食材の種類が多すぎて、覚えられません。
2008.04.25
京都市北区上賀茂岡本町58
TEL:075-711-5136
12:00~ 18:30~
水・休み
今回も楽しかったなぁ。
ここに来ると、なんか寛いでしまうのです。
でもこの日は、ピリッと。
ありがとうっ、岡本さん。
この日、私は新たな決意をしたのです。
最近食べすぎ、運動しなさすぎです。
で、当然のごとくです。
わかってはいても、どうも自分に甘い。
ダメな私です。
先ずは秋山さんから。
「髪型、変えました?」
次いで岡本さん。
「少し、ふっくらされました?」
髪型のせいかな、と思っては見たものの、いや、違うぞ。
実は一目で、太ったのがわかったそうです。
よっ、よくぞ言ってくれました。
本当の事を言いつつも、この優しい物言い。
決意しましたよ、痩せねば!と。
自分でわかっていただけに、感謝、かんしゃ。
本当に感謝です。
▲季節きせつ、飾り物も花も、とても楽しみです。いつもどこか楽しげな飾りつけ。私の実家の母はまめな人で、同じように楽しみながら飾り付けをしていました。子供ながらに、それを見るのがとても好きでした。その影響もあるのでしょうが、こういう空間に魅かれます。 |
▲のびるです。何か大きさを比べられる物と写せばよかった。巨大サイズ!さすがに大きすぎて、お料理されずに、ディスプレー係りに任命されてしまいました。 |
▲先付けは、蛤の殻の上に盛り付けられています。塚原の筍・美山ののびる・小さく切られた蛤の黒胡椒炒め。上には、ウニと採れたてのお庭の木の芽です。 |
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▲骨切りし、串を打った穴子に、秋山さんが塩をしています。 |
▲それを岡本さんが、焼きます。「さぁ、今日も煙々になるぞ~!」と期待したのですが、この日は残念、 ほとんどそんな事は無し。 |
▲お椀は、先ほどの焼いた穴子と卵豆腐です。焼いたアスパラと、そして何の草?エンドウ?ここのお店では、何の草を食べさせられるかわかりません。これがとっても楽しみです。こんな物も食べられるのね!毎回驚きます。 |
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▲秋山さんが持ち上げているのは、春の蛸、明石の手長蛸です。見ての通り、足が長~いこと。(羨ましい) |
▲お造りです。糸に切ったスズキは酢洗いして、山のアサツキと和えてあります。タイラギ貝は、さっと焙って、すぐき漬けを挟んであります。程よい酸味が加わって、面白いいただき方です。先ほどの蛸は、さっと蒸して半生の状態です。梅肉醤油とかかっている山椒とろろ と共に、一緒にすすってください、と。黄色い花は水菜の花です。勿論これも食べられるのです。 蒲刈島の藻塩が添えられています。 そして美山の天然たらの芽の焼いたのが、続きます。かかっているのは、お店の花山椒入りの醤油です。 |
▲黒米のおかゆさん。中に入っているこごみは天然で、初物だとか。 |
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▲青竹って、すがすがしくて好きです。ちょっとした植物が添えられ、盛り付けに風情を添えます。 |
▲凍らせた生このこ。 |
▲あっという間にいただいてしまって。実は何だったか、あやふや。 |
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▲いいだこの子です。生で取り出して、塩辛にしています。 |
▲揚げ物は、なんと葱坊主。そして鷹が峰の葱です。又々、初体験です。 |
▲京心菜・焼いた椎茸・こんにゃく・鯛の白子の胡麻和えです。 |
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▲木の芽の香りを満喫できます。焼いた白玉ねぎ・子持ち舌平目と一緒に。綺麗な色です。正に春の色。 |
▲「何かなぁ?」と思う野菜が、沢山出てくるのが、ここのお店です。他のお店では、口にするチャンスはまずないような草?も多々。これもそう。日本タンポポの葉です。ホント、面白い。白菜の花とすっぽんのスープ仕立てにしてあります。うん、中々です。 |
▲せり鍋です。野生の力強い田せりが山ほど。あまりにも沢山盛られているので、他に何が入っているのかわかりませんね。実は、パイナップルを食べて育った「しま豚」が入っています。蕨も入っていたような。そして上には、木の芽も沢山。じゃんじゃんいただけてしまいます。 |
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▲私の中での日本一は、ここのごはん。そのくらい美味しいし好き!今回もめちゃくちゃ美味しいです。時間が経つと、おこげもほらこんなに出来ています。これは食べなきゃ、だめでしょう。 |
▲豚には、沖縄の塩をかけていただきます。同じ塩だというのに、見た目だけでも、こんなに違います。 他は、藻塩とイギリスの塩。これに懲りだしたら、きりがないでしょうね。それでもそれぞれに、しょっぱさや食感が面白くて、家でも6種類くらい使っているでしょうか。 |
▲苺・スターフルーツ・沖縄のアテモヤ・そしてデコポン。見ているだけでも楽しい色彩です。ここでは、面白い物がいただけるので、とっても楽しいんです。 |
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▲この日いただいたお酒は、3種類です。私が無濾過生酒好きなのを、ちゃんと心得ていてくれる心遣いが嬉しいです。この日も京都の「招徳」「ひょうたんからこま」「七本槍」と、楽しみました。 |
▲囲炉裏のお部屋に移ります。出されたお菓子は、桜餅です。ここでいただくお菓子はいつも、どことなく素朴な印象です。 |
▲最後は秋山さんが立ててくださるお茶を、楽しみます。ここのお部屋では、ゆっくりとお話出来るのがいいです。 |
2016.03.04
2008.02.25
いつも楽しく拝見させていただいています。仲良し?カルテットの一人が去ってしまい,3人で忙しそうな様子の秋山さんですね。補充はついたのでしょうか?和食はなかなか人が定着しないと秋山のご主人も嘆いておられました。前出のさ々木さんの近江牛の塩釜といい、今回の秋山さんのしま豚のせり鍋といい、早苗様のブログのお陰で、すっかり忘れていたその時の感動や会話の一部までが蘇ってきて、何だかとても幸せな気分になりました。
平休櫂さん
本当に一人抜けると、大変です。
調理人をめざす人が少なくなった、とイタリアンのお店で聞きました。
和食は特にそうなのだとか。
確かに朝は早くから夜遅くまで。
拘束時間が、考えられないほど長い仕事です。
その上休日でも、仕事がらみでする事が多々。
こんな大変な仕事、よほど好きでない限り、選ばないのでしょうね、今の子達は。
人材不足は、大問題です。
写真もお役に立っているようで、嬉しいです。
もう少し、上手に文が書けたらいいのですけれど。