友人のアップを見て、どうしても行きたくなりました
2016.10.05
京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337-2
TEL:075-212-1166
以前伺ったのは、改装される前でした。その時はまだカウンター席がなく、テーブル席のみでした。ということで、1人のことが多い私は、その後中々行く機会がありませんでした。(勝手な気おくれです)
1階は、カウンターのみ。吹き抜けの2階部分が、テーブル席のようです。
暑くて喉がかわいていたので、この日はビールからスタートしてみました。
柚子胡椒風味のマシュマロに、お店で乾燥させて粉にした、赤い万願寺をまぶしてあります。いい感じにピリっと感があり、万願寺の風味・甘味もほんのり感じます。
グリッシーニは、ディルの種を練りこんであります。白粒胡椒に刺しただけで、お洒落に見えますね。
中にスモーク帆立が入った桃のポタージュです。その後、ピクルスにした茗荷を一度凍らせて、砕いたグラニテがサーブされます。
鮎の再構築。1度バラしてから成形されていて、和食みたいです。マッシュポテトと枝豆を詰めたオーブン焼きです。頭と骨は、別に揚げています。塩して2日のほろ苦肝ソースでいただきます。緑色のは、セロリの葉のソース。鮎って、見た目は繊細そうなのに、実は力強い魚ですね。どんな調理法でも、旨味もほろ苦さもしっかり感じられ、己を曲げない。楽しいお皿。
中にプチトマトがそのまんま入った、焼き立てアツアツのパンです。目の前で切込みが入れられ、焼き上げられます。
オーブンに入れる前。見せてくださいました。この日のメイン料理です。香り高い無花果の葉で包んだ鹿肉。
「菜園」です。色が綺麗ですね。見た感じからは想像できないくらい、驚くほど色々な種類の野菜が載っています。そして、生の物あり加熱されたものありと、工夫がなされています。上の泡は、青シソです。食べた時にヌルっと感があるのは、和野菜がはいっているため。ランチには、お野菜のコースもあるくらいです。得意のようです。
実はこれ、アボカドのソースでいただくものです。アレルギーで食べられない私向けのもので、ちょっと地味になっています。茄子の上に載ったお肉は、ドライトマトと椎茸だしでしゃぶしゃぶしています。更に、天然クレソン載せ。アレルギーのせいで、地味にしてしまいましたが、茸のソースです。
焼きあがりましたよ。
パスタは、タリアテッレ。鱧ときゅうりのジェノベーゼです。胡瓜は皮をむいて、ちょっと煮ているそうで、青臭さもなくまろやかです。上の鱧は、だしにくぐらせたものです。
クロムツの蒸し焼きです。上には、サフラン風味のムール貝が1個載っています。。ソースは3色。赤と黄色のパプリカと葉唐辛子のソース。カダイフ添え。
美山の夏鹿のローストです。グアンチャーレを巻いてあります。赤玉ねぎのポートワイン煮込みソースと、竹炭塩でいただきます。
ここで、ちょこっとカレー。鹿のすじ肉を煮込んで、スパイスと合わせたキーマカレー。ひよこ豆いり。
一口でいきます。凍らせてから軽く解凍させた巨峰と梅ヨーグルト+バルサミコ酢。スポンジ生地のクルトンと。
ドルチェは、カンノーリ。詰め物は、サワークリーム・パイナップル・生姜。アイスは、バナナ。粉は、ホワイトチョコレート。
つかず離れずの接客も絶妙で、大変に居心地がよく、静かに楽しく、食事が出来ました
このお2人方のソフトな感じが、そのまんまお店のいい雰囲気になっている気がします。次はいつ、行こうかしら。
2009.05.26
2018.10.13