行ってきました

「松川」さんに、はまっています

コメント(9)

2011.09.13

東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1F
TEL:03-6277-7371
12:00~15:00(木・土) 18:00~22:00
日曜・不定休

8月31日。
関西で、台風が猛威をふるっている中、「東京は大丈夫かしら?」と心配しつつも、伺いました。

月に1度は、どうしても来たい「松川」さん。
はまっております。
ずっと前からですけれど ね。




▲お任せコースのみのお店です。ご主人 松川忠由さんの世界が、堪能出来ます。
最初は、生姜酢でいただくワタリガニです。山口県 宇部揚がりです。焼いた蟹は苦手ですが、こういう旨味がギュとつまった蟹は、大好きです。
 


▲久しぶりに唸りました。勿論美味し過ぎてです。宍道湖の鰻と冬瓜のお椀なのですが、ひと口いただけば、その滋味深い吸地が、じわりと浸み渡ります。鰻は、フワフワふんわり。白焼きしたあと、酒蒸しにしてあります。
 


▲お造りは、鯛と初めていただきました、鱧の背越です。鮎の背越しさえも、あまり食べる機会がなくなっていましたが、鮎ではなく、鱧です、鱧。驚きました。「1番鱧を生らしく食べられるかな?と思って」と松川さん。「鮎でもできるんだから、鱧でもいけるだろう。」とチャレンジしてみたのだそうです。おとしでも、焙りでもなく、こんないただき方が、あったんですね。



▲ご主人 松川忠由さんです。どちらかと言えば、口数の少ない方ですが、料理の話になれば、色々お話してくださいます。
 


▲先ほどの鱧の背越しの説明をしてくださっています。それにしても、丁寧な 綺麗なお仕事です。
 


▲骨の多い鱧を、骨切りしないでいただくわけですから、当然 このような薄いスライスになります。



▲そして、スルメイカのルイベです。この薄さが、美味しさの秘訣でしょうか。口に入れると、スッ~と溶けていきます。
 


▲イカは、真空パックにしています。水滴がつくと水っぽくなる為、そうしてから、凍らせるそうです。
 


▲鮑は、前回もいただきました。それで、「出すのよそうかと思ったのですが・・・ でも、とても良かったので。」と。これは、肝のソースが、本当に美味し過ぎなんです。



▲白ごはんに全部絡めて、いただきます。でも取りきれません。舐めてしまいたいくらい。
 


▲焼き物はグジです。皮はバリッと、しっかりと焼かれています。張られたスープが、これ又いいんです。
 


▲バカラのグラスに温かい無花果です。優しい甘さは、無花果自体の持っているもの。そのまんま焼いただけとは、思えない一品です。



▲鮎のから揚げは、背から開いて、骨を取ってあります。夏の食材の玉蜀黍のかき揚げと、秋の食材の銀杏。この日は、8月最後の日。両方を楽しむことが出来ました。
 


▲1度いただいて、もう忘れられない料理になっていました。鱧しゃぶです。
 


▲見てくださいな この美しいこと!



▲ご飯は、先ほどのだしを使った雑炊です。お漬物と一緒にいただきます。
 


▲お菓子は、卵の葛焼きです。他のお客様は水羊羹。私達は前回が、そうだったので、違う物を用意してくださっていました。
 


▲お茶をいただきながら、本当に幸せな気持ちになっています。



▲そしてフルーツで、本来は終わりなのですが・・・
 


▲季節物なので、次回は無い?どうしても食べたくて、水羊羹、お願いしました。
   

 

 


関連する記事

コメント

  1. haru

    この日のお料理は凄すぎて、だんだん口数が少なくなってしまいました。
    どんな仕事もそうなのでしょうが、1つ1つの工程を丁寧に重ねていくと総和でなく2乗3乗になるような気がします。
    松川さんのお料理をいただくと、なぜか私もきちんと生きなくちゃ!と反省してしまいます(汗)。
    鱧しゃぶ、1年ぶりですが、今年も頂けてよかったあ。
    来年も再来年もお願いしますね。

  2. さなえ

    haruさん
    背筋が、ピンと伸びる気がします。
    堅苦しい雰囲気ではないので、緊張とは違いますね。
    きちんと丁寧に作られた料理を前にすると、自然にそうなるんです。
    伝わってくる物があるからなんでしょうね。
    鱧しゃぶ、素敵すぎです❤

  3. takayama

    はじめまして。私も松川さんに7年前、大学時代の派遣アルバイト先招福楼の厨房でお世話になり何度かお話して歌手を目指していた当時応援して頂いていました。独立されるというのは伺ったのですが、昨日ふと思い出してネットで検索したらヒットして、とても嬉しくなりました。すぐにでも伺いたいのですが、紹介制であるのと私には敷居が高いので行けそうにないですが。。。
    もし近々またお店に行かれるのであれば、ぶしつけなお願いなのですが、松川さんにMDを渡した高山は今歌の練習をストップしていますが。。その後に再開したダンスを続けています、そして、いつかお店に伺いたいですとお伝えして頂けますか?突然のコメント大変失礼致しました。 

  4. さなえ

    takayamaさん
    まぁ、そうでしたか。
    今週行く予定がありますので、お伝えいたします。
    一緒にお仕事をされた方は、特別でしょう。
    松川さん、きっと喜ばれますよ。
    とてもいぃお店ですよ。
    応援してあげてくださいね。

  5. takayama

    ありがとうございます。松川さんのお料理の綺麗さとお人柄は素晴らしいですよね。私もファンでした。もちろん応援させていただきます。

  6. さなえ

    takayamaさん
    実はこの日、プライベートなお話もしていて、私はますますこの方のファンになりました。
    素敵な方です。
    ちゃんと、お伝えしますね。

  7. はじめまして。突然のコメント。失礼しました。

  8. 山口雄史

    始めまして、広島在住の山口と申します。
    とても丁寧なブログで、楽しく拝見させていただいております。

    私は飲食店の広告を主に作るデザインの仕事をさせて頂いているためか、
    和食が大好きで、広島市内の割烹や和食をメインに
    月に数回、食べに出かけています。

    この松川さんは食べログの1位で存じあげておりまして、
    今、和食では松川さん、フレンチではTAKAZAWAさんに
    行きたくて、行きたくて・・・。

    さなえさんの記事や写真、とても素敵で、丁寧に記載されているので、
    観ていて気持ちが良いです。ご自身の感動が伝わってきます。
    これからも、ブログの更新楽しみにしております!!

    PS:あの鱧の背越しの説明が、とってもとっても気になります(笑)

    • さなえ

      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます。
      お褒めにあずかりまして、恐縮しております。
      松川さんのすばらしさを、何とか伝えられたらなどと、つい思ってしまい、力が入ってしまっていますね。
      お料理は勿論ですが、本当に素敵な方なんですよ、松川さん。
      行ってみてください。
      そしてぜひ、ご感想を聞かせてください。
      お待ちしております。

山口雄史 にコメントする コメントをキャンセル

* が付いている欄は必須項目です

ページトップへ