行ってきました

お椀のトリガイ、抜群でした。

コメント(4)

2009.06.14

京都市中京区堺町通四条上る八百屋町553-1
TEL:075-213-1326

10日夜伺いました。
この日の昼は山にでかけ、予定が組みにくかったこともあるのですが、私にしては珍しく、何を食べるか?決めていませんでした。
「どうしょうかなぁ?」「何食べようかなぁ?」 
で、電話してみたのは、こちらです。
運良く今回は行くことが出来ました。
一人だと、意外に人気店でも、大丈夫なこと、あるんですよ。




▲この日いただいたのは、12600円のコースです。初めにいただいたのは、月の桂「抱腹絶倒」というお酒です。アルコール度が低めで香りも良く、ワインのような感じさえします。5月のさろん木々イベントの折りにも、大人気のお酒でした。
みずみずしい枇杷です。中には、地蛤が挟まっています。かかっているのは、土佐酢です。秋田の新物のジュンサイと一緒にいただきます。
 


▲お椀をいただきます。一番下には太胡瓜。そして舞鶴のトリガイと金時草です。とっても美味しい!いいお味です。トリガイがものすごく甘い!そして一味、違うのです。見ると肝入りの丸い状態のまんまです。普通トリガイと言えば、肝を取り除いて平たくなっているでしょう?でもこれは違うんです。肝入りをいただいたの、初めてかもしれません。これ、抜群に美味しいのです。とってもいいアイデアです。
 


▲今まさに目の前で、貝殻から取り出されたばかりのトリガイです。



▲肝が入ったまんま、包丁が入れられます。
 


▲京都の夏と言えば、鱧です。シャッシャッシャと、リズミカルに骨を切っていく包丁の音。夏ならではの、京都の音だと言えます。
 


▲鱧のおとしです。ここのお店ではわざと、一肌程度、ぬるめで出されています。ホワッとした鱧の優しさが感じられます。粗くたたいた梅をつけていただきます。



▲こちらの名物の焼き胡麻豆腐です。定番ものは、なんかほっとします。味がわかっているからかしらね。いついただいても、穏やかな甘さと胡麻の香ばしさがいいんです。どんな仕事でも、とっても丁寧な宮澤さんが、胡麻をかける時だけ、やけに大胆なのです。私はこれが密かに面白くて。
 


▲右は定番。左のは、注文して作られた物です。だんだん瓢箪柄が増えてきましたね。
 


▲焼きものは、稚鮎の塩焼きです。手でちぎられた、木の芽の香りでいただきます。



▲茄子そうめんです。以前高台寺「和久傳」にご一緒した際、初めていただきましたが、夏にはぴったりの一品です。細作りにした茄子に、片栗粉を付け茹で、生姜のきいたおだしでいただきます。さっぱりとつるんと、いただけます。
 


▲アスパラは、先附けに使われた蛤のだしで炊いてあります。これに、サザエ・フルーツトマトにとびっこ載せ。
 


▲玉じめは、北海道の無添加の塩うにがふんだんに載っています。この器、これだけ見ていると、塗り物かと見間違えません?



▲いつも心おきなく、沢山いただいております、お漬物。夏になってくると、定番に加え、茄子が登場です。この日もしっかり、水茄子をお替りしています。
 


▲ついつい食べ過ぎてしまうごはんです。「2膳目3膳目と、味わいが変わっていきますので、お替りしてくださいね。」こんな風に言われたら、もういただかないわけにはいきません。
 


▲芹の赤だしといただきます。



▲タイのマンゴ。そしてさくらんぼ「高砂」です。
 


▲この日の最中は、まん丸です。水玉かな。ワールドカップの予選中。サッカーボールに見える私は、ちょっと変?中には、自家製の粒あんがぎっしり詰まっています。皮はかるく焙ってから詰められます。
 


▲宮澤さんがたててくださったお茶をいただけば、もう大満足です。ここにして、良かった!

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爽やかです。

コメント

  1. やっぱり宮ざわさんの料理は、スゴく美味しいそうっ!!
    今年は、秋にもう1度京都に訪れる予定なのでタイミングが合えば、
    ご一緒させてくださいっ!!

  2. Ryo

    “トリガイ” よさそうですね、絶対に美味しいだろうなと。
    あいかわらず美味しそうなお料理です。^^
    ここで真ん丸の最中は見たことなかったなぁ。。いろいろ皮の種類もあるのでしょうか?

  3. さなえ

    priceless-lifeさん
    間違いなく、おいしいですよ。
    私は年間スケジュール、すでに決まっていますので、相談して早く決めてしまいましょう。
    秋はとんでもなく混みます。

  4. さなえ

    Ryoさん
    トリガイ、本当に良かったですよ。
    私も又、食べたいなぁ。
    早く、行ってくださいね。
    和菓子では、最中の皮や懐中汁粉の皮は、別部門なんです。どこでも買っています。こちらでは、金沢から取り寄せているのですが、きっとすごくバージョン、沢山あるんでしょう。
    毎月、合った物に変わっていくのが、楽しいです。
    来月は何でしょうね。

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