最近、お気に入りです。
2006.09.18
京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~ 18:30~
水・休み
「家庭画報」10月号、もうご覧になりましたか?
ここのお店が、紹介されています。
こんな風に載るなんて、秋山さんは、全然知らなかったのだとか。
「笑顔で1枚、いっときましょうか」、で1枚。
それが、まさかの2ページにわたる紹介です。
発売されるまで、見ることもなかったので、一番驚いたのは、秋山さんご本人だったようです。
中々ありませんよ、見開きでの紹介は。
いい写真です。
お店の様子がよく伝わってきます。
ここが、いかに注目されているか、ということです。
これからも、益々楽しみなお店です。
▲お昼は、おまかせ3150円コースのみです。これが本当に、いいのこのお値段で?、と思うくらい、満足出来る内容なのです。 色がとても綺麗な先付けです。「全部をかき混ぜて、ズルッ、という感じで食べてください。」と秋山さん。 入っているのは、美山の白茄子・湯葉・ずいき・ペーストにしたモロヘイヤ・すじこです。適度に効いた酢が、食欲を掻き立てます。 |
▲お椀は、土瓶蒸しです。中身は、旬の松茸と名残の鱧の組み合わせ。そして豆腐が一切れです。ここの吸い地は、結構しっかりめです。キュっと絞ると、酢橘が香ります。 |
▲この辺りは、自然に恵まれている所です。ちょっと山に入れば、色々な植物が自生しています。そして、お店の庭からの恵みもあり、ここのお店のあしらいは、中々です。今日も秋山さんが、お造りのあしらいに使われているのは、ヤマブドウやら、カラスウリなどの蔓物です。こんな楽しい物がちょっとでもあると、同じお造りでも、違いますよね。 「冬になったらどうしょう!」 どんな物が採れることか、少々心配のご主人です。 |
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▲お造りです。小さい緑の器には、サバのきずしです。朝採りのきゅうりをおろして、レモン汁を加え和えています。そして白菜漬けが載っています。さっぱりした美味しさです。明石で揚がった直送サワラは、藁で焼いてあります。藁の独特なにおいが店内に広がります。脂の乗った美味しいサワラです。ホウボウは、昆布〆にしてあります。この一仕事が更に美味しさをアップしています。あしらいの茗荷は、お父様のお里から送ってもらっているそうです。 |
▲冷たい炊き合わせです。鷹が峰唐辛子は、焼いてあります。香りが強くなるでしょうか。そして、甘さも増すような気がします。そして冬瓜です。かぼちゃも載り、クコの実の赤が可愛いアクセントになっています。振り青柚が効いて爽やかです。 このお店では、野菜の仕入れは、鷹が峰の農家・美山から運んで来てくれる八百屋さん・そして足らない物を中央市場で、と色々なルートから、いい物を仕入れるようにしているそうです。だから、美味しいのですね。 |
▲揚げた小芋の田楽で、ご飯になります。一度炊いた小芋を更に揚げています。それに田楽味噌をかけ、松の実を散らして、温めます。これが冷めないように、1人1人の前には、コンロです。食事の間、ずっと炭がガス台で焼かれているのはこの為です。グジュグジュとお味噌が香ばしく焦げていくのが、何より美味しく、ご飯の共に、ぴったりです。 |
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▲ほら、ご飯が炊けましたよ!蓋を開ければこんな湯気が上ります。抜群の美味しさです。岐阜の米「はつしも」を玄米のまま購入し、自家精米しています。そして、湧き水を使い、薪で炊いているのです。今回、美味しさの秘密をもう1つお聞きしました。それは、調水後強火にかけた後、一度沸いたら、ざっくり混ぜる、ということです。こうすることで、沈んでいるお米も均一になりいい、と言うのです。普通は「赤子泣いても蓋取るな。」と言いますから、秋山さん流の炊き方です。そして、おこげを作る為に、炊き上って、火からおろした後、もう一度、火にかけ、水分を飛ばしておこげを作るそうです。こんなに手間がかかっているのですもの、美味しい訳です。ご自身も、「こんなに手間がかかるなんて、思わなかった。」とおっしゃっていました。 |
▲上が、ご飯と一緒に出されるおしんこです。きゅうりと茗荷の塩もみ・じゃこ・昆布です。私が早く食べてしまったのを見て、「おかわり、どうですか?」と、出してくださったのが下のです。つかりすぎの茄子。お好きなのだそうです。 |
▲デザートは、紅芋のきんとんです。中餡は、粒餡です。上に振ってあるのは、シナモンです。菊の花のようにみえますね。 |
2010.07.01
2018.12.06
お久しぶりです。私は二人連れで18日に来店しました。早苗様も18日に行かれたのなら同席してたのですね。
どのへんにおすわりなったのですか?
秋山さん、関西中心のグルメ雑誌にも大きく取り上げられていました。
あら、残念。
お話ししたかったです。
私は息子と2人で、カウンター越しに庭が見える辺りに座っていました。
お隣りには、東京からいらした3人組みの方がいらして、その方達とはお話ししたのですが...。
入ってすぐの方に、いらっしゃいましたか?
はい、入り口にすわっていましいた。今回は息子さんといらしたのですね!三人組の方はうるおぼえながら目にうつりましたが、早苗様のすがたは覚えていません。ぜひお話したかった。今回は聚洸さんは行かれなかったのですか?初雁と焼き栗がでてますよ!
そうなんですね。
遠かったから、私もお姿に覚えがなくて...。
こんな偶然があったのに、本当に残念でした。
今回は、私の用事はいつものごとく2日で済んでいたのですが、息子に付き合わされました。
建物・茶室・美術館などを見て回りたい、と言うので、3日もです。
あまりのハードスケジュールに、聚洸さんどころか、お茶を飲む時間も無し。
疲れました。
来月は行きたいですね。
栗のお菓子が大好きなんです。
早苗様の息子さんは大学生でしたっけ?お母様と息子さんがなかよしなのだからちょっとうらやましいかな。我が家にも大学三年の双子の息子がいます。一人は建築に進んだので、一人で最近建物を観に行く機会がふえているみたいです。
和菓子、次回は松寿軒にも足を運んで、くりきんとん味わってみて下さい。
栗がお好きなら、喜久屋さんの栗の子はご存知ですか?
息子は、もう社会人2年目なんです。
私とは、趣味が似ているからでしょうか。
時々こんな風に出かけます。
息子さん、建築科なんですね。
家は主人が建築設計事務所をしています。
息子は、出版関係の会社なのですが、やはり血を引いているのでしょうか。
好きみたいです、建物を見るのは。
来月、生風庵の栗きんとん、と思っていましたが、松寿軒に行ってみます。
喜久屋さん、ってどこにあるのですか?
生風庵の栗きんとん私も大好きです。でも今体調を悪くされて、初夏より休業されていて、雪餅も危ない状態みたいです。朝、松寿軒を、お勧めしたのですが、今日予約していたおはぎを、戴きに伺ったら、重要な法要の依頼をうけているので、そのお仕事がかなり大きくて、10月はほとんどお休みしようかとおもっています。とおっしゃられていました。
喜久屋さんは、わら天神の近くで、老夫婦おふたりで、お店を営んでいらっしゃいます。とても上質の栗を使っていらっしゃいます。朝八時から昼の三時頃までの営業です。
喜久屋さんの栗の子、写真見つけました。
美味しそう!
今回は、これをゲットしたい、と思います。
松寿軒さんは、いずれ又。
でも生風庵さん、心配ですね。
ご主人いらっしゃらないと、作れないのでしょうか。
雪餅までには、どうにか回復なさって欲しいものです。
色々情報、ありがとうございます。