こちらでは、初イベントとなります。「じき宮ざわ」さんの方はもう、献立も含め全ていずみさんに一任しているそうなので、宮澤さんのお料理がいただけるのは、こちらなんでしょうね。

「ごだん宮ざわ」

京都市下京区大江町５５７　　　ＴＥＬ：０７５－７０８－６３６４ 
こちらは窓がないので、あちらのお店とは又違った印象です。綺麗な網代天井。床は、信楽の古い陶板を敷いています。とても素敵なお店です。

さぁ、スタートです。一献いただいた後は、今月いっぱいのようです、蕪蒸し。

 桜と菊の柄の大ぶりのお椀です。器も年代物がふんだんに使われていて、そちらも楽しみです。

ノドグロと聖護院大根・菜の花のお椀です。

１日寝かしたヒラメです。

マスの木の芽焼き

こちらの名物といえば、焼き胡麻豆腐ですが、今回はあえて別の物を所望しました。すると季節柄、この日は蕗の薹の焼き胡麻豆腐です。ほろ苦さがあり、香りも春でいいですね。

目の前でなされるお仕事が、実に綺麗な宮沢さん。

ほらこんなに。手打ちの蕎麦には、からすみがたっぷり。

　お酒が１合。面白いでしょう。中国の調味料入れだったようです。蓋が付いていた形跡があります。

白扇揚げのマナカツオとこごみ。

これが出てくると、「春だな」と思うのです。氷魚。わさび菜と。

 

なんて身厚な赤貝なんでしょう。量もたっぷりで美味しかった、酢味噌和え。野菜はうるい。

 

そして小鍋は、湯葉鍋です。伊勢海老を焼いて粉にした物を、好みで加えて楽しみます。

 

煮えばなのごはん。

この火鉢は、韓国で買っていらしたものだそうです。いつも素敵な器や調度品。

　　　お菓子はいつもと同様、最中です。今回は、梅の形です。

久しぶりに宮澤さんのお料理をいただきましたが、美味しかったぁ。楽しい時間でした。ありがとうございました。