2月の松川さんを堪能
2016.03.05
東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1F
TEL:03-6277-7371
12:00~15:00(木・土) 18:00~22:00
日曜・不定休
行きたいという友人からのリクエストで伺った、2月のこと。ここのところ、1人で昼に行くことが多かったので、久しぶりの夜です。と言っても、こちらは昼夜、お値段も内容も、さほど変わらないのですけれど。
入った正面。「なんか・・・」と、ちょっと気になったお花。伺ってみるとやっぱり!菜の花は、食用のを使っておられました。長さ揃っているし、花はいっぱいついているし、いいアイデアだわ。
この日も、まだ蟹さんの季節。ブレスレットは、緑色ですね。
初めは、焙りミル貝と味噌を挟んで揚げた蕗の薹。甘さが増して、美味しいこと。
次は、間人の蟹の飯蒸しです。
そして焼き蟹。
蟹は濃厚なので、私は1本で充分なんです。
お造りはタイです。このわたと柚子を巻いていただきます。
ボウルの中で泳いでいたのは、モロコです。琵琶湖の固有種なので、東京ではあまり見かけませんが、京都でよく食べています。が、泳ぐ姿は初めて見ました。
お椀は、白うるしで、白網目柄です。とても優しい印象で綺麗です。蓋を取れば、帆立の真丈に生の木耳。上には、半生の焙りこのこが乗っています。木の芽が爽やかで、いい香りです。
フグの白子和えは、ポン酢しょうゆで。次回はもう出てこないかな。食べおさめ。
そして赤貝。とても身厚です。食べた感が、半端ではありません。
伊勢海老です。菜の花がたっぷり入ったあんがかかっています。あっ、念の為。先ほどのあれは、使ってないですからね~(^-^)
優しい物どうしの組合わせ。ぐじと蕗。写真、綺麗じゃありませんか?器が素敵だからでしょうね。
先ほどのモロコです。仕上げは目の前で松川さんが。いい香りです。
琵琶湖の湖畔にあるお店で、時々自分たちで焼いて食べたりしていますが、松川さんが焼いてくださると、品よい仕上がりになります。
お客様により、ここのお皿の内容は様々です。すっぽんの方もおられれば、私達のように鴨の方も。この間、すっぽんは食べていますからおそらく、これにしてくださったのでしょう。こちらのお店では、こられた方に何をだしたか、ちゃんと記録が取られています。それにしてもこの揚げた葱の細さには、毎度驚きます。
酢の物替りのお蕎麦。花わさびのせ。
この後もやっぱり白ごはん。お伴が魅力的ですからね。ついつい。
最後まで、私このみです。満足感の後、次回は何かな?なんて思ってしまいます。本当に楽しみです。
2011.08.19
2016.04.05