さろん木々イベント

「祇園さ々木」さんで、さろん木々イベントです。

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2008.11.22

さろん木々、会員イベントをいたしました。
15日お昼、カウンターを貸切です。
献立も、通常の昼とは違う、夜に近いものをお願いしました。 

今年2回目になります。
前回参加してくださった方も、今回が初の方も、皆楽しんでいただいたようです。
ホッ。




▲シャンパンで乾杯の後、いよいよ食事スタートです。先附けは、今ならではの器に盛られています。大分天然車海老・焙ったホタテ・柿。シャリシャリするのは、小さなさいのめ切りになった梨です。下には、豆腐で作ったソースが敷かれていますので、軽く混ぜていただきます。 
「今回少しかぶるから、ごめん。」と、先日夜に訪れた折に言われていました。「これか」と思ったものの、同じなのは見た目だけ。内容は、さりげなく変わっていました。さすが!
 


▲二品目は、岡山の鯖を使ったもの。塩をして5日寝かして、酢で〆ています。これを白菜・蕪で包んであります。手前には、煎ったうにです。紅葉をイメージしたと、佐々木さん。優しい一品です。蕪の甘みと鯖の脂・塩加減がとても合って、さっぱりといただけます。毎回こちらのお店では、あまり「野菜を食べた」という印象が残りません。でも今日は違うかも。
 


▲お椀は蟹しんじょです。本当に蟹がいっぱいです。というよりむしろ、蟹だらけと言った方が正確なのが、こちらのお店の特徴です。「津居山の蟹をせせって」という言葉を佐々木さんが使っていました。東京人の私には「何?」どうやら、殻から突付いて身を出す事らしいです。これをすり身に混ぜ込んで、卵白加えて蒸しているのでしょう。上に載っている、うぐいす菜と色紙人参が綺麗です。



▲お向こうはやはりインパクトがあります。初めての方からは、感嘆の声が上がりますね。昆布森のうには、10日前に解禁になったばかりです。割り醤油ではなく、うすい醤油がかかっています。そして蛸。こちらは、昆布といただきます。塩をして4日目の近江牛のヘレ肉(ヒレ)は、しっとりとした味わいです。こちらはちり酢でいただきます。そしてお寿司は、ボストンから空輸のトロです。320㎏の鮪とか。
 


▲めちゃくちゃ笑顔やん!にこにこしながら、づけを握ってくれている佐々木さん。サービス精神旺盛な人なので、一箇所で握るのではなく、場所を移動してのサービスです。
 


▲こちらは、山形揚がりのよこわ。8㎏の鮪の稚魚です。づけ握りだけ、思い切り食べてみたい。そのくらい好きです。



▲ここで一息。ほっこりと、小蕪の含め煮です。やはり緩急は大切なのかもしれません。
 


▲焼き物は、私の大好きな、秋田の笹がれいの風干しです。美味しすぎてお酒がいただきたくなります。でも私が主催のイベントです。酔ったら大変。最初にいただいた飛露喜をちびちびいっています。夜だったら・・・。からすみも添えてあって・・・。唸ってます。
 


▲ぐつぐつは、炊いて揚げた海老芋の含め揚げに、吹き寄せあんがかかったものです。見ての通り、茸もたっぷり。でも相当に熱い!これに弱い私。西淵さんは心得ていて、ちゃんと小皿をくださるのです。ありがとう。



▲ごはんを見せてくれているのは水野さん。ここのところいつも、厨房の中で仕事をしています。久しぶり?「こんなに注目されたのは、初めて。」と少し緊張気味?この日は、鯛ごはんです。こちらのお店では、大阪「与太呂」のように、一匹丸ごと入れて炊くのではなく、頭と中骨でだしを取り、それでごはんは炊き、身は焼いて、蒸らす時に入れています。実際丸ごと入れたら、もう面倒くさいこと。骨を取るのが大変です。この別々方が、私もお推めですよ。
 


▲イベントでは、ただお料理をいただくだけでなく、「何か」をお願いしています。今回もデザート前に、だしの取り方を教えていただきました。すごくいい勉強になります。そしてデザートです。もう最後でしょうね、栗も。ブリュレになっての登場です。これも大好きなデザートです。あっという間の楽しい時間でした。皆様、堪能していただけたかしら?
 

 

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