２回目となった、持ちよりワイン会。会場は、我が家です。この日皆様がお持ちくださったのは、この６本です。フランス・イタリア・オーストリア・アメリカと、バラエティーに富んだ品揃えとなりました。

毎回、知識もある程度あった方が楽しいかな？と思い、下調べしてみます。以下は、それです。

「Ｃｌｅｍａｎｔ　Ｐｅｒｓｅｖａｉ」　　Ｂｌａｎｃ　ｄｅ　Ｂｌａｎｃｓ

クレモン　ペルスヴァルは、ジャックセロスで研修後、父の畑を譲り受け、２０１０年設立されたドメーヌです。シャンパンは、ブレンドが当たり前の中、シャルドネ単一で作られたシャンパンです。特有なチョーク層の上に２ｍも砂の堆積した畑。そこで育った葡萄は故、ミネラル・果実味が全体に広がります。サラリとしていますが、味わいがあります。

 

「Ｎｉｋｏｌａｉｈｏｆ」　ＩＭ　ＷＥＩＮＧＥＢＩＲＧＥ　ＧＲＵＮＥＲ　ＶＥＬ　ＴＬＩＮＥＲ　ＳＭＡＲＡＧＤ」２００２

オーストリアの白ワインです。オーストリアの物は、最近人気なのだそうです。葡萄は、グリューナー　フェルトリーナー。オーストリア最古の葡萄畑　イム　ヴァインゲビルゲで作られたワインです。早くから、ビオディナミ農法を実践し、その道の先駆者として、デメータ認証を受けている。しっかりとした構成　凝縮感に富み、白い花をも思わせる香り。温かさと美しさがある、と評価されています。

「ＭＯＵＮＴ　ＥＤＥＮ　ＶＩＮＥＹＡＲＤＳ　ｃｈａｒｄｏｎｎａｙ－Ｅｓｔａｔｅ」

アメリカ　カルフォルニア州。サンタ・クルーズ・マウンテン地区。葡萄はシャルドネ１００％。伝統的な手法を心がける個性あふれる作り手の物。畑は標高６００ｍ前後のマウントエデンの山頂にある為、冷涼な環境で葡萄は育ち、しっかりした酸味・凝縮感が生まれている。色は、レモンイエローで、上品でエレガント。シャルドネの品評会において、４位に入賞したようです。ロバート・パーカー氏によれば、アメリカのシャルドネで１番だそうです。

「Ｓｉｍｏｎ　Ｂｉｚｅ　＆Ｆｉｌｓ」の「Ｓａｖｉｇｎｙ－ｌｅ’ｓ　Ｂｅａｕｎｅ　ｌｅｒ　Ｃｒｕ　Ａｕｘ　Ｇｕｅｔｔｅｓ」
ブルゴーニュの赤です。１８８０年にワイン作りを始めた、歴史あるワイナリーで、４代目　バトリック氏の奥さまは、日本の方です。粒のみではなく、全房発酵。余分な物をそぎ落としていくようなワイン作りを目指しているようです。

「Ｃｈａｔｅａｕ　Ｍｏｕｔｏｎ　Ｒｏｔｈｓｃｉｌｄ」

エチケットはシャガールが担当した、１９７０年の物です。こんな素敵な物を飲めるなんて、なんて幸せなんでしょう。

１９７０年の物ですから、４５年物。コルクはさすがにこんなになりました。

 

そしてもう１本は、イタリア　マルケ州の「Ｖｅｌｅｎｏｓｉ」　ルディ　ヴェッルノージ　エルコレ。モンテプルチャーノ・ケベルネソーヴィニヨン・メルローのブレンド。オーク樽で２４カ月。瓶詰めして６か月寝かす。濃いルビー色。スパイシーで熟した果実とオーク樽の香り。かなりしっかりとしたワイン。

料理は私の担当ですが、これだけすばらしいワインが揃ってしまうと、かなりのプレッシャー。

牡蠣のオイル漬け

 チキンレバーのパテ

茄子のバルサミコ漬け

　かぼちゃのグラッセ

前回作ったところ、リクエストをいただいて、豆のサラダ

 

白子のガーリックバター焼き

マッシュルームの詰め物入り卵のグラタン

 

　　　　牛肉の煮込みと、ベビーリーフ・エンダイブ・オレンジのサラダ。