行ってきました

いいお店です。

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2006.08.28

京都市上京区智恵光院五辻上る五辻町69-3
TEL:075-431-7567

お蕎麦以外の物も充実している「お蕎麦屋さん」が大好きです。
こういうお店で、じっくり美味しい物をいただきながら、お酒を飲む。
実は、私の憧れでもあります。
それでもここぞ、というお店には巡り合う事は、なかったのです。 

蕎麦は、喉越しを味わうもの、と言います。
確かにそうなのでしょう。
でも私は、じっくり味わいながら、いただきたい派です。
そして食べている傍で、あれやこれや、薀蓄を言われるのが苦手です。

ここのお店は、京都で本格的なお蕎麦を食べさせてくれることで、有名店です。
しかも、お蕎麦以外のメニューにも相当力が入っています。

今日は、とても、楽しみです。




▲お店の前に立っただけで、「只者ではない感」が伝わってきます。何なんでしょう。「ここは、いいかも。」と直感しました。
 


▲単品も沢山あります。が、今日はあらかじめ、おまかせのコース4000円をお願いしておきました。
これは、予約のみですので、ご注意くださいね。
先ずは、4種の盛り合わせです。蕎麦寿司・穴子のにこごり・京鴨のロース煮・煮た冬瓜の冷やした物の4種類が綺麗に盛られています。どれも、丁寧に作られているのが、見ただけでわかります。そしてどれも中々です。
 


▲次いで、「枝豆の冷製スープ」です。浮き実は、オクラとトマトのさいの目切りです。綺麗です。枝豆の擦り流しの中に、蕎麦豆腐が入っています。スープは、以外にとろみがしっかりしていて、塩気は少し強めでしょうか。蕎麦豆腐は、胡麻豆腐の胡麻の代わりに、蕎麦粉だ、と思ってください。いい香りがします。モチモチ感がとてもよく、私好みです。



▲そして、「加茂茄子にのせたフォアグラの蕎麦味噌のソティー・そば米の飯蒸し添え」です。面白いお料理です。フォアグラは、蕎麦味噌に漬けてあるのでしょう。これを焼いてあるのですが、こんないただき方は、初めてでした。なんとなく、洋の物という固定観念がありますが、本当にお味噌とよく合います。飯蒸しも、風味がいいので、さらにいい組み合わせとなっています。家でも、ぜひやってみたい一品です。
 


▲お蕎麦はスタンダードは、ざるそばですが、他の物に変更することも出来ます。
メニューを見ると、色々あります。初めてのお蕎麦屋さんで、蕎麦のみを味わないのは、失礼かとも思ったのですが、このトマトの物と冷やし甘きつねそばは、今だけの限定と言います。トマト好き、そして「限定」に弱い私としては、誘惑に勝てず、こちらを選んでしまいました。ごめんなさい。
爽やかでした。フルーツトマトは、湯むきしてあります。しっかり味がしみこんでいるのは、あらかじめ汁に漬け込んであるのでしょうか。大葉は手でちぎってあります。これもさらに清涼感を添えています。夏ではの、いいメニューと思います。
 


▲デザートは、仁挽き杏仁豆腐」か「そば白玉入りぜんざい」のどちらかを選びます。ここでは杏仁豆腐を食べるべし!ものすごく爽やか、清涼感の杏仁豆腐です。実にさっぱりしています。今まで食べた物とは、あきらかに違います。
なんでも、何種類もの杏仁をブレンドして作っているそうです。更に驚きは、実からペーストを作っているといいます。ここは、ホントにお蕎麦屋さん?と疑いたくなるような、懲りようです。。
労を惜しまない努力というのは、食べてに必ず伝わるものです

 
 
 
 
 

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