北山駅から、ぶらぶら行くのも楽しいですよ。
2006.07.13
京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~ 18:30~
水・休み
友人A(もうおわかりですね)とお昼に行ってきました。
北山を京都の人は「遠い」と思っているのでしょうか?
私の知人・友人達の言葉の中からは、そんなように聞こえるのですが。
どうなのでしょう。
生まれも育ちも東京の私です。
ただの一度も他に住んだ経験はありません。
そんな私から見ると、京都は、どこに行っても人は少なく、空いている。
そう感じるのです。
繁華街だってそうです。
地下鉄なんて、座れるんですよ!
ラッシュでギュウギュウが無いですよ。
だからでしょうか。
距離的にも近いですが、行くのが楽に感じます。
「秋山さん」、楽しいですよ。
是非行ってみてくださいね。
歩くのが嫌な方々、北大路や北山までは地下鉄で。
後はタクシーでいかがでしょうか。
来ただけの事、絶対にありますから。
▲今日も暑い日です。ここのお店では、着くとまず待合室に通されます。囲炉裏のあるそのお部屋で、お茶をいただきます。どこからか、時折風に合わせて風鈴が、涼やかな音色をたてています。暑さを忘れる瞬間です。 カウンターに座ると、向こうにお庭が見えます。風鈴はその窓に吊るされていたのです。 |
▲一皿目です。鷹が峰唐辛子に湯葉・うにを射込んであります。上に、おろした生姜がのせられて、冷たいあんかけになっています。くこの実の赤も可愛いアクセントになっているでしょうか。水なすもみずみずしくて、いいですね。 |
▲お椀です。鱧と冬瓜です。今の時季、大体どこへ行っても鱧でしょうか。お椀の場合には、葛たたきになっていますので、ツルンと、喉越しもいいですね。このお店のお椀の味付けは、結構しっかり目でしょうか。前回もそう思ったのですが。 |
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▲お造りはガラス器に氷を敷き詰め、梶の葉が敷かれています。七夕が、宮中の行事だった頃のお話です。梶の葉を丁度、今の七夕飾りのように飾ったのです。7月、お茶会やお料理屋さんで、梶の葉が使われているのは、この名残りなのです。意外にも、花見小路には、この木があるのだそうです。今日は、鱧の落とし・アジ・小さな器には、白バイ貝の酢の物です。おくらとろろとおろし生姜を混ぜていただきます。 |
▲冷たい焚き合わせです。トマト・玉ねぎ・茄子が入っています。上には、針生姜が沢山。地物のトマトは、塩をして焼いてあります。これがミソですね。玉ねぎの甘さが引き出された汁に、トマトも茄子も、どっぷり浸っています。体に優しい、爽やかな、一品です。 |
▲ご主人秋山さんです。まだお若く、30ちょっとなんです。お庭でたった今、摘んできた三つ葉をきれいにしています。採りたての露地物は力強く、香りもまた豊かです。 ブログに載って顔が知られると、変な格好で出歩けなくなる、と秋山さんは、心配です。いつも長靴でふらふらしているんだそうです。確かに。一緒に行った佐々木さん、お隣りに座られたお客様に、声かけられて、恐縮していましたっけ。 |
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▲これがこのお店のスタイルなのでしょうか。まだ2回目なのでよくわかりませんが。今回は、一番下には、スライスした牛蒡です。そして、焼いた茄子と焼き目のついた鶏肉です。先程の三つ葉は、ここに登場です。ぐつぐつ煮ながらいただきます。がお肉、コロコロに切られている為、中々煮えません。薄めに大きくスライスした方が良かったかも。とき卵をつけていただきます。 |
▲土鍋でかまど炊きのご飯です。おこげが出来ていて、美味しいんですよ。よそる時、おこげをよそっていいかを聞かれました。勿論です。聞けば、嫌な方もいるんだそうです。 最後は甘い物が出されます。枝豆を荒く裏漉ししたきんとんです。茶巾絞りですね。粒粒感があった方が、何を食べているのかわかっていいですね。 |
せっかくですので、記念撮影です。あんまり2人で撮ることもないでしょうしね。まぎれもなく、現在京都で予約のとれない人気店、常にその動向が注目を浴び、突っ走っている「祗園さ々木」の佐々木さんと、これからどんどん売れっ子に、そして人気店になっていくであろう、「秋山」の秋山さん。 ▲ |
2011.12.12
2013.02.03
初めまして。
関西在住ですがいつも素敵な写真とお店の紹介、楽しみにしています。
先日私も祗園さんに行ってきました。
秋山さん、ぜひに!と思って予約の電話をしましたが
ぎりぎりだったのであっけなく玉砕してしまいました。
この紹介を見るとますます行きたい度が高まっています。
近いうちにお邪魔出来ると良いなぁ・・・♪
コメント、ありがとうございます。
そうなんですか、やっぱり。
秋山さんは、確実に人気店になりつつあります。
これから益々、混むのだと思われますので、行かれるなら、早いうちに。
私のブログを見て、行きたい、と思っていただけて、とっても嬉しいです。