行ってきました

雑誌を見て、気になっていました。

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2006.02.09

以前偶然見た雑誌に、ここが紹介されていました。
ちゃんとした京料理なのにも拘わらず、しつらえが洋風。
「どんなお店なんだろう?」
気になっていました。
それともう1つ、ご主人が「招福楼」にいらした、というのも惹かれた理由でしょうか。

冬場は、雪の為に岐阜羽島~京都間は、新幹線は徐行運転です。
今日もその為に到着時間が遅れ、お店の予約時間に遅れてしまいました。
ぎりぎりのスケジュール、この時期は避けた方がいいですね。
私は観光客としては、かなり土地感がありますから、最短スピードで行かれた、と思いますが、皆さん、お気をつけくださいね。

お昼の懐石は、2種類あります。
3700円と4800円です。
今日は「花車」、3700円をお願いしました。
参考までに、夜は7400円~、4段階あります。




▲お店の概観です。なんとなくわかります?純和風ではなく、どことなく洋風でしょう。
 


▲最初は、里芋まんじゅうです。つぶした里芋にもち粉を合わせ、鶏ひきを包んであります。これを1度揚げて、あんかけにしてあります。もちもちした食感が、私は大好きです。2月は、やはり梅の花です。大根・人参も梅型に抜かれて、可愛いです。葱と柚子の千きりが、香りを添えます。
 


▲久しぶりに、京都らしい料理、と思いました。ここの所ずっと、実質本位なお料理ばかりを好んで食べていました。ですから余計にそう感じたのかもしれませんが、とにかく華麗で、綺麗なお料理です。勿論、お味は言うことありません。見にくいですが、おわかりですか?器の蓋は、和紙が張られています。季節ごとに変わるそうです。今月は、梅の絵と菅原道真の句となっています。ここのところ、天神様にはお世話になっていたので、つい、手を合わせ、拝んでしまいましたわぁ~。



▲どうですか、綺麗でしょう。写真を構成しながら、「失敗したな。」と思いました。蓋をした状態の写真を撮っておけばよかった、と。想像してみて下さい。まだ蓋はされています。「さぁ。」蓋を開けたらこのお料理です。思わず「わぁー」と、声をあげてしまいそうでしょう。
 


▲手前にあるお造りです。サーモンは、大葉・山芋の千きりを芯に巻いてあります。
 


▲2月、と言えば、花は梅ですが、行事といったら節分でしょう。それを意識した内容です。左奥の器には、煮物ですが、椎茸・人参・こんにゃくの他に、大豆が入っていましたし、添えの葉も魔よけのヒイラギです。他にはシーチキン入りの出し巻き。とび子のゼリーが載った海老、いなり寿司、近江八幡特産の赤こんにゃくとサーモンのきぬた巻き。その他色々です。



▲お椀も美味しかったです。湯葉が入った卵豆腐の上には、白魚と菜の花が。ここでも人参は、梅型に抜かれています。
 


▲蛸ご飯です。蓋を取ると、柚子のいい香りがしました。ほんのりピンク色で、綺麗です。お揚げと共に炊いてあります。
 


▲デザートは、カリカリの梅を細かく切った物をブランデーのゼリーでよせてあります。もう1つがとても気に入りました。泡立てた生クリームに柚子の汁と刻んだ物を加え、干し柿でくるんでありました。あんまり好きでない干し柿が、とっても美味しく思えました。これ、やってみよう、と思います。

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