カウンター貸切りの食事会です。
2009.07.27
何故か、こちらには伺ったことがありませんでした。
それで、さろん木々の会員の方に「じゃ、いかがですか?」
お誘いをうけました。
予約がだいぶ早かった為、まだカウンターには予約が入っていませんでした。
では。
会員の皆様にもお声かけ、楽しい食事となりました。
▲17:00~20:00(入店) 日曜・休み お料理はおまかせのみです。(税・サービス15%料は別途) この日は、8席のカウンターを貸し切っての食事です。初めは、胡麻豆腐+胡麻クリームかけです。とても柔らかな物。あっさりしています。 |
▲お椀は、京都の夏らしい物です。鱧と蓴菜のみの、実にシンプルなものです。だからこそでしょう、余計に骨切りの為の細かい包丁目が、美しのです。いただけば、はらはらとほどけていきます。 |
▲ご主人西村さんは、京都の方ですが、東京「吉兆」の出でいらっしゃいます。 |
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▲お造りは、境港の夏まぐろ。260kgあったそうです。これをたたいていあります。そして、明石の鯛に長崎県・対馬のイカです。「鮪は、是非塩で。」それはそれで美味しいけれど、私はやはり、お醤油派かな。素敵な器は、清水焼の窯元・高橋道ハの乾山写しです。 |
▲こちらの鯖寿しは、とっても有名。お土産として、持ち帰りも可能です。今回は盛られているお皿に注目!江戸今戸焼・白井半七作なんです。かなり器にも、凝られているようです。 |
▲舟型の器、写真ではよくわかりませんが、下の方には波の柄が描かれている、洒落た物。なんだか器紹介になってしまっています・・・。鱧の子と三つ葉・いんげんの胡麻和え・丸十・枝豆ととうもろこしのかき揚げ。 |
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▲焼きものはグジです。「今の時季、何故か脂があるのがあるんです。」との説明。何故だか伺いませんでしたが、こちらのお店では、鮎は使わないとのこと。信頼しているお店があり、津居山の蟹なども、そこから入れているそうです。西村さんは気さくな方で、「ここです。」と商標を見せてくださいました。 |
▲岡山下津井の蛸は、周りを焙ってあります。もずくと共に酢のものです。ここの蛸は何故いいか?そんなお話もしてくださいました。蛸は水温により、堅さが変わってしまう食材。下津井の物は、一定の水温を保ちながら運んでくる努力を、しているのだそうです。なるほど。 |
▲食べるのも好きだけれど、器も好き。そんな会員の皆様の期待の応え?どんどん出てきます。蛸の器は裏を返せば、永楽です。 |
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▲続いては、鱧の肝と皮の炊いたのです。お酒もこれじゃ、進みます。 |
▲そしてこれも又そう、永楽の舟型の器です。日本人でよかった!西洋(言い方古っ!)では、こんなことは許されません。日本には、「器を愛でる」という習慣がありますものね。とは言っても、貸切だからこそ許される、こんな事。ホント、楽しい。西村さんが色々お話してくださるもので、釣り込まれます。 |
▲「何だろう?」と思った物は、鮑の肝でした。そう言えば先ほどご主人、鮑いじっておられましたっけ。じゃ、身は? |
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▲ここにお酒を注いで、綺麗に全部いただきますよ。 |
▲揖保の糸・特選のひねです。そう言えば、今年初です、お素麵。 |
▲温かい炊いたお野菜達に、なんだかほっ。優しい一品です。かぼちゃ・冬瓜・茄子・ずいき。 |
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▲ここで、皆様おまちかねの鮑が登場です。少しバターとオイルも入ったリゾット風の仕立てです。えらく美味しい!この器、五代目清水六兵衛です。 |
▲色々な器を見せていただいております。右側の器、「六兵衛」のサイン入り。これが5代目の印です。 |
▲西村さんが、カウンターにどんどん並べてくださいます。それも無造作に。出てくる、出てくる!どんどん出てくる! |
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▲最後は、スイカのゼリー寄せと桃。 |
▲ここからはもう、器談義です。こちらはバカラ。 |
▲どれだけ持っておられるのか?永楽4世の作品。とっても綺麗です。これだけの存在感だと、西村さんは、何をどのように盛られるのかしら?とっても興味が。 |
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▲これも又バカラです。大正期の物で、日本からの特注品だそうです。醤油皿として注文された物です |
▲清水焼の窯元・三代目三浦竹泉のお皿です。現在は5代目です。 |
▲すばらしい鉢は、五代清水六衛作です。贅沢品。紅葉のみの柄ですので、秋にしか使えません。これは、手に取ってみたら、良さがじゎ~っと、わかります。ホントにすばらしかった。あ~んまり楽しくて、西村さんのコレクションの紹介みたいになってしまいました・・・。でもきっと、まだまだお持ちかと。徐々に見せていただこう、と。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。 |
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▲持ちかえりの鱧寿しです。 |
▲こちらはハーフサイズ。5250円です。 |
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2015.09.20
2018.05.30
もう2年ほど行けてませんが大好きなお店です。
京都に行ったときはここに絶対寄らせていただいてます。
まだ20代の時に初めて京都の懐石場違いじゃないかとドキドキ伺ってとっても気さくにお話してくれて虜になってしまったのです。
たま~にうんっ?って思うこともありましたが・・・
あ~早く行きたいなぁ
みゆきさん
私は、この日が初めてでした。
私も緊張してうかがったんですが、気さくなご主人様でした。
器の話になったら、次から次と出してきてくださって。
楽しい時間でした。
私も行きたくなりました。