行ってきました

三月のお料理は、綺麗です。

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2006.03.11

今日、3月11日は、ご主人谷口さんのお誕生日でした。 
偶然です。
行ってみて、初めて知りました。

連れの友人は、ご主人とは、昔からの知り合いなのですが、ずっ~と、会っていなかったとか
こんな日に再会とは、偶然とはいえ、しゃれたもんです。

1階はカウンター席のみですが、2階はテーブル席になっています。  
広いのですが、今日は貸切になっていました。
ちゃんとした和食の店で、これだけ広々したお店もあるわけでなく、大勢での利用には、便利でしょうか。




▲今回は、昼の懐石「御所車」4800円をお願いしました。献立は月替わりになっていますので、今月はお雛様になっています。先附けは、桜を模した胡麻豆腐です。中には、ゆりねが入っています。色は梅肉でつけてありますが、ほのかな可愛いピンク色です。上には、山芋の刻んだのと、海老です。桜の先取り。綺麗でしょう。
 


▲お造りです。湯葉の焚いた物・よこわまぐろ・鯛の盛り合わせになっています。ここのお店は、とにかく盛り付けが綺麗です。実質本位なお店ばかりに行く私としては、珍しいお店かもしれません。いかにも、女性が喜びそうです。
 


▲3月は、お雛様献立のお店が多いので、楽しいです。やはり普段と比べると、見た目も華やかで、女性好みで、綺麗でしょうか。



▲下の段の揚げ物は「熱々のうちにどうぞ」と、ご主人がお皿を取り出してくださいました。こんな物も段々と春になりつつあります。今日は、つくし・白魚など。あぁ、春です。でも実は、京都は梅もまだ半分咲きくらい寒いのです。
 


▲可愛くて、綺麗な仕事は昔からで、親方(谷口さん)らしい仕事なんだそうです。連れがそう言っていました。隙間なく、可愛いもののオンパレードです。奥のおしどりの器の中は、朝採りの野のクレソンの芥子和えです。やはり野生の物は違います。香りも強いし、力強いですね。手前の菱形のは、サーモンがサンドイッチ状になっています。大徳寺麩やら、なんやらが重なっています。出し巻き・一口大のお寿司は蛤の貝に盛られています。どれもこれも、京都らしいです。
 


▲お椀はしんじょです。お雛様らしく、3色の菱餅になっています。白はハマグリ、ピンクはカニ、そして緑はグリーンピースです。上には、蛤、赤の綺麗な薄くスライスされた人参が、結ばれています。やはり、京人参は、赤がきれいですね。さらに金箔が豪華さをUPしています。



▲焚き合わせは、朝掘ってきた、という筍とふきです。もうどんどんでてきています、筍は。まだまだハシリで、本当に美味しくなるのは、これからですが。うすいとろみの銀あんがかかっています。
 


▲昆布〆にした鯛のお雛様寿司です。見ての通り、上には、桜に抜いた人参と花びら型のしょうがが散らされています。
 


▲最後のデザートです。水の代わりに豆乳で練った白玉とメロン・オレンジのゼリー。苺とあんこと共に。

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