行ってきました

美味しい料理には、やはりいいお酒。

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2008.10.16

京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~  18:30~
水・休み

笑えます。
声が出ないのです。
「あ~っあ、ぁ」
なんて思いながら行くと、出迎えてくれた岡本さんも同じ症状です。 
誕生日祝いがこれ!
笑えます。

何が悪かった?
飲み合わせでしょうか。

そんな状態なのにも拘わらず、飲めてしまうのは、ひとえにここのお料理が美味しくて、楽しいからです。




▲お気に入りのこのコーナー。もうすっかり秋です。我が家の玄関も、毎月入れ替わり。これが楽しいのです。日本に四季があって良かった!秋山さん、参考にさせていただきます。
 


▲連日あれだけ飲んだというのに、ビール。秋山さんは、それをよ~~くご存知なので、「お水もおいときましょか。」と優しい気遣い。ありがとう。
先付けは、明石の足赤海老・焼いた秋茄子・美山の黒豆で作られた湯葉・栗のチップス。ここのお店では、神経を尖らせておかないと、名前のわからない物が多々。食べたことがないものが、よく登場するのです。足赤?だったか赤足?だったか、酔ってくるとわからなくなるのです。まだ、大丈夫。しょっぱなです。
 


▲お椀は喉を潤してくれます。いつもより、より以上に美味しいこと。飲みすぎで、ハスキーボイス。風邪のせいかと思っていたのですが、違うみたいです。カウンターの向うの誰かさんも同じ症状だから、たぶんお酒なのでしょうね。鱧と松茸。今の時季のみ、味わうことが出来る贅沢なものです。心から「いいなぁ~。」そしてバナナ唐辛子。早くも「えぇっ?」です。味は決してバナナではありません。その色からかしら?



▲バーナーで、かなりじっくり・しっかり焙られているのは?後で登場します。
偶然お隣りになった方から、声をかけていただきました。一人で来ていて、名前から「そうかなぁ?」と思われたそうです。しかも写真撮ったり、メモしている怪しい人ですもの。すぐにわかるかぁ。
 


▲秋山さんと岡本さんの笑顔。こんな和やらかな感じがお店を包んでいます。楽しそうに調理されている姿は、本当にいい感じ。ピリリと張り詰めた空気も好きだけれど、私は寛げて居心地よくて、好きです、こういう空気。ちなみに、「えらい時の事もあります。」とは、秋山さんの弁。
 


▲さっと湯引きしたハリイカは、人参の葉と胡麻和えに。酢洗いした鯖。さきほど焙られていた穴子「でんすけ」久しぶりに入ったそうです。メイタカレイ。上に載っているのは、金時人参。かぼす塩・山葵しょうゆ。お好みで。
暫くすると、えんがわが焙られて追加されました。



▲勿論お酒といただきます。選んでいただいたのは「瑞冠」・中汲み生酒。これ、とてもいいです。酸味もあって、私好みです。
 


▲ここのお店の名物・黒米のおかゆ。この日の枝豆は、秋山さんの岡山の叔母様のところの物だそうです。
 


▲生け花中?秋草は、見ているだけでも好き。



▲どうです、綺麗でしょう?すすきの背丈が大きくて、全体が入りません。立ち上がって撮るなどしたら、迷惑なので、これが限界です。
 


▲先ずは、松茸を網に乗るだけのせて焼きます。私、いやしんぼ。食べてしまいました。
 


▲盛られていたのは、山科なすびを焼いて、たたいたへしこを挟んだもの。



▲こちらは、モロヘイヤと生すじこ。ポンズ醤油でいただきます。
 


▲じゃことセロリの炊いたの。そしてもうひとつありました。黒い器には、「はすことまと」フルーツほうずきの小さいのみたいです。
 


▲次のお酒は、福島・辰泉の「京の華」先日のリッツカールトンでのお酒の会でも、たんといただきましたっけ。



▲「お酒のあてに。」と秋山さんが出してくださった塩辛です。1週間置いたそうです。いかん!益々進みます、お酒が。
 


▲焼き物は、前にも一度いただいて、かなり気にいっている一品です。美山の鹿の炭火焼き。炒めた四角うりも盛られていて、このお料理、「角々 鹿々」というネーミング。かかっているのが山椒醤油なのは、やはり和食。蜂蜜もかかってます。鴨とか鹿とかには、合うんですよね、蜂蜜が。これに限っては、ワイン天国の松戸さんが、以前紹介してくださった赤ワインが飲みたい!
 


▲こちらがかかっている蜂蜜です。見せて、いや舐めさせていただきました。大原の天然の山の蜂蜜です。さほど甘みが強いわけではなく、素朴な味です。



▲「辰泉」の山廃。びん囲い。こちらは、お燗でいただきます。飲み始めると、弾みがついてきてしまう・・・。美味しいお料理には、欠かせません。
 


▲土瓶蒸しです。なんとこの器、我が家とお揃。「土瓶蒸しですが、松茸なしの土瓶蒸しです。」と秋山さん。入っているのは、鯵のつみれとしめじ・朝摘み菊菜です。いいおだしが出て、充分に美味しいのです。
 


▲ごめんなさい。私はやっぱり冷酒が好きです。で、次は、浦霞のひやおろしです。これも美味しかったですが、今回いただいた中では「瑞冠」が、抜群に良かったかな。



▲ごはんといただくのは、鰆のお鍋です。舞茸と白舞茸。丸おくらとすぐき菜。
 


▲すでに、牛蒡が入っています。鰆は入れてしばらく放っておき、レアの状態をちりすでいただきます。
 


▲絶品ごはん。今回は、秋山さんのお母様の作った梅干をいただいて、一緒に。



▲本当に種類が多くて、大変です。(私が覚えるのが)沖縄のスターフルーツ・ベミアミン・ご実家の葡萄・野生のさるなし(ちびっこいキゥイみたい)・沖縄の青切みかん・なつめ。
 


▲お部屋を移って、お茶をいただきます。この日のお菓子は、栗の茶巾絞りです。このあたりになると、ほどよく酔いも回って、お菓子の写真が・・・。今回も、お見せ出来るような代物ではありません。自分で見て、がっくりしています。想像してください。
  

 

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コメント

  1. みさ

    こんにちは。先月は秋山さんで偶然お会いできたのですが、今月は本当にニアミス(!)でした。実は「秋山」さん、翌日の17日に行ってまいりました。でも使われているお野菜が少し違うものもあったので、さすが秋山さん、毎日いろいろ変化をつけていらっしゃるのだな…と改めて感心いたしました。だんだん秋が深まるこの季節、もう来月が楽しみです。

  2. さなえ

    みささん
    私が行ったのは、11日なんです。
    ごめんなさい。
    最近書くのが遅くて・・・。
    又偶然お隣り、なんてなったら、いいですね。

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