行ってきました

久しぶりです、佐々木さん。

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2006.02.10

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

1月私が伺った時、お仕事で佐々木さんはフランスでした。
ですから、2ヶ月ぶりです、お顔拝見するのは。

前回、佐々木さん不在。
そして今日。
でわかったのは、この店の活気は、ご主人の元気さにひっぱられているんだ、という事です。

お客さん全員で、お土産話を聞きながら、時間は和やかに流れていきます。
やっぱりいると、迫力あるな、と感じます。
手さばきも会話も、存在感のある人です。

今日も、勢いのある、力強いお料理でした。




▲先附けです。葱をすっぽんのゼリーでつないであります。フレンチのオードブル、野菜のゼリー寄せのようで、綺麗です。フランス帰りが、多少なりとも影響?京都の九条葱は、今の時期一番おいしいそうです。周りも中身も、ほんとにぜ~ぇぇんぶ、葱、葱、葱です。私は大好きなので嬉しいですが。焼いた鴨をポン酢にくぐらせて添えてあります。まさしく、鴨葱!
 


▲体の温まるお椀です。生姜の効いた薄葛仕立てになっています。具は、自家製の揚げ豆腐。その上に、グジ・うぐいす菜・しらが葱です。お椀は、2月用でしょうね。今月の花、梅の細工が美しい物です。日本には、季節があるので、器を揃えるのも大変ですが、その分、楽しみでもあります。
 


▲お造りです。羅臼のウニは、6日前に解禁になったばかりで、だし醤油がかかっています。口に入れると、トローッ、と甘さが広がります。サワラの腹の部分は、焼霜つくり、になっています。ポン酢醤油でいただきます。海老は昆布〆に。トロのにぎりも健在です。改めてこうやって見ると、美味しそう!



▲ブリのお寿司です。ホント、美味しそう!「おかだ」さんでも書きましたが、大好きなんです、ブリ。願わくば、もう1つ、食べたかったです。他にもう1つ、とり貝のにぎりも出てきました。本来は時期でない為、身も薄いのですが、今日はいいのがあったので、と。三重県産です。
 


▲干し貝柱・ぐじの頭と中骨・白菜から取ったスープです。真ん中にある縦長の器で、まるごと蒸したので、まーぁるい味になりました。ポイントのようです、器ごとが。ご主人、自らよそってくださいます。
 


▲澄んでいますが、深みのあるスープです。具は白子豆腐です。タラの白子を裏ごしし、葛で練り上げて固めた物です。



▲酢の物です。具は、鮑・わかめ・うど・ふきです。食材が段々と春めいてきます。これからどんどん、香りがたち、ほろ苦さを感じられる物が美味しくなってきますね。
 


▲蕪を鯛のだしで焚いたんです。黄色いのは、からすみです。蕪が甘いので、からすみの塩味が効いています。からすみは、トリフスライサーで、薄くスライスしたそうです。
 


▲今日のご飯は、穴子ご飯です。ここに直接温泉卵を割り落とします。そしてかき混ぜるのですが、あくまで軽く、かる~くです。

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