行ってきました

美味しい物が沢山いただけます。

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2009.02.03

岩手県北上市諏訪町2-4-46 NIXビル
TEL:019-765-3835

最初から最後まで、菅原さんが作るお料理。
堪能させていただきました。

北上は、思っていたより遠くもなく。 
美味しい物もいただけるし。
「又来ようね。」と娘と話しました。




▲一品料理・コース料理。色々選べます。おまかせ四品2800円などという、楽しい物もあります。お酒のあてに、と考えた物だそうで、焼き物・お造りが必ず入ります。私達は、おまかせでお願いしました。
最初は蕪の玉じめです。毛かにのあんがかかっています。寒い日にはぴったり。温まります。中には炊いた蕪に百合根。
久しぶり!懐かしい味がします。
 


▲お椀の中身は、大きな帆立真丈です。中には角切り。上には焙った帆立貝が、載っています。一番上には神馬草です。おめでたい時に使う海草なので、今月限りです。美味しいっ!
 


▲「お酒も沢山用意しておきましたよ。」と言う言葉通り。色々いただきました。最初は岩手県のお酒から。花巻市の、純米「びん囲い よ右衛門」



▲お造りが盛られている器、面白いでしょう?木製です。
 


▲トロ・ホッケ・ホッキ貝・八角と並びます。ホッケは、皮目を焙ってあります。北海道で、焼いた物は時々いただきますが、生は滅多にお目にかかりません。ちり酢でいただきます。いいです、これ。八角は青森揚がりです。こちらもちり酢で。場所が変われば、お造りの内容も異なり、楽しいです。
 


▲これも珍しい生の鰊を使ったお鮨です。北海道が近いので、こんな物もいただけるのでしょう。こちらも、めちゃめちゃ美味しかったです。



▲「次はどっち、いきましょうか?出されたのは「電気菩薩」「北窓三友」の2本。両方とも味見して、純米大吟醸「電気菩薩」に決めました。こちら、北上のお酒です。何でも35歳くらいの若い社長さんの蔵なのだそうで、頑張っておられるのでしょう。でもラベルが懲りすぎ?変わっていすぎ?中々手に取らないかも・・・。だけれど、味はいいんです。
 


▲鰆の塩焼き・わらびのたいたの・きんぴら。お酒が美味しく、ついうっかり!食べてしまって気がつきました。「写真撮ってな~ぃ!!!」で、鰆欠けてます。蕨は保存食用に塩漬けしたのを、使っています。
 


▲三種盛りです。これが楽しい物でした。黄色の器には、白魚のから揚げ。こちらは、単品もあるようで、よく出ていました。手前には、木耳・いくら・菊の花・みずのこぶ・「雪の下」=えのきという茸(普通に言うえのきではありません)のおろし和え。これもここならではの感じで、楽しい品でした。



▲そして右奥に、みずのこぶの土佐酢あえ。初めてかもしれません、これ。
 


▲そしてこれも又、初めていただきます。「さぐ」です。これ、熊の好物なのだそうです。山の方の方々は、これを塩漬けにして保存しておくのだとか。これをわけてもらったそうです。塩抜きし、油いためにしてありました。きんぴら風。私、熊さんと同じ好み?これ、好き。
 


▲出していただいたのは、南部美人の「All Koji」。これをロックでいただきます。2004年の物で、古酒の風味。これも又いけます。お酒、どれもこれも美味しいです。



▲鹿肉の焙りです。ちり酢でいただきます。岩手という場所は、海も豊かだし、山もあるし。食材にはこと欠かないのかもしれません。ここならではのお料理が楽しいですもの。
 


▲酒杯、好きな物を選びます。
 


▲今度は宮城県釜石のお酒「浜千鳥」です。これも、いいお酒。



▲この辺りでよく食べるという「せったカレイ」は子持ちで、煮つけになっています。すごい脂身。プッルプルで、熱々です。せりと一緒にいただきます。蕩けてしまいます。
 


▲お隣りの、地元の方から、「是非飲んでみて。」と頂戴したどぶろくです。甘みは控えめで、あっさりめでしょうか。飲みやすいかも。
 


▲これは本当に感激!鰊の白子と数の子。もうなんも言えなぃ。美味しすぎでしょ。「綿屋」を飲みながら。おかわりしたいくらいでした。



▲「田舎らしいごはんを出したかった。」というごはんは、胡麻の風味が食欲をそそる、じゃこと大根のごはんです。
 


▲赤蕪の千枚漬けは、菅原さんが漬けました。
 


▲「江釣子(えずりこ)漬け」は、大根のお漬物。この辺りの物だそうです。するめや昆布などと一緒に、寒干し大根で作ってあります。



▲そしてもう一つ、どぶろくです。私はこっちが、インパクトあって好きです。知り合いから分けてもらった品で、残念ながら非買品。それにしても、よく飲んでいます。どんどん出してくれるものだから・・・。ホント、どれも美味しいのです。(実は、ホテルに戻って爆睡でした)
 


▲どこかのお店に似ていませんか?手前、蓑さん直伝、キャラメルアイスと林檎のワイン煮です。そして苺・キウイ・洋梨・グレープフルーツとポンカンシャーベット。おかださんみたいでしょ?アイスは、単品でもいただけます。200円。デザートは他にも、注文が入ってから練る「わらびもち」などもあります。
 


▲フルーツが盛られていたブルーの器 。裏には「栄」の印です。菅原さん作なんです。京都にいた時、陶芸教室に通い、時々作っていたそうです。



▲桜の葉の香りが漂います。今年初の桜餅です。最後まで、贔屓ではなく、とても楽しい食事が出来ました。これだけ美味しい物をいただいて、2人分のお支払いは、京都での1人分でした。
 

 
 

 

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