行ってきました

気楽なお店でした。

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2005.12.04

先月京都の「祇園さ々木」さんで、たまたまお隣になった方から紹介されたお店です。
恵比寿駅西口からすぐ、という便利な場所にあります。
「気楽に、毎日でも行かれる店ですから。」という事でしたが。
お料理は、おまかせが7870円、5770円と3670円の3コースでかなり安め。
そして一品料理色々。
珍しい、とか、手の込んだ物ではなく、、慣れ親しんだ料理が出てきます。
今日は13品から成る、7870円のコースをお願いしました。

美味しい物を食べながら飲むにはいいお店。
お酒も山口の「獺祭り」(だっさい)の純吟というのがありました。
初めて飲みましたが、美味しかったです。
お料理が美味しいのは勿論ですが、日本酒好きの私は、おいしいお酒が置いて無い処は嫌いです。

全体的には、東京の料理だな、という感じでしょうか。。
お醤油の味が効いた、しっかりした味付けのお料理でした。
ここが、やっぱり違うのかもしれません、関西と。




▲三陸の牡蠣の酢の物から始まりました。割とお酢が強めでしたが、おだしが利いていましたので、そんなに気にはなりませんでした。これをいただいて、「さあ、食べるぞ!」モードに突入しました。



▲白子の小茶碗蒸しです。白子大好きの私には、たまらない一品です。これを一口食べた時、「東京の料理」と感じました。お醤油の味がしっかり感じられたからかしら?。



▲お造りです。「今日は、極上のメジマグロとコハダ、アオヤギ、オニカサゴです。」と出されました。マグロは口の中でとろけます。



▲お椀は、鴨のお雑煮です。ごぼう・人参・大根・きくらげ・みつばが入っていました。ここの所、一機に寒くなってきたので、こういう物が嬉しいです。ここでも「ああ。東京。」と感じました。。醤油が効いた濃い目の味付けです。



▲「焼き物はカマスです。」と出されたのがこれです。口に入れるとほんのりお味噌の味が。白味噌・味醂・酒、そして柚子にカマスを漬けておいて、焼いた味噌幽庵です。北村幽庵が考案した料理、と言われています。醤油を使った普通の物とちょっぴり趣が異なり、美味しい物です。



▲舞い茸と柿の天ぷらはお塩で。まさしく、秋ならではの具材の物です。実は私、天ぷらを揚げるのがうまくありません。そのせいもあって、出していただく天ぷらは全て、大歓迎です。素材の味が楽しめますね。



▲鰻のレンコン蒸しです。金沢の「さかれんこん」を使っているとの事。家でもよくやる一品です。我が家では、ゆりね・銀杏なども入れますが、ここのはシンプルに鰻オンリー。ますます美味しくなるレンコン。いい料理法だと思っています。



▲ご飯はむかごと鯛。むかごは別に蒸した物を、最後に加え混ぜます。鯛のいいだしと、むかごのほっこり感がいいお味でした。



▲特に名物という物はないけれど、これは美味しい、と聞いていました。確かにもちもちと、すごい弾力でいい感じ。「朝7時から練るんです」と話してくれた板前さんの右腕は、「わらび筋」でがっしりしていました。

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