さろん木々イベント

木之本「冨田酒造」見学と「徳山鮓」で昼食

コメント(12)

2010.03.31

蔵元見学、私がここ「冨田酒造」を希望しました。
ブログをよく見てくださっている皆様は、すぐにお気づきになると思います。 
「七本鎗」
私が好きでよく飲んでいるお酒を作っている蔵元さんです。

冨田さんとは、朝倉さんがまだ、日本酒バーを始める以前からのお知り合いだったのです。

なんと、強運!

そしてお昼は、お酒持ち込みで、日本が誇る、発酵食品を堪能しました。




▲この日は、湖北ですね。木ノ本駅に集合、10時半。京都を9:00出発です。私はそれより早く、新幹線を利用して前乗りしました。いつもはいい天気なのですが、どうして どうして。中々に楽しい天気の1日でした。ザザザザァーと、雹が激しく降り、私は楽しかったぁ。これも滅多にないことだから、恵まれているってことね。蔵元さんに行く前に、「つるや」さんに、ちょっと寄り道。
 


▲お目当てはこちら、「サラダパン」です。たくあんのマヨネーズ和えが挟んであるという名物。せっかくここまで来たのです。買わない手はありません。
 


▲「冨田酒造有限会社」
滋賀県長浜市木之本町1107
0749-82-2013
この日は、私の大好きは「七本鎗」を作っているこちらに、伺います。京都の「日本酒バ あさくら」のご主人・朝倉康仁さんに案内していただきます。



▲とても小さな蔵です。「七本鎗」とは、賤ヶ岳の合戦で、秀吉を勝利に導いた家来の7人の若武者に因んでつけられています。そしてラベルは、ここに逗留した北大路魯山人の手による篆刻を使っています。
 


▲ご主人・冨田康伸さんは、まだ36才というお若い蔵元さんです。この日は終日お世話になりました。先ずは説明を真剣に伺います。もう3月半ばも過ぎているということで、残念ながらもう搾りは全て終わってしまっていましたが、ワクワク。
 


▲こちらが仕込水です。井戸水なので、年間を通じて同じ温度だそうです。



▲こちらは、とても貴重だそうです。お酒を搾る槽(ふね)がまず少ない。その上に木なので、もっと少ないと、朝倉さん。ここの中に袋に入った醪を入れて、圧力をかけて搾るわけです。最近は、手間も時間もかかるこちらよりも、もっと簡単に搾れる機械に変わっています。ちなみに搾ることを「明日、槽乗ろうか?」と言うそうです。
 


▲大きさも色々ですが、今回は40本のタンクを仕込んだそうです。底に残っている「滓(おり)」をのぞかせていただきました。むしろ、貴重。ちなみにオレンジ色なのは、タンクの底の色です。
 


▲タンクの蛇口をひねると、お酒が、ジャバジャバ。



▲出来たてですね。
 


▲朝倉さんからも、色々お話伺います。
 


▲さぁ、お待ちかね、試飲タイムです。ずらりと並んだ「七本鎗」どこから、行きますか?あれこれ試し、お買いものをした後は、タクシーで移動します。



▲ものすごい荒天!雹がバラバラバラ と。タクシーの運転手さんも、滅多にない天気だと。着いたのは、楽しみにしていたお店です。
「徳山鮓」
滋賀県長浜市余呉町川並408
0749-86-4045
 


▲ここは、琵琶湖のさらに北。余呉湖のほとり位置します。だから、景色もいいこと。食事のみならず、宿泊も出来るのです。着いたそうそう、もう皆様、次回は泊まりで、と。
 


▲冨田さんも、参加してくださっているので、「七本鎗」を持ち込みでの食事です。テンション、上がります。



▲ご覧の通り、浅野忠信似のイケメン冨田さんに、皆様、舞いあがっております。1人ひとり、お酒をついでいただき、さらにアップ。乾杯~い!
 



日本が世界に誇る、発酵食品。「徳山鮓」さんは、その色々なバリエーションがいただけるということで、大変に有名なお店です。ただ私、結構苦手なもので、心配しつつ・・・。
最初に出されたのは「鯖のなれずし」。おそる おそる・・・。ところが、とんでもな~い「おいし~いいいいい!」何だったのでしょう?今まで食べていた物は。頭で思っていたのと、全然違うのです。下処理をした鯖を塩漬けし、ごはんで本漬けしています。「鮓」=なれずしのことなんです。のっけから、驚きました。
 


▲余呉湖にしかいない、頭でっかちの寒鮒です。30㎝だそうです。その卵をバラバラして湯がいた子をまぶしてあります。これも、初めていただきます。



▲この日は、鯛のなれ鮓。そして左下には、鮒鮓の砕いたもの。そして鮓豆腐。発酵させたからすみの盛り合わせ。本当に発酵食品尽しです。これが美味し過ぎて、お酒が進むことすすむこと。あれほど怖がっていた私が、この短時間に、大好きになっております。
 


▲鮎の稚魚の「氷魚」です。こんない大量に見たことありませんでした。琵琶湖の北の方で揚がったものだそうです。釜揚げでいただきます。山椒味噌・大根おろし・塩。お好みで。
 


▲このあたりのお漬物だそうです。にしんの粕漬けです。



▲しし鍋です。
 


▲ごはんの上には、鰻のたいたの。お茶漬けにしていただきます。美味しそうでしょ?
 


▲デザートは、チーズケーキ?かと思いきや。鮒ずしのいいの部分のアイスクリームです。これが又、滑らかで穏やかで、絶品です。今回は、発酵食品が、どんなに美味しいか。思い知った食事となりました。何事も経験。試してみなければ、わかりません。季節ごとの内容も変わる、ということで、又来ようと、いうことになりました。



▲今回のイベントのお土産に、私が選んだのは、「谷製菓舗」ののおせんべいです。
 


▲長浜がご実家の友人にお土産にいただき、、とても美味かったもので。今回は、地蔵せんべいと味噌せんべい。卵と小麦粉・砂糖で作られています。
 

 

コメント

  1. Ryo

    お〜〜〜、サラダパン!
    感想はいかがでしょうか?^^
     
    冨田酒造さんはかなり行きたかったので残念でした。
    機会があれば是非行ってみたいです。

  2. k

    荒天の中、素敵な出会いに感謝・感謝♡
    独身でないことを恨めしく思った一日でした。
    (さヽ木さんのコメントといい、私、気が多すぎ!?)

  3. 蔵元見学も、発酵食品づくしも、サラダパン・・・・
    ぜぇ~んぶ初めてづくしの一日でした。
    大人の遠足企画in滋賀、またイベントがあれば参加したいです(*^^)v

  4. kagu

    実は私も発酵食品づくしは早苗さんのように恐る恐るだったのです。でもなんて美味しい!なんとも言えない不思議な複雑な美味しさですね。この日以来発酵食品に興味深深です。
    また違う季節に伺いたいです。ありがとうございました。

  5. さなえ

    Ryoさん
    ぴったりのイベントでしたのに、本当に残念でした。
    サラダパンですか・・・
    期待し過ぎた、ということで。
    引き続きありそうです、このイベント。
    次会は、是非。

  6. さなえ

    kさん
    はぃ、気が多過ぎです。
    出逢う方々、みんな素敵だから、仕方がないのですけれでね。

  7. さなえ

    マトちゃんさん
    楽しい1日を過ごすことが出来ました。
    まさに遠足でしたね。
    私、最近滋賀県の素晴らしさに、目覚めました。
    あまり行くことがない県だったのですが、実にいい処。
    大好きになっています。

  8. さなえ

    kaguさん
    新発見でした。
    発酵食品、た べ ら れ る~!
    しかも、美味しい!
    自分でもびっくりしました。
    今まで、「これが食べられないなら無理。」と言われて食べた発酵物、全部ダメだったもので。
    お互いに、新たな世界が拡がりましたね。

  9. きょうこ

    天候は荒れてましたね~。でもさなえさん初め参加した皆さん(私も)パワフルな方達なので、もろともせず行動してましたね(笑)
    富田酒造さん、こじんまりした蔵元さんですが木造りの槽があったり、搾った後の「おり」など貴重なものを見せて頂いてとても楽しかったです。で、もちろんお酒も購入!と、酒粕も購入、粕汁などして楽しんでいます!(^^)!
    徳山鮓さん、発酵食品は初めて!少し緊張・・・でも、大丈夫~、美味しい~~(゜o゜)また、食べに行きたーい。お酒も色々飲ませて頂いて美味しかった~。プラス、富田さん、あ~、私がもうウン年(だけか?)若かったらなー、と思いつつ。。。
    さなえさん、また、ぜひ、大人の遠足企画お願いします。

  10. 滋賀のお酒も、地蔵せんべいも、鮒寿司も。こんなに滋賀が脚光を浴びるとは(笑)
    皆様に気に入ってもらえて、滋賀県出身としてはうれしい限りです。
    だけど、こんな地元のイベントに参加できなくて非常に残念でした~~!!

  11. さなえ

    きょうこさん
    中々経験出来ない、迫力ある天気で、楽しかったですね。
    この日は、本当に楽しかったぁ。
    色々な経験をしました。
    それにしても冨田さん、すごい人気。
    そして皆様、気が多過ぎです。
    パワフルだこと。
    感心します。

  12. さなえ

    madokaさん
    なまじ住んでいると、そこの良さがわからないのかもしれませんね。
    私、滋賀県大好き!
    歴史があり、水が綺麗で食べ物が豊か。
    琵琶湖の周りだけでも、変化に富んでいて、実に楽しいです。
    お話した通り、移り住んでもいい場所の1つになりました。
    参加していただけなかったのが、実に残念でした。
    次はぜひ。

* が付いている欄は必須項目です

さろん木々会員募集のご案内

さろん木々では会員のみなさまとお食事を楽しむ様々なイベントを行っています

会員募集のご案内はこちら

キーワード

これまでのイベント

» さらに表示する

ページトップへ