一昨年の12月ですよ。
京都の旦那様達はすごい、記憶力。
その上、心配りもすごいです。
地元の人間でない人に、とにかく皆が皆、親切です。




▲今日はお任せ、12000円のコースをお願いしました。他にも8000・10000円があります。まずは、先附け「青梗菜と湯葉」です。湯葉を芯に、味付きの青梗菜で巻いて、蒸した?かな。うにを上に載せ、ゼリーがかかっています。
 


▲お造りです。とろ、赤貝、天然ブリ、ヒラメの4種の盛り合わせです。なんせブリ大好きな私は、今の時期が楽しみでー。お刺身は、どちらかと言うと脂のある物が好みです。そのせいか、白身の魚には詳しくない、と最近気づきました。鯛は大丈夫ですが...、情けない。
 


▲今日のお椀は、ハマグリの土瓶蒸しです。蓋をとると、柚子がプーンと香ります。小さいおもちと大きなハマグリ、すりみ団子が入っています。蕪のすり流しで、薄葛仕立てになっています。芯から体が温まります。ハマグリからおだしが出て、いいお味です。



▲フグの握りです。身がコリコリで、しっかりした歯ごたえです。紅葉おろしとポン酢でいただきます。
 


▲焼き物は、あぶらきんめの塩焼きです。皮はバリバリ、身はふっくら。脂がのった、美味しい魚です。お隣りの方は、味噌漬けです。同じお魚でも、コースによって調理法異なるようです。「おいしいっ。」と声が聞こえました。
 


▲しらこのちり蒸しです。器がとても素敵です。こういうの欲しいなー、と思いますが、使いこなせないかも。大きなフグのしらこが2切れ。下には、白菜、土佐豆腐(豆腐に鰹節をつけて揚げました)が。しらこは、トローとクリーミーです。関西はフグが豊富に出てきます。



▲鉢物は、わかめと筍の酢の物です。下から、わかめ・かずのこ・たけのこ・カニ・焚いたふきなど、色々入ってます。春の予感、って感じの鉢物です。筍は鹿児島産で、独特のえぐみがいいですね。
 


▲「甘鯛と蕪です。」と出てきました。焚いた蕪の上に焼いたアマダイです。私はここの、こういうお味噌の料理が大好きです。野菜と魚を、お味噌が上手にうまくつないでいます。以前出てきたブリと海老芋もそうですし、いいですね。
 


▲デザートです。左はバニラのアイスにスポンジ。コーヒーリキュールが香りを添えています。右は、色々なフルーツの上に生姜と蜂蜜のアイス、柚子のアイス。みんないいです。さっぱりします。特に、生姜アイスは、中々です。

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